呼吸で癒そう

ゆっくり呼吸するだけでカラダは安心して落ち着き
内側からゆるんでいきます
ゆるんで笑ってぷくぷく参りましょうぞ

呼吸と体の統合講座 すべり込み申し込み受付中!

2023年07月13日 | 呼吸統合セラピー
じっくり7ヶ月、どんどん本来の最高バージョンの自分になる
第2回 呼吸と体の統合講座 

7月16日から始まります。

究極のセルフケア❤︎ボディワーク

すべり込み申し込み大歓迎!(あと数名受付可能です)

詳細は下記URLをご覧ください

https://drive.google.com/file/d/1-8q567xrV1lodPf6xj8Efuy2wkKaAL_M/view

お申し込み、お問い合わせはDM又は下記までメールをお寄せください

innee8@gmail.com


真理は単純で
とてもシンプル

わたし達の体は生命の奇跡
無限の可能性を秘めている

ぬちぐすい
命のくすり 
全身の細胞が喜びで震える

わたしはどうしたい?
わたしは今何を感じてる?

このシンプルで簡単な質問に
答えられない人が多い現代

何が正解?を無意識に探して
自分の本当を感じることを忘れている

わたしの内側に偉大なるすべてがあるのに
一生懸命外側から答えを探す

丁寧に丁寧に自分を感じて大切にする
すると体と心と頭と行動と言動が一致し始める

耳をすませば 
体も心もちゃんと教えてくれている

わたしはこうしたい
今わたしはこんなふうに感じている

本当の音を奏でていますか
本当のわたしの音 本音

わたしの音を鳴り響かせよう
あなたの本当の音を聞きたい

奏でる本当の音が重なり合って
ハーモニーのある世界になる

さあどうやって?
わたしの本当の音はどうやって出す?

まず止まる 深く呼吸をして
自分と一緒にいることからはじめよう

ずっと外に求めていた安心感や安らぎは
いつもいつも内側で一緒にいてくれた

その体が感じる安らぎと安心感との再会から
どんどん自分を再発見していく

時に体や心を癒し、道を開く
本当の自由な自分への回帰

自分を真に理解し大切にできるから
真に人を周りを理解し大切にできる

ただただ本当の自分でいることが
周りへの世界への真の貢献

丁寧に丁寧にただ自分でいよう

体も心も頭も魂も全部つながっている
そのまま自然にも世界にもつながっている

世界平和を望むなら
自分と調和していこう


#呼吸
#呼吸と体と心
#自分の中の安心感
#究極のセルフケア
#体の叡智
#呼吸は生命エネルギー
#大いなる自分
#自己回復力
#自分を知るセルフケア
#本音で生きよう
#大いなるすべてと繋がっている
#答えは自分の中に
#自愛 #慈愛
#シンプルに生きる
#自然界の一部のわたし達

第2回 呼吸と体の統合講座 

2023年07月06日 | 呼吸統合セラピー
呼吸と体の統合講座
7月16日から始まります。

あと数名募集は続いています。
共に歩む半年とちょっと。必然で集まる仲間達。
ピンときた方、心がイエスと言っている方、一緒に歩みを深めていきましょう〜。

詳細はこちらのURLでご覧ください。

https://drive.google.com/file/d/1-8q567xrV1lodPf6xj8Efuy2wkKaAL_M/view?usp=drive_link


言葉 et リズム

2011年11月19日 | 呼吸統合セラピー
かなり長いこと書かずにいました
書かずに、なのか、書けずに、なのか
その間に沢山の心に響くできごとがあった

とろけるように温かい気持ちになったり
ただただ感動したり
背骨の内側から喜びで震えるような共感であったり

言葉で表現してしまうとお尻がかゆくなってしまうような
言葉でうまく表現できずに、表現すると全然違うニュアンスに
なってしまったり

昔は私は自分で言うのもおこがましいけど文章を書くのが
好きだったしすらすら書けた

ところが最近は本当に言葉にできない

言葉にすると私の心のニュアンスがかわり、伝わらないから
それが歯がゆくて伝えられない
というリズムの中に私は今どうやらいるようです

リズム
波のように漂うリズム

生まれてから死ぬまでのリズム
春が夏になり、秋から冬へのリズム
朝、昼、夜のリズム
週のリズムがあり、月のリズムがあり
そして私達の心のリズムや感情のリズム

様々ないろんなリズムがあって、全てが大切なリズム

だから今のリズムの中にただただいればいい
否定せずに、批判せずに、自分を責めずに

文章が書けないリズム
なのに私なりに変な文章だけど書いちゃいました

================================

呼吸統合セラピーでは12の癒しのリズムの中から
今の自分のリズムのエクササイズをすることにより
そのままの状態をただ受け止め、そして次への準備ができたときに
次のリズムに移って行くサポートをします
すべて自分でできること
自分でしかできないこと
自分の手と、呼吸と意識を内側に向け感じる芯からの安心感、
これは自分でしかできない内側との統合

そして最近は必ずその方が無意識に選んだ精油を使っています
精油の香りは潜在意識へつながる扉をあけて
自分の内側に深くつながる至福へと導きます
無意識で選ばれた精油は確実により我々を豊かにしてくれるものなのです


11月23日 勤労感謝の日

癒しマーケットにてワークショップを開催します!
大自然からの恵の生命力豊な精油と呼吸統合セラピーのコラボ

自分を今サポートしてくれるオイルを確実に選べる選び方で
どこでも自分の安心感につながれる方法、呼吸統合セラピーの基礎の基礎を
体得していただきます。何かあったときに、この方法を知っていると
自分で自分を癒すことができます。より豊かに、より自分らしくある為にも
本当の自分とつながるシンプルな方法です。

<癒しマーケット in 上志津>

2011年11月23日(水・祝☆勤労感謝の日)
10:00~16:00
ヒーリングRoom 大きな木 にて

http://blog.goo.ne.jp/little_deko/e/84c5b47b164e11dd02cd6392c4ba43eb


笑う

2011年08月10日 | 呼吸統合セラピー
ここ数日間なんだか息が吸いずらかった
なんだか胸がほんのちょっとだけ苦しいような、なんでもないような
けど確実にいつもの軽さがあまり感じられなかった

一応呼吸を使った仕事をしている手前、
呼吸統合セラピーをバスの中でも電車の中でもやってみた

けど、なんだかステージ1(下に説明文を書きます)ではない感じだが
そのまま呼吸エクササイズをした

同僚にちょっと手伝ってもらって、呼吸に意識を向けて行こうかな
と思いきや、忙しくてそんな余裕もない。。。

そして昨日はスタッフの一人のお祝いがあったので
仕事の後にプシュ(缶ビール)とおつまみを買い込んで
外のベンチで3人で乾杯をした。

本当にくだらない話で腹がよじれるほど笑い、
ほんのちょっとのはずが、帰りは深夜バスを待つ時間になった

さっきパソコンでちょこっと仕事をしながら気づいたこと、
息が楽になっているのです~

あら、なにもしてないのに。。。なんだったのかな、と思った時に頭に浮かんだのは
夕べの人目を気にしない女子3人の宴。本当に楽しかった。

ただ笑う。
息もできなくなるほど笑えることはこの上ない幸せだな~と思います。

ステージ2
呼吸統合セラピーでの私の今の状態

様々な自分がいて、こう思う自分、ああ思う自分、
こうなりたい自分、そうなれてない自分、
好きな自分、嫌いな自分、
色んな自分がいて、それも全部自分なんだよ~
あっはっはっはっは~~~~~~

というのがテーマのステージ2
引っ張り合う両極の自分がいて、たいていそれはポジティブとネガティブととらえられる

その両方が自分なんだよ~、というのがステージ2のエクササイズ。
一番大切なポイントが笑うこと。

喧嘩している二人が真面目な顔で言い合っていても、真の仲直りはなかなかできない。
ところが、ひょんなことで笑った時、緊張の糸がゆるんで
いとも簡単に仲直りできる。

けんかの内容なんてきっと問題じゃない。
わかって欲しい、という二人がぶつかりあっているだけなんじゃないのかな。

それと同じことが自分の中でも起こっているのです。
私達みんなひとりひとり。

そして私の昨日の馬鹿笑いは、こうか、ああか、と自分を頭の中でジャッジしていたのを
いとも簡単に楽にしてくれたようです。

どんな自分も自分なんだから。
お互いの馬鹿さを笑い、受け入れ、愛しいと思える。
昨日の宴のように。

それを一番してあげたいのが、自分自身に対してだと再確認した午後です。


**************************************


呼吸統合セラピー
ステージ1

ステージ1のテーマは、ただ感じること。
身体や心のそのままを。

身体は意識を向けてそこに手を置き、静かに息を送ることで
手がある場所が安心している場所なのか、そうでないのかを感じます。
ポイントは全ての意識がそこに向かっていること。
そして意識があちこちに行っているということも、ただ観察する。
そのままを受け入れ、変えようとせずにただ感じていくと
すると症状のある場所が徐々に安心してか、ゆるんでいきます。






 




守ってくれる存在パート2 ~自分を守る一番の存在~

2010年11月01日 | 呼吸統合セラピー
守ってくれる人の存在は、勇気と安心感を与えてくれる。
なにがあっても、どんな過ちをしても、自分を信じてくれる人の存在。

家族、友達、同僚、上司、そしてパートナー。
何よりの財産は何があっても、自分を信じてくれる人の存在なのかもしれない。
そして私たちはその安心感に守られて成長しているのだろう。

私達の身体は60兆個の細胞でできている。
ひとつひとつの細胞が一緒になって私達を作っている。

呼吸統合セラピーの師匠、ドナルド エプスタイン博士が言った。

子供が本当に向いてほしいのは、お母さんとお父さん。
小さい時に誰よりも自分を愛してほしいのは、お母さんとお父さん。

誰よりも子供はお母さんとお父さんを求め、愛されている、守られているという安心感が必要なのだ。
そして我々は、この自分の身体の中で生きている60兆個の、母であり父ではないのか、と。

私はしばらくこの真実に静かに感動した。
私達は、私達の身体の60兆個の細胞のお母さんであり、お父さんなんだ。

以前私の友達が言った。
世界中の人間が私の子供を悪人だと言っても、私だけはあの子を信じ続けてあげたい。

先月、ある症状が10年間もあり、めまいが時々するという方にアロマセラピーの施術をした。
カウンセリング中、めまいがする時はどうするのか訪ねたら、しゃがみこむと。

町の中であろうと、買い物中であろうと、仕事中であろうと。
それが頻繁で、もう慣れたと。

以前私も2回ほど同じような症状になったことがある。
とても苦しくて、動けずにいた。気持ち悪くてずっと横になっていた。

初めて目の前がくらくらしたときは、死んでしまうかと思った。
経験した方はきっとそう思ったことがあると思う。

たった2回だけでも十分怖かったのに、どうやって10年も。。。
なぜ10年も放っておいたのだろう。施術しながらとてつもなく悲しくなった。

自分の子供達、60兆個の細胞を守るのは自分しかいない。
その子供達が色々な症状でメッセージを送ってくる。

身体は悪くなろうとはもともとはしないものだという。
よくなろう、成長しよう、というものらしい。

その身体があえて調子が悪くなる時、我々母であり、父が自分を大切にしてないことをしているという。
それに気付いてほしいのだと。聴いてほしいのだと。守ってほしいのだと。

守ってくれている人がいるときの安心感を、私たちの身体にも満たしてみる。
60兆個の細胞の母として、父として。







***********************************************
呼吸統合セラピーは自分の手と意識と呼吸をつかって、自分に目を向けていきます。
子供達の声が聞こえることもあるでしょう。
今まで外にしか向いていなかった意識を、内側に向けるのはなかなか難しいです。
始めはよくわからないかもしれません。
しかし、自分の身体に手を当てて、その場所を感じて、呼吸を送る、
それだけで安心感を自分で感じることができるのです。
誰から与えられたものでもなく、自分の中にある安心感。
どこでもどんなときでも、感じることのできる安心感です。

ちなみに私がめまいがして、くらくらした症状があった時、
右、となんとなく感じているのに流れに任せながら左に進もうと人生の舵をとっていた。
違うよ~と身体が教えてくれたんだと思う。
右、に舵を取り直してからは、一度も無い。

私の友達も同じ症状を経験している。
舵の取り直しをしてからは、すっかり治った。

身体は本当に正直で、決して嘘はつかないと。




体からのメッセージ

2009年10月04日 | 呼吸統合セラピー
私たちは自分の体からいつもメッセージをもらっている。
毎日毎日。体から毎日便りが届けられる。大きいのと小さいの。

頭がキレる方はわかったかな~!?
うふふ。。。

体の状態がわかる。 匂いとか、色とか、形とか。
体の中がきれいな状態なのか、そうでないのか。

そしてほかの形でもいっぱいメッセージを送ってくる。
疲れや、痛み、だるさや、吹き出物、いろいろな形で。

そのメッセージは私たちが穏やかであればある程
受け取ることができる。

今朝は月に一度の座禅の日。
本当なら毎週通いたい座禅好きの私。

子供のころから通っていたお寺。
’命をかけてお座りください!’と引退した住職がいうのがおかしい。

今日はなんだか眠いし、座っていても体がだるい。
前も似たような感覚の日があった。

その日は前の日にお酒を飲んだときだった。
座禅では体の状態がそのまま出るんだな~と思った。

そして今日。疲れ気味ではあったけど
座る前はとりたてて不調なところはなかった。

お寺を出ながら眩しい太陽と光り輝く川と田んぼがきれいだなと思いながら
私の手は背中をさすっていた。

体からのメッセージ。腎臓が痛み出した。
きっと座禅で心静かになったから聞こえるメッセージ。

その時に一緒にいた方にその旨を伝えたら、
優しく’何か驚いたことや緊張したことはありましたか’と。

ふと振り返り、ここ数週間去年会った出来事で緊張を伴うことに
似たような感じを一瞬だが、感じて心身ともに緊張した。

体は本当に正直でありがたい。
そしてきちんとメッセージを送ってくれる。

東京に出る予定でこれから数日間忙しいスケジュールだったけど、
体の声を聞いて、今日はゆっくり休むことにした。

そしたら腎臓の痛みが消えた。体が喜んだんだな~。
忙しい方もそうでない方も、体からのメッセージを聞いてくださいね。


***************************************************************
呼吸セラピーステップ1では、痛みのあるところに両手をあてて
意識をそこに向けて、ゆっくり鼻から息を吸います。
その時に呼吸がその痛みだけに行くように意識をして息を吸ってください。
そして吐くときは、ゆっくりと口から静かに音を立てずにはきます。
はくときも手のある痛みの場所からはくようにイメージしてはきます。

呼吸、意識、手のぬくもりが全部そろった時に、その痛みはゆるやかに
なります。だまされたと思ってやってみてください。
ヒポクラテスは言っています。
自分で作った痛みは、自分でしか治せない、と。
*****************************************************************


亀とコウモリ、そして月

2009年09月05日 | 呼吸統合セラピー
ためしてガッテンでちょっと前に見た、ジョギングよりもいいというドタドタ走りを
毎日やろうと思いながら、なかなか毎日できずにいた。
体力が落ちてきたし、筋肉も落ちてきたし、余分なぽちゃぽちゃを落とすのにもってこい。

走ると気持ちがいいし、川沿いの自然が気持ちがいいし、100%いつもいい気分になる。
子供の頃の私はお風呂に入ってしまえば好きなのに、入るまでが長くて嫌がる子だった。

まるでこのどたどた走りも同じ。
川まで行ってしまえば、気持ちよく周りの緑と、
川の光と田舎の風景にただただ嬉しくなる。
走る距離もいつも延びるし、いいことだらけ。

なんて思いながら今日夕方秋を感じる風を感じながら気持ちよく走っていたら、
黒い丸い物体が道を横切っていた。
動いてるから動物らしい、あの大きさはねずみ? もぐら? 亀だった。

え~、かめさ~ん? という私の声に亀は怯えたのか(亀は聞こえるのかな)、震動に身構えたのか、
歩みを止めて私を見つめた(と思う)。 まさかこんな所に亀がいるなんて。。。

亀の歩みを邪魔したら行けないと思ったので、私も目だけ亀さんを追ってドタドタ走りすぎた。 
亀はどこへ行くのだろう。田んぼの方から出てきて、川の方へ進んでいった。

そしてうきうき浮かれながら引き締めたい腕や足をくねくね動かしながら怪しくも嬉しく走ってたら、
今度は鳥のような、けど鳥じゃない、なんとこうもりが飛んでいた。
この川はいつも来ているが、はじめてこうもりを見た。

新潟に子供の頃住んでいた時はおばあちゃんに、こうもりが飛んだら
帰ってきなさい、と言われていた。なんだかいい、そういう時間の計り方。
茜色の夕焼けとこうもりという眺めが私は大好きなのだ。

オーストラリアに住んでいた時も、夕方になると巨大なこうもりが飛びはじめ、
夜になる夕方が大好きだった。 だから今日こうもりを見た時は、本当に嬉しかった。
大袈裟だけどはしゃぎ走りをしながら嬉しくて笑いながら涙が出てきた
こんなことで泣くの~と思うと思うが、私の身体は面白く、
本当に嬉しい時は笑いと涙が一緒に出てくる。

ストレッチをしながら、いや~嬉しいな~と感無量でいた。
家路につきながら次の瞬間またまた私の心がドバ~っと開いた。

お月さまがとっても大きくて、黄色くて、おまけに笑っていた。
あんな月は見たことがない。うさぎの餅つきはいつも見てたけど
にこちゃんマークで、面白い笑い顔の月だった。
私の心を一瞬で開いたまぬけな笑い顔。

自分が本当に求めることをすると、必ずご褒美がもらえるという。
自然の中にいるとただただ幸せな私にとっては、素敵な演出の最高のご褒美だった。

医学の父ヒポクラテスは、人間は自然と共に生きることによって健康で幸せでいられる、
というようなことを言っている。

自分を大切にすること、自分にとって本当に好きなことをすることをして、
ご褒美をどしどしもらいましょう。

*************************************

癒しの12ステップでいえば、えい!って走りに行くのがステップ4.
そこでいろんな理由をつけていかないとステップ3.それが決して悪いわけではない。
けどずっとそこにいるということは自分を欺いていることに近い。
それに対してあ~、もううんざり、よし、行くぞ~とステップ4。 
今の私はステップ4にいる。行動。アクションの時期なんだ。
そしてステップ5は、避けていたことや恐れていたことが、実はなんてことなくて、
その真ん中にはパワーがあるということに気づく。 




呼吸統合セラピー

2009年09月02日 | 呼吸統合セラピー
さて、12ステップの呼吸統合セラピーは各ステップにテーマがある。
人は癒されていくにあたってある段階をたどっていくのだと
私の師であるドナルド・エプスタイン博士がカイロプラクターとして
長い間何千人もの患者さんを観察していてわかったことである。

患者さんの癒しは身体だけでなく、心や考え方だけでなく、
それに伴って人生も癒されていった。

その時にそれぞれ癒しの段階でそれぞれ共通した考え方、
感じ方、受け止め方(人生やストレスなどその時の状況)、
反応の仕方、言葉の遣い方、行動、姿勢、表情、
自分自身との関係などがあることに気づいた。 

その時に診察ベッドの上での呼吸の仕方や
身体の状態、癒しの段階のステップを博士は10年以上観察し続けた。

そして生まれたのが呼吸統合セラピー
Somato Respiratory Integration略してSRIである。


それぞれの癒しのステップにいる時に、それをサポートするボディーワークだ。
呼吸統合セラピーはすべて自分でできる。自分でしかできない。
私の役目は自分の内側に意識を向けるように手助けすることだけである。

呼吸と、自分の手と、集中した意識、それだけで自分の内に入っていける。

自分の力以上にパワフルなものはこの世にはないという。
以前書いたネルソンマンデラの演説のように。
そしてその感覚は8ステップ以上になるとよく皆さんが感じる。

今の日本はステップ4だ。
テーマは自分の力を取り戻す、本来の自分に戻る、
本来の自分らしさを取り戻す。

ステップ3は行詰った状態、
同じ所を何回も何回もぐるぐる回っている、
同じ失敗ばかりしている、またある状態にあきあき、などなど。。。
(前述したので読んでください)。

ステップ4はある種の怒りから始まる。もう我慢できないという。。。
それは外側への怒りではない。(外側への怒りはステップ2です!)

砂浜で自分の立っている前に横に線を引いて、ジャンプして線の向こう側に行く。
そして戻らない。
自分を欺いてきた自分に。 
本当の自分を生きていなかった自分に。
心と違う行動に出ていた自分に。 
自分を大切にしていなかった自分に。
本当の自分を表現せずにいた自分に。
自分の人生に参加していなかった自分に。

ちなみにステップ4が終わった後のみんなの表情は素晴らしい。
達成感と、内からあふれ出てくるエネルギーで美しい。




自分を取り戻す ステップ4

2009年07月20日 | 呼吸統合セラピー
オーストラリアから友達が日本にやってきた。
セミナーに参加する為に5泊6日の短いステイ。

彼は呼吸統合セラピー(略してSRI)のクライアントでもあり、
友人でもあり、オーストラリアに住んでいた時は隣人でもあった。

久しぶりに呼吸統合セラピーの話に花が咲き、
わくわくした。

私たちの間ではよく合言葉のように言い合って笑う。

'Enough of This' --- もうたくさんだ!
'I take my power back' --- 自分を取り戻す!

これはステップ4のテーマ。
’自分を、自分の可能性を、自分の力を取り戻す’

小さくうずくまっている自分、言いたいことが言えない自分、
やりたいことがやれない自分、人には忠実なのに、
自分の心に忠実になれない自分。

数えきれない、無意識でもある、
きりがない自分を小さくしている自分に、あ~もうたくさんだ~!!!

