チームはばタンの旅ラン日記

プー太の旅日記改め、
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マラソン絡みの内容をお届けします♪

済州島 2日目・・・ 萬丈窟

2008-12-03 | 旅行
済州島 2日目・・・ /

この日は1日タクシーをチャーターして、島の東側を観光しました。
済州島は電車も走ってないし、移動はタクシーかバスかレンタカー
どの本を読んでも、ハングル語が読めない人はバスの利用は難しいと・・・
それならレンタカーなんて絶対無理xxx

で、インターネットで交通手段を調べていたら、済州島で個人タクシーに乗ってて、日本語バッチリ 優良運転手 奥さんが日本人だから反日感情の心配もなしの運転手さんのホームページを見つけました。

プー太ママも、最初は『大丈夫かな?!』と心配ぎみでしたが、そのタクシーを利用した方の感想(クチコミ)と、むっちゃマジメそうな運転手さんの写真を見て、『よし!決めた』ってことになりました。

2ヶ月以上前からメールで予約を取り、済州に行くまでの間に何度もメールで観光の相談に乗ってもらって、綿密な計画を立てました。
見たいスポットは沢山あるけど、一通り見て回るのにいったいどのくらいの時間がかかるのか?? わからないことがいっぱいだったんですが、その運転手さんのお陰で無理のない計画を立てられ、満足な観光ができました。

その方はキム・ソンボさんという名前で、私と同い年・・・
メールで何度もやり取りしてたので、何か初めて会うって感じがしませんでした。

予約を入れたときは、ここまで円高でなかったので、料金は日本円で1日(8時間)15000円。1時間延長で1000円でした。(ガソリン代・駐車場代・運転手の食事代含む。)4人まで乗れるので、人数が多いほどお得!
が、11月~値下げで1日(8時間)12000円。1時間延長で1500円。
でも、私たちは朝の8時~夜の7時まで(11時間)で14000円にしていただきました。
旅行前にも色々お世話になってたので、お土産も用意して行ったからサービスしてくれはったのかな?!

確かに、交渉次第ではもっと安くタクシーをチャーターできます。現地で乗ったタクシーでも『案内するよ!安くしておくよ!!』なんて言われましたが、個人的な感想では、キムさんの車(新車)は綺麗でゆったりしてました。普通のタクシーより高級な車種。滑るように走るので乗り心地抜群 気持ちよすぎて寝ちゃいそうになりましたが・・・ 
言葉で困ることはなかったし、当たり前だけど安全運転 でもね、韓国ってタクシーですら他の車・歩行者がいなければ赤信号でもGOなんですよ
だから、キムさんの運転は乗ってて安心
それと、キムさんは名カメラマンなんです。今日の写真も洞窟の中でキムさんに撮っていただきました。
ちょっとした移動なら流しのタクシーでOKですが、1日乗るならキムさんのタクシーがお薦めです。
これから済州へ行かれる方は是非どうぞ!

本題までに長々と書いてしまいましたが

この日は朝ご飯抜き?!
前日に買った韓国菓子の残りとヨーグルトだけで出発です。

グランドホテルのロビーで朝8時に待ち合わせ。
私たちは約束の時間の5分ほど前からロビーをうろうろ
キムさんは約束の時間ちょうどに現れました。
私たちも写真を添付したメールを送っていたので、お互いすぐに気付きました。

挨拶も早々に、すぐにキムさんのタクシーに乗り込みました。

まず最初の目的地は『萬丈窟』 ホテルから車で40~50分の距離です。
9時からしか見学できないので、途中キムさんお薦めの綺麗な海を見て、萬丈窟へ向いました。

そうそう、途中立ち寄った海にカラスがたくさんいたんですが、済州のカラスは小さいの鳩くらいの大きさ・・・   日本のカラスはデカイでしょ?!
キムさんが言うには『日本のカラスは食い過ぎ』なんですって・・・ 確かに

ちょうど9時頃『萬丈窟』へ到着。
まずは覚えたての韓国語で入場券を買います。
『アンニョンハセヨ!(おはようございます)ハンジャンジュセヨ(1枚下さい)』と言うと、係りのおばさんはニッコリしてチケットをくれました。(大人ひとり2000Wです)入場料を払い『カムサハムニダ』とお礼の言葉も忘れません。

何故にプー太ママと一緒に2枚まとめてチケットを買わなかったかと言うと、これも日本で事前に調べてたことなんですが、『○人分ください』とチケットを買うと、1枚のチケットに○人分と印刷されてしまうんです。
記念にひとりずつチケットが欲しかったので別々に買うことにしました。

いきなり階段を下って洞窟内へ。キムさんも一緒に行ってくださいました。

萬丈窟(マンジャングル)は、世界最長の溶岩洞窟で幅約5m、高さは5~10mあり、
洞窟奥までの総距離は13.4kmにも達するそうです。洞窟が形成されたのは約250万年前で、済州道火山が形成される際に漢拏山噴火口より溢れ出た溶岩が海に流れ込み形成されたと言われています。
地下宮殿のような内部景観は雄大荘厳で深みを持ち、特に精巧にできた彫刻のような石亀は、その形が済州道に似ていることからも観光客に人気が高いそうです。
また、洞窟天井の溶岩鍾乳石や壁の溶岩羽などが神秘的な地下世界を演出しています。
洞窟の温度は季節に関係なく常に11~21度を維持しているそうで、奥のほうが風がないので暖かく感じました。
洞窟の中を歩いていると巨大な石柱が1km地点に立っており、ここから先へは進めないようになっています。皆ここで記念写真を撮って引き返します。
往復50分程度はかかるでしょうか・・・
萬丈窟は、こうもりを始めとしてムカデ、蜘蛛、ざりがに虫などが洞窟の主として住み着いていると聞いていましたが幸い遭遇せずにすみました。
まるでギリシア神話に出てくる宮殿の廊下を連想させるような萬丈窟は、すぐ近くにある金寧窟(キムニョングル)と共に天然記念物第98号に指定、保護されているそうです。

とにかく広い・長い洞窟でした。
3人だけなら怖いけど、後から女子高生の団体が追ってきたので終始賑やかでした。