心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

歩いても歩いても

2009-07-15 | 日記
昨夜、映画「歩いても歩いても」というのを観た。

海で人を助けて亡くなった兄の法要のために帰省する弟、子連れの女性と結婚している。

帰省からの一日だけのストーリー。

何気ない日常の何処にでもある会話だけど、親の世代、子供の世代そして孫たちの世界。

本当に何気ない会話の中に身につまされるものを感じさせてくれる作品であった。

母親が言う。息子が助けた青年に「これからもずつとお参りに来てくださいね」

所々に本音のやり場のないさりげない会話がある。

親の思い、子供の思い、その年代でしか感じえないことがらがジワッと伝わってくる。

どちらの世代の気持ちも理解できるようで、妙に落ち着かない思いを抱いた。

若い時、偉そうに言っていた言葉、今は取り消したい・・・。



食卓を整えて娘の帰宅を待つ間、外に真昼の明るさを感じて思わず外に出てみる。

黄金色の太陽だ。電話が鳴る。虹が二重に出て綺麗だよと・・。

太陽にばかり気を取られていた。反対側に虹・・・。梅雨の最後の徴かな?

コメント
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