という気持ちが起こったら、呼吸統合セラピーステップ4。
あ~もうたくさんだ~、は実は素晴らしい感情なのだ。

表現してないものが押えこまれているとき、そのエネルギーは大きい。
やりたいことができなかったり、自分をきちんと表現できてない、
またはできない状況のもとにいたとき、
その気付かないであろううっぷんのエネルギーは
とてつもなく大きい。

そのエネルギーの使い方がわからなくなってしまった時に
違う方向へ行ってしまうのだと思う。
自分を人を傷つけてしまう行為へと向かってしまうのだろう。

ステップ4ではその大きなエネルギー、
(時として症状であったり痛みであったりする身体の部位)を
使って自由になって行く。

そしてそこの留まっていたエネルギーが自由になる時、
身体が、心が、魂が自由になり、抑揚感を感じる。

それは自分の呼吸と手と意識、それだけでできる。
向かっていくのは外ではなく、自分の内側だ。

私は初めてステップ4をやったときに、
なかなかエネルギーの中心に入って行けなかった。

あ~、ちきしょ~という怒りが込み上げてきた。
それは始めは外に向かっての怒り。

しかし次第にそれは自分が自分を虐げてきた
自分が自分を大切にしてなかった自分に対しての怒りに
変わって行った。

そのエネルギーの中心に入り込んだら、
あとはただただ感情があふれてきた。

南アフリカのネルソン・マンデラが以前美しい演説をした。

それは次回に!



笑う門には福来たる

2009年07月16日 | 呼吸統合セラピー
笑いは緊張をとる。

喧嘩している二人が、一人のくだらない発言やミスに
突然笑い出して仲直りをする。

結局、お互いの主張し合う違いを認める、認めないなんてことよりも、
お互いが笑って楽しい気持でいてお互いを尊重できる方が、
よっぽど高貴だと思う。

みんなが楽しく豊かに生きていくのが、目的なんじゃないのかな。

この間ちょっとした集まりでのこと。
まじめに意見を出し合い、日本を良くしていこう!
という名目のもとに自我の投げ合いがあった。
(よくテレビで見る光景もそうだよね~)

その時みんなの顔を見たら、誰ひとりとして笑っていなかった。
微笑んでもいない。 
どちらかというと眉間にしわを寄せた顔、怖い顔をして
つまらなそうにしている。

Do you want to be right or loved?

これはカナダ人の友達が昔パートナーと喧嘩をしていた私に言った言葉だ。

あなたは自分が正しいことを証明したいの、それとも愛されたいの? 

というような意味なのだけど、私はハッとした。
私は彼を愛し、愛され、楽しく豊かに生きて生きたい。
自分が正しい、ということを押しつけることの何処に豊かさがあるんだろう。

それ以来、自分が自分の意見を白熱して語っているときに、
この言葉を思い出すようにしている。

私たちは常にジャッジして生きている。
なにがいい、悪い、何を食べたい、食べたくない、
何が好き、嫌い。。。。。。

それはあって当たり前で、なきゃ困るんだと思う。
その両方があってよし、全部自分が感じていること。
否定がもし入ってきた時に、そこに苦しみが生まれてきてしまう。
自分を人を否定して、苦しんでしまうんだと思う。

呼吸統合セラピーのステップ2は
違いを体で感じ、その両方をただ感じ、
認めること。

そして、その全部が自分なんだ~って笑う!
そうすると不思議とそれまでひっぱりあっていた
身体の部位が、引っ張り合わなくなり、調和のとれた呼吸が
身体の中を流れる。

喧嘩をしていた二人が、くだらない発言でぷっ、と笑って
仲直りしてしまうように。 
張りつめていた緊張がゆるゆるになってしまう。

笑うって凄い!

笑うセラピーがインドにはあって、インド人の私の友達は
週に一回人を集めて一時間物凄い声を出して笑っている。

ストレスだらけの顔で入って行った人たちが
一時間後には、そりゃ清々しい顔で笑顔で帰って行く。

笑う門には福来たる、パート2

伝える

2009年07月14日 | 呼吸統合セラピー
部屋の整理をしていたら
小学生の頃に自分で作ったアルバムが出てきた。

写真の一枚一枚にコメントが書かれてあり、
その時の楽しい、嬉しい、悲しい気持を
ダイレクトに伝えていて、かなり面白い。

子供による子供の為の感想文大会があり、
私は最高賞の‘悪田川賞’(笑える!)を
もらった。

’心がよく伝わってきます’
というようなお褒めの言葉を
子供審査員にもらったのを覚えている。

そうなんだよな~。
伝えること。

私達は自分を表現する生き物で、
自分を伝えて、伝えられて
愛し、愛されて生きている。

伝えたいのに受け止めてもらえなかったり、
伝えたいことがそのまま伝わらなかったり、
そんなこんながストレスになって、悲しみになって
時に怒りとなって苦しんでしまう。
自分を、人を傷つけてしまう。

