呼吸で癒そう

ゆっくり呼吸するだけでカラダは安心して落ち着き
内側からゆるんでいきます
ゆるんで笑ってぷくぷく参りましょうぞ

体は自分に注目してほしいのだ。。。の巻!

2009年01月15日 | 呼吸統合セラピー
それでは、体験談を少し書きます。

40代の男性です。
コンピューターを仕事で毎日長時間使うため、
気づいたらマウスを使う手首が、けんしょう炎になってしまいました。
クリームを塗ったり、病院に行ったり、鍼治療に通ったりもしましたが、
一瞬よくなっても、また少ししたら痛みが出てくる。
それを何年も繰り返していたようです。
呼吸で痛みがとれるはずなんかないよね、と思いながらも、治ったらいいな、
くらいの気持ちで始めました。

手で触って、痛みを感じて、意識を向けて、ゆっくりそこに息を送り込む。
鼻から吸って、ゆっくり口から静かに、まるで手首から息を吐いているかのようにイメージして。
何回か繰り返していくうちに、手首がほわ~っとあったかくなって、
息が届いたことがわかったと言ってました。
直後は痛みが全くなくなっていて、驚いていました。
そして数日後にまたちょっと痛くなってきた。。。
その時は一人で、私の言葉を思い出して、
‘触って、意識を向けて、鼻から吸って、、、、、口からはく、、、、、’
と半信半疑でやってみたら、それ以来痛みは全くないそうです。

自分の体が一番注目してほしい人、理解してほしい人、それはお医者様でもなく、
友達でもなく、パートナーでもなく、家族でもなく、自分なんですね。
それなのに、私たちは薬、他人任せにしてしまう。

こう考えてみたらどうでしょう。
自分の小さい頃を思い出してください。
転んで足を打って痛くて、わんわん泣いている。
小さいから、どうしていいのかわからないし不安です。
そんな時、家族の誰かがさすってくれる。
痛いの痛いの飛んで行け~をやってくれる。
誰誰に飛ばしちゃえって笑っているうちに、
それだけでホッと安心したこと、覚えてませんか。
誰かが自分の痛みをわかってくれた、そこに一緒にいてくれた、
それだけで、いいのです。

それと同じことを自分の体にやってあげてください。
自分の体が一番注目してほしい人、それはご自分です。
周りの人は一緒に支えることはできます。
けど、小さい自分に一番の愛情を捧げられるのは、今大人になった自分です。

’手で触って、意識を向けて、息を送って、ただ感じる。。。’

明日もまた、体験談をお伝えします。
ご質問をどしどしお寄せください。


息を尾てい骨に送り込む、えっ、どうやって???

2009年01月14日 | 呼吸統合セラピー
一番初めに書いた、‘タッチ、まず触る‘では、私自身の体験談、ハンモックから落ちて尾てい骨を打った話をしました。
いたた、、、打った次の瞬間手は尾てい骨を押さえています。
そしてその痛みを否が応でも感じる。(私は声に出して痛みをののしったように覚えてます!)

次は手が押えている痛みに息を送り込む。
どうやって呼吸を、息をお尻に持ってくの? はぁ~~~?
ほとんどの人がそんなことできっこない、って驚きます。
ところが、意識を集中してやってみると、誰もが何回目かの呼吸のサイクルで
息が届いたのがわかります。鼻からゆっくり静かに吸って、意識を向けているところに息がいくようにイメージする。
そして吐くときは、口からゆっくり静かに、そこから吐くようにイメージします。何回か繰り返しているうちに、その瞬間痛みの真ん中が広がっていくような温かさを感じます。
人によって感じ方、表現の仕方が違いますが、固い感覚が柔らかくなっていく、
冷たい感覚が温かくなっていく、小さくなっているものが広がって大きくなっていく、、、言葉は違っても同じです。
この感覚を感じることが大切で、これを十分感じることによって
痛みが和らいでいくのです。 

