ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

称号の、ハナシ。

2018年11月15日 08時04分56秒 | トルコ文化
おこんばんわw
ひつじ飼いで
ござんすw

本日は。
水曜日、恒例の

「ディリリシ・エルトゥールル」
(エルトゥールルの台頭、みたいな感じ?)

っていう。
人気テレビドラマが
ございましてw

それを見てから
のこのこ、と

PCの前に
座った次第で、ござんすw

トルコは、さすが
歴史の交差点だけ
あって

歴史関係のドラマは
面白い、と思うんだよね。

それは、もちろん。
本来の史実とは

相反したりw
現政権の思想、なんかが

見え隠れしたりする
場面も、あるとはいえw

その国の人間の
考え方や、人物像、歴史などを

映像として見れる、
っていうのは

なかなか、
興味深いもので、ござんす。

しょーもない
ソープドラマ、も
多いけれど。

それでも。
トルコのドラマって

なかなか
世界的に、有名でしてw

ってのは。
トルコ以外の国に

すごいたくさん
輸出されてるんだよね。

特に。
中東方面や、南米方面では

大人気だったり
するらしいw

こないだ、
東京で開かれた

「ドラマ大賞」?
とやらの

外国ドラマの
最優秀賞に

トルコの
「カドゥン」というドラマが
選ばれた、っての。

こっちの新聞でも
報道してたよ~。

しかも、これ。
実は。

もともと、
日本の「WOMEN」という
ドラマを

リメイクした
ものなんだけどw

トルコドラマは
元がソコ、でも。

視聴率いける!
となると

本題は無視して
どんどん、お話が

広がって
いっちゃうもので(笑)

この、カドゥンが
どのくらい

原作に忠実なのかは
よく、わかりまへんがw
(ひつじ飼いは、見ていない)

でも、まあ、
とにかく。

現在、トルコでも
大人気の、ドラマなんどすw

話しが
脱線しやしたけど。

まあ。
トルコドラマは

オモロイもんが
多いってことで。

この。
「エルトゥールル」なんか

なんか、もう。
国民名誉賞的に

大人気テレビドラマ
でして。

かの有名な
オットーマン帝国を築いた

第一代皇帝の
オスマンさん。

この人の
お父さんが

エルトゥールルさん
なわけで。

まあ、いわば
十字軍とやりあったり

蒙古軍と
やりあったりしながら

ちまちまと
草の根をわけつつ

エルトゥールルが
トルコ人の、帝国の

基礎を築いていく様、を
大部分を

想像で、補いつつ。
カッコイイ、ドラマに仕立ててある、と

そういう
シロモノなんすよw

この当時の
トルコ人の事情は

ちょうど。
戦国時代の、日本の

群雄割拠に
似てて

一応、アタマに
「セルジュク・トルコ帝国」という

王様は
いたけれど。

それぞれの
地方で

それぞれに、力を持った
いわば、豪族達が

自分達の領地を
治めてましてね。

この豪族達の
当代。

つまり。
その土地の支配者には
「ベイ」という称号を

つけて
呼んでいた、と。

当代だけじゃなくて。
上の方の、役職に

ついてる人達の
称号は

ドラマを見てる限りでは
大抵、ベイ、だったみたい。

日本語にすると。
「トノ」みたいな感じかな~???