そんな時、さんざん苦しんだあとに
笑ってしまうのはどうだろう。
声を高らかにただ笑う。

日本人は非常に生真面目すぎる人種である、と
フィリピン人の友達がよく言っていた。

日本は豊かなのに、笑ってない。
それどころか、自分を殺してしまう。

フィリピンは豊かじゃない。
けど、みんな笑ってるよ、と。

呼吸統合セラピーのステップ2で大笑いするところがある。
どんな自分も、全部自分だって。
あーっはっはっはーって笑う。

まず自分に伝えて、それをありのままを受け止めて。
そんな自分じゃいけない、とかゴチャゴチャ考えずに。
そんな風に自分をだめだ、っていう自分もそのまま受け止める。
そのままの感情を、怒りを、悲しみをただ受け止める。

そして、笑う。
悲しいところ、苦しいところに手を当てて
ゆるやかに、’聞いてるよ~’って息を送る。

まず自分に伝えましょ、ありのままの自分を。
そしてすべてを受け入れて、笑う。

笑う角に福来たる!


PS 本当に苦しい時に笑えないことは私自身体験している。
   無理やり声を出して笑えと言われ、笑いにならず嘘笑いをした。
   嘘でもいいから大きな声で~と言われて、
   そのうちそんなことをしていることが馬鹿馬鹿しくなり、
   無理強いする友達がうっとおしくなり、
   私の気持ちも知らないでと腹立たしくなり、怒りに近い感情が出てきた。
   けど私の罵倒にもめげずに続けている彼女が
   おかしくなり腹から笑っていた。
   その笑顔の先には彼女がシャンペン
   開ける音があった。  

   そこにはありのままを表現し、ありのままを受け止めたあとの
   爽快感があった。
   
   
   笑う角には福来たる~


安心する場所

2009年07月11日 | 呼吸統合セラピー
梅雨まっただ中で、夜も過ごしやすい毎日です。
あと2週間もすれば私にとって初めてのイベント、楽しみにしている
今年初めて漬けた梅干しを干すことができます
今から楽しみだ~。

前回は身体の中心線(鎖骨の下、肋骨の下、おへその上)に手を置いて、
安心する、リラックスする場所を見つけました。
なぜこの3か所? 

それはこの3か所は副交感神経が密集しているので、リラックスしやすいところなのです。 
手はとても正直です。 
リラックスしていない身体の部位を触ったらリラックスできません。 
その代りにリラックスしている部位を触ったら、
安心して、ゆったりと呼吸ができて温かく平和な感覚がします。

安心する場所にいるとき、それが自分のうちだったり、
好きな人といるときだったり、家族とくつろいでいるときだったり、
様々ですが、安心する場所にいる時を想像してみてください。
自分らしくいられますよね。
自分の体の中の安心する場所に自分がつながった時、
同じように自分らしくいられるんです。
どんな自分であっても受け入れることができる自分。
どんな自分であっても愛してくれる家族の存在と同じように。

どんどん自分の安心する場所とつながっていきませんか?
自分の中に探してみてください。手を置いて、意識を向けて、
ゆるやかにそこに意識を向けるだけで見つけることができます。




ステップ1: 手で触って、意識を向けて、ゆっくり呼吸をしよう!

2009年03月02日 | 呼吸統合セラピー
さて、ステップ1でまずやることは、前回お伝えしたように、
まず副交感神経につながって、ゆるやかに、リラックスすること。
その方法は以外に簡単なんです。
まず全身で安心を感じることが大切なんですね。
それがこの呼吸を使った癒しの方法の基本です。

今まで身体に意識を向けることはあまりやってなかったので、
初めはよくわからなかったりしますが、
これも慣れてくると微妙な身体の感覚がよくわかるようになってきます。
身体はとても正直なので、身体に意識を向け始めると必ずそれに答えてくれます。

座ったままでもいいですが、初めは仰向けになった方が身体に意識を向けやすいです。
呼吸は自然にゆったりと静かにします。無理な深呼吸や、頑張る呼吸ではありません。
この目的は身体を感じることであり、そのままの状態を感じることです。

それでは、はじめましょう。

1.手のひらの真ん中が(右手でも左手でも構いません)鎖骨のすぐ下、
  体の中心線に来るように手を置いてください。手の向きは横に、
  指が体の横を指すように。手のひらと手のひらが重なるように、
  もう片方の手をのせます。

2.手を置いている胸(鎖骨のすぐ下)に意識を向けて、鼻からゆっくり静かに
  意識を向けている胸に送り込むように、息を吸います。
  そして、静かに口から吐きます。ここでのポイントはここだけに意識を向けて、
  ここだけに息を送り込むようにイメージしてください。