この方法によって、何年も悩んでいた手首のけんしょう炎が治った人、長年の腰痛が和らいだ人、生理痛が治った人、
などなど体験談はいっぱいです。
明日はいくつかの体験談をお伝えします。

ご質問は是非ともお知らせください。
今日も寒い一日でした。
ご自愛ください。
それでは、また明日。

そして、そこに意識を向ける

2009年01月13日 | 呼吸統合セラピー
前回のタイトルは、‘タッチ、まず触る‘でした。
今回は、自分の手で触ったところ、痛みがあるところ、症状があるところ、に
‘意識を向ける‘です。

前回の尾てい骨の話。
まず触って、痛みの中心に息を送りこむと書きました。
普通なら、痛みがあった時には、その痛みをなるべく感じないように、紛らわしたりします。
そうではなく、痛みの中に自分が入っていくような気もちで、痛みを邪魔にして消すのではなく、意識を向けて、その痛みを感じるのです。

それは例えば、とても辛いことがあって落ち込んでいるとき。
友達が言ってくれる言葉、どちらが安心しますか?

A. 大丈夫、そんなこと何てことないわよ。。。
B. 辛いね、辛かったね。。。

正直に本当に辛い時、立ち上がれないくらいに力が出ないとき、前が全く見えないとき、
A だと何故だかあまり元気になれません。この励ましは、ちょっと元気が出始めた時に力づけられますが、トンネルの出口の光が見えない時は、実は辛いだけです。
しかし、Bの様に少しでも自分の辛さを理解してもらえたとき、なぜだか人は安心します。

それと同じことを自分の体にするのです。
痛いね、って感じる、理解する。
すると不思議にその痛みを作っている滞りのエネルギーが、自由になります。

自分の体にもっと意識を向けてみると、必ず体はそれに反応します。
触って、意識を向け、感じて、そのままを受け入れる。
すると、体はどんどん喜んで元気になってくれます。
自分の大切な体ともっと優しくつきあってみませんか。

明日は、息を送り込む時のことをお伝えします。
ご質問はどんどん書き込んでください!

タッチ、まず手で触る

2009年01月11日 | 呼吸統合セラピー
はじめまして。
今日から呼吸を使った、簡単な癒しの方法をお伝えしていきます。
私自身の体験談で一番パワフルだったものを紹介します。

ある朝、家の屋上でハンモックに寝っころがってお茶を飲んでました。
ハンモックの紐が切れて、私はお尻からタイルの床に落ちました。
鋭い痛みが尾てい骨から走り、全く動けない痛みに襲われました。
まずそういう状況になった時、人は手で痛い場所を押さえます。
私も気づいたら手で尾てい骨を押さえていました。
暫く痛みに戸惑った後、手で押さえている場所、痛みの中心に意識を向けて、
呼吸をその中心に送るようにイメージして鼻から息を吸い、
口から息を吐きました。
息を吐くときは、痛みの中心から吐くように、まるでそこに口があるかのように
息を吐きます。意識を痛みに向けて呼吸をその中心に送る、
それを繰り返し続けました。10分もしないうちに鋭い痛みがなくなったので、ゆっくりと立ち上がってみたら、まったく痛みが無くなっていたのに
私自身もびっくりしました。
きっと痛みが緩和されているだろう、くらいにしか思っていなかったので、
痛みがすべて無くなっていたことに、驚きを感じたとともに、
この呼吸を使った癒しの方法のパワーの威力に感動しました。

これは誰にでもできることで、私に特別な力があるわけではありません。
ただ、自分の手で症状のある場所を触り、意識を向け、
痛みであればその痛みを感じ、そこへ呼吸を送り込む、
ただそれだけのことです。
これは12ステップのうちの、第一ステップ。

これから詳しく少しづつ順番に進んでいきましょう。
コメント、質問のある方はコメントにどんどん書き込んでください。

P.S. 今、書きながらオレンジ色の満月に感動。今年一番大きい満月だそうです。