今度の土曜日に開催する市民メディア研究会の会場の手続きを白子公民館で行った.
手書きの書類が多くて大変そうだった.
私の申込に書く量は多いわけではないが,付随して職員さんが書かなければいけない量がすごく多くてびっくりした.
もし自分があんなにも文字を書かされたなら,17年来のつきあいの古傷である右手親指の突指箇所がかなり腫れて熱を持つだろう.
部屋代100円,暖房も使うのでプラス20円.
これを銀行で振り込まなくてはいけない.
金額のわりに,なんて手間がかかるのだろう.
プリペイドカードはないのだろうか.
いろんな疑問を頭にもやもやさせながら,白子公民館の近くの第三銀行まで歩いていき,120円を払った.
あまりに当たり前の窓口処理.
当たり前のことだが,この120円に巻き込まれる人々の作業は世の中でまかり通っていることなのだった.
お金を払ってそのまま帰ろうとも思ったが,私の中の違和感は飽和状態に達していた.
振り返ってさっきの窓口まで詰め寄り,「あのぉ...」と小さい声で言うと,窓口の女性の方が「はい」と答えてくれた.
もうこの人に決めた.
「この入金処理ですけどもっと簡単にならないの?」
「振込よりも引き落としとかできないの?」
「銀行として何か公民館に提案できるものはないの?」
他にももっと言ってしまったかもしれない.
どう考えても公民館運営側や銀行経営者に言うべきこと.
矢継ぎ早にわけのわからないことを言われて窓口の女性は明らかに当惑していたが,私はすっきりした.
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