鈴鹿市議会議員の田中通です.
1/27 石薬師高校
1/27 神戸高校
1/29 飯野高校
1/30 稲生高校
と,上記4校で開催しました.
報告書が公開されましたので,是非ご閲覧下さい.
鈴鹿市議会では昨年6月から高校生対象班を編成し,実施体制を整えておりました.
実施班は8名で私も班員として参加しており,結構忙しく動いておりましたので,一区切りがついて安堵感でいっぱいです.
さて,昨日,開催されました広報広聴会議で全会派で話し合った結果,令和2年度においては一般向け議会報告会は開催を次年度検討するが,高校生対象外会報告会に関しては開催しないことになりました.
私個人の意見としましては,基本不開催,但し,飯野高校で開催したように大規模での開催に限定するなら開催するべきかと思っております.
いろいろ開催に制限がある中で,議員が行政側のような答えを出さざるを得なくなったり,小規模ゆえの偏りと言いますか,議会活動よりも政治活動に成りかねない危うさを懸念しておりました.
大好評だった小規模開催校では,最後は報告会というよりも懇談会になりかねませんでした.
フラットな議会報告会という議会活動ではなく,議員個人がよく見える政治活動と捉えられてしまえば,当初から高校側に懸念されていたアプローチになってしまいます.
大好評故の結果オーライになっていないか,今後は注意が必要です.
また当市には同年代に当初から除外されていた鈴鹿高専があるわけですが,高等教育を受けている「学生」への内容にはなり得なかったので,やはり学生と高校生は大きく違うなぁと感じておりました.
「高校生対象」と謳っているので問題ではないのですが,そこは区分するべきなのか疑問です.
そもそも議会活動は基本的に公開されており,一般向け議会報告会も開催されるかもしれません.
議員も皆の代弁者として選ばれた者で,議会は皆のものであることに変わりはありません.
Rotary ClubではRotaryバッジを渡されるときにこういう言葉をかけられます.
私達はあなたをRotary Clubの会員にすることは出来ますが
あなたをRotarianにすることは出来ません.
それはあなた自身がなし得る栄誉なのです.
こんな感じだったと記憶しております.
似たものを感じます.
今回は踏み入ってしまった感がありますが,本来は開かれた議会を身近なものするのは,あなた自身がオープンな機会をどう捉えるかかと思います.
議員としてではなく,皆の内のひとりとして私自身もがんばって行きたいと思います.