チームはばタンの旅ラン日記

プー太の旅日記改め、
チームはばタンの旅ラン日記にバージョンアップ?!して、
マラソン絡みの内容をお届けします♪

済州での乗馬 民族村 城山日出岬

2008-12-09 | Weblog
ロケ地を見学した後は、済州の民族村へ・・・(見学無料)

済州道が三県に分けられていた1410~1914年まで旌義県の首都であった村で、東部山間地帯の村の特徴が残っています。            
現在民俗資料保護区域として指定され、312軒の家に実際に人が生活している民俗村なんです。
日本で言うと、私が実際に行ってみて大変だなと思った『白川郷』みたいな感じ・・・
観光客はくるし、生活もしなければならないし・・・
住民の方々がボランティアで案内してくださるんですが、最後にお茶など試飲販売する小屋に連れていかれます。
でも、作った民族博物館でなく、実際に住んでいる家や村を見学できたのはよかったと思います。
県庁があった日観軒、背の低いトルハルバン、玄武岩で建築された城邑城址、竹の木とススキを使用した屋根の草家、多様な生活用具などが昔そのまま保存されていました。
もちろん家の中は覗けませんよ!

で、お昼は、民族村のすぐ横にある食堂で『牛プリコギ』を食べました。一人前10000W
初めて食べたので、食べ方がわからず、お鍋?!(鉄板??)の中の具を勝手につついてたら、食べ方が間違ってたみたいで・・・
周りに溝みたいなのがあったので、そこに野菜を落として煮込んでたら、全部(野菜も肉も)真中で焼くみたいなんですよね・・・
運転手のキムさんは別の席でお食事・・・
お店の人は日本語が上手でなく、お店も満員であまりかまってもらえなかったんですxxx
お味は・・・ 微妙。美味しかったけど、すごーく薄味でした。もっとはっきりした味かと思っていました。

お昼を食べた後は、城山日出岬へ!
済州市から東に48km離れている城山浦海辺の城山半島の上方に噴火口となっている石山です。
高さ182m、3万余坪の王冠型で、99個の奇岩峰と青い海の上に昇り出る日の出は実に壮観です。(でも、これはヘリなど使って上空からしか見れませんxxx)
西の城山港には120トン級の観光遊覧船が1時間毎に城山日出峰の周りと牛島を一周運行します。
済州道の中一番印象深かった観光地として断然城山日出峰を選ぶ人が多いそうです. 城山の日の出は最高らしいのですが、お天気が悪かったことと、日の出を見られる確率が低い時期だったのであきらめました.
日出峰は済州道記念物第36号として指定, 保護されているそうです。
一応峠のてっぺんまで登れるようになってるんですが、時間がないので下から全体をながめるだけにしました。

済州は馬も有名で、済州馬はおとなしくてよく働くそうです。
島の中にはたくさんの乗馬場があるんですが、これも時間がないからとあきらめていたんです。(各コースがあって、最低でも30分ちかく取られるし、料金もそこそこの値段してるし・・・)
すると・・・ 城山日出峰のよく見える海岸に馬が数頭・・・
キムさんが『ここはモグリの乗馬屋なので安いですよ!そのかわり、あっちまで行って帰ってくるだけだけど・・・』と教えてくれました。
安くて時間がかからないのはありがたい!『トトロ乗ります!!』
プー太ママにカメラを預けて、いざお馬さんの背中に・・・
料金は何と5000W 日本円にして400円ほど(その日のレートだと)です。
ラッキー 九州でも馬に乗ったし、済州でも乗りたかったんだー
モグリ営業のおじさんが綱を引き、城山日出峰に向って歩いていきます。
その頃には晴れ間も見えて、景色もいいし、最高の気分。
おじさんは全く日本語話せないし、ふたりとも黙ったまんま・・・
すると前方に1匹の犬が・・・
『あの子何してるんやろ??』そう思いながら、そのワンコの近くまで来た時・・・
おじさんは私に、握っていた金具から手を離すよう言い(言葉が通じないから、無理矢理?!離されました)持ってた綱を 私が握っていた金具に巻き付け、(ちょうどその頃、放し飼いの犬が反対方向に走っていきました。)何か掛け声をかけました!
すると、馬が勝手に(いや、おじさんの命令通りに)犬の後を追って走り出したではありませんか・・・
『うそー 私はどうなるの??』必死に金具を握り締め、おじさんが後から追っかけてきてくれてることを祈り、落馬しないようにだけ踏ん張り続けました。
下は砂浜なので、そんなにスピードは出てないと思うんだすが、馬も脚をとられて安定が悪いこと・・・
途中から開き直って『暴れん坊将軍(松平健)』になったつもりで乗馬を楽しみました。
馬は賢いもので、最初に乗った場所まできたらピタっと止まって、おじさんが戻ってくるまでおとなしく待っています。
私も、一人で降りるに降りられず、おじさんが戻ってくるまでおとなしく待っていました。
写真がそのときのものです。
おじさん?? のんびり歩いて戻ってきました。

ちょっと怖かったけど、すごーくおもしろかったです。