3.そして息を吐くときは、口からゆっくりと自然に音を立てないで静かに吐き
  ます。この時、意識をむけているところに口があって、そこから吐くように
  イメージします。息を吐くと体が沈みますので、イメージとして背中にまるで
  吐ききるように自然に無理せず、息を吐いてください。

4.この呼吸のサイクルを3,4回やって、ここに手があるときはどう感じるか
  感じてみてください。 リラックスする、ゆったりする、温かい感じ、
  安心する、息があまり吸えない、緊張感がある、痛い、重い、など、
  人によって表現は違いますが、そのままを感じてください。もし、
  何も感じない、わからない、と思っても、やっているうちに身体の感覚に
  敏感になっていくので心配しないでください。

5.次にみぞおち、肋骨の真ん中に手のひらの中心がくるように、両手を置いて
  ください。息を吸って、吐く、そのサイクルを3,4回やりながら、先ほどと
  同じように、意識を向け呼吸をし、ここに手を置いているときはどう感じるか
  感じてみてください。先ほどと比べてどちらの方が安心するか、リラックスす
  るか、感じてください。

6.次の場所はおへそです。おへそに両手を置いて、同じように意識を向けて、
  静かにゆるやかに鼻から吸って口から吐きます。3-4回やりながら、ここは
  どういう感覚か意識を向けて感じてください。他の2箇所と比べてここは
  どうでしょうか。

7.以上の3箇所、1:鎖骨の下 2:みぞおち 3:おへそ 
  の中で一番気持ちが安らかだった場所、安心した場所に手を持っていき、
  そこで同じように意識を向け、呼吸を送ります。安心する、あたたかい、
  リラックスする感覚を十分に感じてください。

このリラックスした感覚を十分に感じることが、まず一番大切です。
いかがでしたか。
次回はこのつづきの、他の2箇所でも安心感を感じる方法を
続けてやりましょう。

交感神経と副交感神経とは?

2009年02月18日 | 呼吸統合セラピー
さて、自律神経には2種類あります。
交感神経と副交感神経。
この2つの神経はバランスが大切です。

交感神経とは緊張神経、活動する時、行動を起こすときに働きます。
もし目の前にライオンがいたら、逃げるか、戦うかしないと命を落としてしまうでしょう。
その時は交感神経がパワフルに働いています。
しかし何らかのストレスで緊張した状態が続きすぎると、内臓の働きが衰えたり、
不眠症になったりします。
よく言われる‘神経の使いすぎ’というのは交感神経が使われすぎている、ということです。

逆に副交感神経は、ゆったり神経。休むための神経。心や体がゆったりと安心して
平和な状態でいると、消化もよく、内臓機能も高まり、夜はぐっすりよく眠れます。

そこで、ステップ1でやることは、まず副交感神経、ゆったり神経につながる呼吸。
ゆったり、安心する感覚を体中で感じます。

そのやり方を次回説明します。
本当に簡単でこれを知っていると便利なので
是非試してみてください。






不眠症が治ったぞ!

2009年01月16日 | 呼吸統合セラピー
今日も数ある体験談の中からもうひとつ。

50代後半の男性です。
大手外資系銀行のトップにいる非常に忙しい方で、海外出張の嵐。
疲れているのに眠れない彼を心配して、彼の奥さんから連絡をもらいました。
初めて彼に会った時に彼は、もう何年も2,3時間しか毎晩眠っていないと言ってました。
第一回目で書いた‘ステップ1’を15分くらいかけて、
ゆっくりじっくり自分の体に意識を向けてもらいました。
ちょっとリラックスしたけど、よくわからない、と言ってましたが、
その夜は何年振りかに朝まで眠れたそうです。
それ以来、飛行機の中でも、毎日夜寝る前にも、ステップ1を繰り返しているうちに、
すっかり不眠症におさらばしました。
機内でも、家でもぐっすり眠れるようになったそうです。

眠れないということ、とても辛いことです。
以前私はなぜ人は眠れないのか、わかりませんでした。
しかし私自身にちょっと大変なことが起こったとき、初めてぐっすり眠れない夜を過ごしたとき、
眠れないことの辛さ、眠ることの大切さ、を身にしみて実感しました。 
安心しているとき、人はゆっくり眠れます。頭でいっぱい考え事をして、神経が高ぶっているとき、
眠れませんよね。体は非常に正直に反応します。
人生は色々あるので、時に辛いこと、苦しいこと、眠れなくなることがあるでしょう。
その時に、このステップ1は、少しでも体が安心し、リラックスすることができます。

その神経のしくみと、実際のステップ1を次回説明します。

今日も快晴。寒いけど陽のあたる室内にいるとぽかぽかです。
気持のいい日をお過ごしください。