今年も5人で行ってきました。今回は沢口旅館のお世話になりました。
行く前の日の4月29日が強風のため欠航になり、30日も欠航が心配されましたが、船は出ました。
但し出航前に「波の高さ2~2.5mで相当揺れますので船内を歩くことが困難になります」というアナウンスが有りました。
波の高さ3mなら無条件に欠航になりますので、連休の客を島に渡すためのギリギリの選択だったようです。
案の定すごく揺れました。船酔いは何度経験してもつらいです。
30日の天気が一番良くて時々薄日が差していました。一の畑の八重桜は見頃になっていて季節はいつも通りに進んでいる感じでしたが、この日は北西の風が強く一日中寒かったです。
1日は未明から雨になり午前10時近くなってやっと止みました。しかし鳥はまずまずで島ならではの探鳥が出来ました。
2日は雨こそ降らないものの暗く寒い朝でした。昨日までは聞けなかったコルリの声があちこちでしていました。
島に着いてすぐにウミネコが歓迎してくれました。
飛島に来たなあと一番感じるシャク(セリ科)の花
キビタキはオスメスともに多く見られました。
おばこ旅館前にだけ出ていたムネアカタヒバリ
島中あちこちらで見られたアトリ
今年はツグミ類もたくさん入っていてアカハラも多く見ました。ツグミの群れの中にいたハチジョウツグミ(証拠写真)
荒崎に降りる道に咲いていたセンボンヤリ(キク科)荒崎でムジセッカが見られました。
1日になって入って来たマヒワ
かわいい人気者コサメビタキ
宿の目覚ましはイソヒヨドリのさえずりです。
1日午後からあちこちで見られるようになったキマユホオジロ
去年見られなくて今年は無事見られました。コホオアカ
これも去年見られなかったマミチャジナイ
たまにヤブから出てきて大人気だったノゴマ
ちょっとピンぼけですが最後にオオルリを。
付録 今回個人的に特に印象に残ったのがムジセッカです。「タッ、タッ」と聞こえる地鳴きを堪能しました。僕は写真を撮れませんでしたが、同行されたキッチンAyaさんが綺麗な写真を撮られました。
色とりどりの夏鳥、きれいですね!
ノゴマがかわいい、うらやましいです。
行きの船は始めから揺れる覚悟だったので、乗り物酔いを飲み、海鳥観察を諦め、船室で横になって1時間15分を無事にやり過ごそうと万全の準備をして臨みました。
でも酔いました。ああ悲しい!
帰りは揺れなかったのですが、そのかわり海鳥はオオミズナギドリ、ウミウ、ウミネコだけでした。
難しいですね。