心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

映画三昧

2009-07-02 | 日記
「屋根の上のバイオリン弾き」「赤い河」白黒画面です。
DVDを収集している知人がリストを見せてくれたのでその中から選んだ作品。

なぜ屋根の上でバイオリンを弾くのかなって不思議に思いながら観ました。
ユダヤ人の悲しみが伝わってきます。政情がとても不安定で差別を受けながら
貧しい村の生活を懸命に生きているのに村を追い出されてしまう。
不安定な屋根の上で弾くバイオリンの音色は悲しくひびきます。

「わが命つきるとも」はカラー映画です。
今更ながらだけど、映画の中には聖書の言葉が沢山出てきます。

母の死を機に聖書の転記(ただ移すだけ)を始めやがて3年になります。
映画で使われる言葉が大分理解できるようになりました。

「わが命つきるとも」は決して神への信仰を曲げず信念を貫き通し、
斬首されてしまう話です。
「皆が賛成だからあなたも」と言われる事があったら・・・。
「有利なものと引き換えに」と言われたら・・・。
とても耐えられない。

遠藤周作氏の「沈黙」が頭の中をよぎります。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする