新年あけましておめでとうございます。
2010年がみなさまにとりまして、幸多き良き年となりますように。
食べて、祈って、愛し愛されて、笑いの多い毎日でありますように。
さて、前回の続き。祈る。
著者はイタリアで食べて食べて太ってしまい、
その脂肪が見事に次の目的地インドで削ぎ落ちます。心の悲しみとともに。
何故インドに著者が行ったのかといえば、彼女が離婚を決意して
苦しんでいた時にニューヨークで出会ったインド人のヨガの先生から
瞑想を教わり、不安定な彼女が少しは自分を見つめることができるようになった。
そして、その先生が修行をしたアシュラムに行って、より深く自分と向き合おうと
いう目的でインド行きを決意した、ということ。
インドにはこのようなアシュラム、修行寺みたいなところがい~っぱいある。
外国から自分自身を見つめようと、いっぱいやってくる。
著者の先生のアシュラムは、きちんと経済的に自立している人、という
条件があり、自分の人生に責任を持った人しか受け付けない。
著者は離婚で財産を全て失ってしまったので、出版社と掛け合い
こういう本を書くから、と前金をもらった。
そして、インド。
毎日朝5時に起きて瞑想。
日中も瞑想やれヨガやれ、自分と向き合う為の時間。
彼女は始めは全く集中して瞑想ができなかった。
悲しみ、怒り、喪失感や絶望感などが頭の中から消えない。
毎朝の瞑想が嫌で嫌で、どうやって逃げ出すかばかり考えていた。
ここでも彼女には素晴らしい出会いがあった。
あまりにもよく食べる彼女を、"食料品"というあだ名をつけたアメリカ人のテキサス出身のおじさん。
このおじさんが本当にいい味を出している。
彼女のここでの苦しみは、離婚後につき合い始めたボーイフレンドに
距離を置こうと言われたこと。あれだけ愛し合ったのに、あれだけ求め合ったのに、何故何故何故~?と。
それもおじさんが答えを見つける術を提供してくれるのだ。
答えは外にはない、愛も自分の外には無い、すべてが自分の中にしかないのだと。
苦しみもがき、答えが見つからずいる日々が何ヶ月も続いたある日、
彼女の心に静寂と優しさ、温かさが訪れる。
彼女の一方的な離婚の申し出に怒り狂い、財産を全て要求しやっと離婚にサインをしてくれた旦那。
ある夜彼女は一人瞑想している時に、彼の魂を側に感じる。
そして、瞑想の中で二人の魂は手を取り微笑み合う。
肉体レベルでは離婚した夫婦であっても、魂はお互いを尊重しあう尊い仲間なのだ。
次の日にボーイフレンドに、自分からさよならのメールを書く。
送信ボタンを押すのをためらいながら、彼女は新しい自分の心の状態で決意をした。
ある夜に大々的な瞑想会があった。彼女はもうアシュラムに4ヶ月もいるのと、
昨今あった彼女の中の変化で、スタッフとして参加することを頼まれる。
大勢の人が宇宙との一体感を求めて瞑想に入る。
彼女はその晩はじめて全てのものとの一体感を感じた。
全てとつながる為には、まず自分とつながってなければならない。心の静寂。
なんて心地よい、なんて温かく、愛おしく優しい喜び。
恍惚感に涙を流した。瞑想している人たちの間を歩きながら、彼女は自分とつながっている全ての愛に浸った。
インドでなすべき目的は終了。
脂肪と共に、悲しみも流した涙とともに宇宙に消えていった。
そして、彼女は次の目的地、バリ島へ向かう。
自分の心とつながった静かさと優しさと共に。
~つづく~
PS 待っていてくれたきみちゃん、星ちゃん、お待たせしました。
本当にありがと。ハグハグ、ギュ~
2010年がみなさまにとりまして、幸多き良き年となりますように。
食べて、祈って、愛し愛されて、笑いの多い毎日でありますように。
さて、前回の続き。祈る。
著者はイタリアで食べて食べて太ってしまい、
その脂肪が見事に次の目的地インドで削ぎ落ちます。心の悲しみとともに。
何故インドに著者が行ったのかといえば、彼女が離婚を決意して
苦しんでいた時にニューヨークで出会ったインド人のヨガの先生から
瞑想を教わり、不安定な彼女が少しは自分を見つめることができるようになった。
そして、その先生が修行をしたアシュラムに行って、より深く自分と向き合おうと
いう目的でインド行きを決意した、ということ。
インドにはこのようなアシュラム、修行寺みたいなところがい~っぱいある。
外国から自分自身を見つめようと、いっぱいやってくる。
著者の先生のアシュラムは、きちんと経済的に自立している人、という
条件があり、自分の人生に責任を持った人しか受け付けない。
著者は離婚で財産を全て失ってしまったので、出版社と掛け合い
こういう本を書くから、と前金をもらった。
そして、インド。
毎日朝5時に起きて瞑想。
日中も瞑想やれヨガやれ、自分と向き合う為の時間。
彼女は始めは全く集中して瞑想ができなかった。
悲しみ、怒り、喪失感や絶望感などが頭の中から消えない。
毎朝の瞑想が嫌で嫌で、どうやって逃げ出すかばかり考えていた。
ここでも彼女には素晴らしい出会いがあった。
あまりにもよく食べる彼女を、"食料品"というあだ名をつけたアメリカ人のテキサス出身のおじさん。
このおじさんが本当にいい味を出している。
彼女のここでの苦しみは、離婚後につき合い始めたボーイフレンドに
距離を置こうと言われたこと。あれだけ愛し合ったのに、あれだけ求め合ったのに、何故何故何故~?と。
それもおじさんが答えを見つける術を提供してくれるのだ。
答えは外にはない、愛も自分の外には無い、すべてが自分の中にしかないのだと。
苦しみもがき、答えが見つからずいる日々が何ヶ月も続いたある日、
彼女の心に静寂と優しさ、温かさが訪れる。
彼女の一方的な離婚の申し出に怒り狂い、財産を全て要求しやっと離婚にサインをしてくれた旦那。
ある夜彼女は一人瞑想している時に、彼の魂を側に感じる。
そして、瞑想の中で二人の魂は手を取り微笑み合う。
肉体レベルでは離婚した夫婦であっても、魂はお互いを尊重しあう尊い仲間なのだ。
次の日にボーイフレンドに、自分からさよならのメールを書く。
送信ボタンを押すのをためらいながら、彼女は新しい自分の心の状態で決意をした。
ある夜に大々的な瞑想会があった。彼女はもうアシュラムに4ヶ月もいるのと、
昨今あった彼女の中の変化で、スタッフとして参加することを頼まれる。
大勢の人が宇宙との一体感を求めて瞑想に入る。
彼女はその晩はじめて全てのものとの一体感を感じた。
全てとつながる為には、まず自分とつながってなければならない。心の静寂。
なんて心地よい、なんて温かく、愛おしく優しい喜び。
恍惚感に涙を流した。瞑想している人たちの間を歩きながら、彼女は自分とつながっている全ての愛に浸った。
インドでなすべき目的は終了。
脂肪と共に、悲しみも流した涙とともに宇宙に消えていった。
そして、彼女は次の目的地、バリ島へ向かう。
自分の心とつながった静かさと優しさと共に。
~つづく~
PS 待っていてくれたきみちゃん、星ちゃん、お待たせしました。
本当にありがと。ハグハグ、ギュ~
よかったです。
英語の御本はきっと読めないので・・・・・
ぜひミクシィに貼り付けてください!
私のマイミク建ちに読ませたい!
>答えは外にはない、愛も自分の外には無い、>すべてが自分の中にしかないのだと。
ここを読んで、はっとしました。
>苦しみもがき、答えが見つからずいる日々が>何ヶ月も続いたある日、
>彼女の心に静寂と優しさ、温かさが訪れる。
私には、今、とてもとても好きな人がいて、彼を思うたびに、彼に近づきたいと思うたびに、苦しくて、彼に受け入れてもらっても、一つになっても、苦しくて、
でも、今、私が意識を向けるべきは、外ではなく、自分の内にあるのだと、再認識しました。
ありがとうございます。