カイ族、という一族を
束ねていた、オスマンは

オスマン・ベイと
よばれたわけだ。

かわって、
オスマン帝国(オットーマン帝国)以降。

エライ人の称号は
軒並み「パシャ」に変わるんだよね。

高官や大臣は
みんな、パシャ。

その他、民間、としては。
例えば。

村の、名主や
大地主、なんかは

「アー」という
称号で呼ばれたし。

女性は、といえば。
群雄割拠時代は

「ハートゥーン」と
呼んでいるけれども。

後代になると
「ハヌム」になるかなあ。

ちなみに、現代は、
といえば。

一般的に、
「様」にあたる敬語は

男性に対しては
「ベイ」

女性に対しては
「ハヌム」

でござんす。
まあ。

ミスターと、ミセスみたな
もんだにゃ。

両性とも
「様」で済む、なんて

日本は、なんて
合理的だ、と思ったりしてww

王子、姫、という
単語に関して、は。

一応、
姫=プレンセス

王子=プレンス

という言葉が。
現代語では、あるけれども。

昔は、
王子=家督継承権のある男子、は

シェフザーデ、と
呼ばれたとな。

古トルコ語の
王子、にあたるのは、
これだけど。

いわゆる、
姫、に当たる言葉は
見つからないね~?

誰々の娘、という
呼び方しか、見つからないww

女性には
家督継承権は、まったくなかったから、なのか?

あえて、
言うなら。

皇帝の奥さん、や。
と言っても。

基本、オスマン帝国の
皇帝たちは

誰とも、正式な
婚姻関係は、結ばなくて

王子を生む女性は
全部

愛妾1号、2号、3号…、と
続いていく、わけだがww

この、愛妾の中でも
力のある者。

もしくは、皇帝の姉妹。
または、皇帝の実母、などは

「スルタン」という称号で
呼ばれてたみたい~。

ところで、ね。
うちの、次男の名前は
おジーさん

すなわち、
ひつじとーちゃんの

お父さん、の
名前なんですわ。

トルコでは、
先祖の名前を、そのまま

子供につける、ってのが
昔は、良くあった。

例えば。
義兄3号の名前は

彼の父方の、おじいちゃんと
同じだし。

義兄4号の
名前は。

彼の、母方の
おじいちゃんと、同じ。

うちの、
ひつじと~ちゃんに、到っては

彼の、
ヒイおじいさんと

同じ名前だ、
ってんだから。

どんだけ、
一族に

同じ名前の人が
いるんだよ、っていうね。

当然。
うちの子供らの、イトコたちも。

ひいおばあさんの
名前だったり。

ひいおじいさんの
名前だったりww

で。ま。
うちの、次男は

おじいさん、と
同じ名前で、あった、とww

ところが、さ。
次男の場合。

おじいさんが
存命中に

名前をもらった
もんだから。

こっちとしては。
やりにくい(爆)

うちは、
義父母と、同居してたからね。

次男が、何か
悪さをしても。

義父の前では
名前を呼んで、叱り飛ばす!ってのが

なかなか
やりにくかった(爆)

で。
考えたのが。

日本語の
「兵衛」べえ、をつけて
呼ぼう~っての。

例えば。
オスマンだったら。

オスマンべえ~と
呼べば。

とりあえず。
義父をしかりつけてるような
感じには、ならんだろう、とww

で。
べえ~、べえ~って

つけて
呼んでたわけ。

そしたら。
それを聞いた義父が。

「トルコ語の、ベイ」と
勘違いしてくれましてね。

こりゃ、ひつじ飼い。
うまいこと言うな、と

エライ
気に入ってくれたww

そりゃそうだ。
「殿!」って

呼ばわってるような
もんだもんね(爆)

すっかり、それが
気に入った義父は

自分も、
次男を呼ぶときに

ベイ~と
つけて、呼ぶようになって

次男の名前は
「コひつじ2号ベイ」で

定着したので
ございましたww

今更、日本語の
「兵衛」だなんて

言えなくなっちまった
ひつじ飼いは

笑ってごまかし
ましたとさ(爆)

その後。
義兄3号の息子にも

うちの次男と
同じ

おじいさんの名前が
つけられたんだけど。

こちらは
うちの次男と混ざって

ややこしい、
ってんで。

うちの次男は、ベイ。
義兄3号の息子は、パシャ、と

呼ばれるように
なりましたとさww

だ~か~ら~。
いっぱい、同じ名前を

つけなきゃ
いいのにねえ~www

ちゅうわけで。
称号、の
お話でしたw




本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

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