呼吸で癒そう

ゆっくり呼吸するだけでカラダは安心して落ち着き
内側からゆるんでいきます
ゆるんで笑ってぷくぷく参りましょうぞ

丸腰でいい、丸腰がいい 

2013年07月17日 | 平和
”平和を語るなら、針一本持ってはならない”

以前に長崎の原爆資料館で読んだ永井隆医師の言葉
はっとした。

アメリカを責めてはならない。
日本も武器を作って、持って戦っていたのだから、と。

びっくりした。そして忘れられない言葉になり
わたしもこうありたい、と思った。

戦争を知らない子供たちを高らかに歌っていたのは
そんなに昔のことではない。

湾岸戦争が始まったとき、嘘でしょ、と思った。
イラク戦争が始まったとき、実際にわたしは仕事で中東(ドバイ)にいた。

テレビで戦争が始まるドンパチを見たとき息が止まった。
すぐ近くの国で今おこっている戦争。わたしは戦争を知らない子供だったのに。

平和と正義を語るアメリカに違和感を感じた。
永井隆さんの言葉を思い出した。平和を語るなら、針一本もってはならない。

ホテルのベッドで外出していいのか、しない方がいいのかどきどきしながら
変なの~変なの~こんな戦争変なの~と
テレビに向かってバタバタしたのを覚えている。

実際に数日後に私の乗る飛行機が中東を離陸し、上空にいるときに
戦闘機に間違って打たれはしないだろうか、流れ弾があたらないだろうか、と心配した。

平和の為の戦争、平和の為の戦い
そこに本当の平和なんて無い。

今日本は参議院選挙の選挙活動真っ最中。
さっきまで見ていた三宅洋平さん(緑の党)のライブは気持ちよかった。

永井隆さんと同じことを言っていた。

丸腰でいよう!丸腰がいい。
平和ぼけの日本、そんな日本がいい。
お財布を置いたままで大丈夫な国。
外国から笑われるけれども、そんな日本がいいじゃないか。

本当にそう思う。

小さな戦争は私たちの毎日の日々の中にある。
わたしたちの言葉は誰かを否定していないか。

意見の違う人を批難していないか。
そして何より強く自分を否定し、批難していないか。

三宅洋平さんの話でびっくりしたのは、震災の後に小さな子供を守る為に
遠くに引っ越した人たちを責めている人たちが大勢いたということ

逃げた、逃げない、でまっぷたつに別れていたと。全然知らなかった。
わたしはむしろ子供がいる人はみんな南に行けばいいのに
戦時中の疎開のように、安全な場所に行けばいいのにと思っていた。

命を一番に考えられる社会。
平和を平和に語れる社会。

その為の第一歩はまずわたしたちの日々にある。
違いを尊重し、違いを尊び、それを平穏な心で安らかに語れるように。
毎日の小さな小さなわたしたちのあり方が大いなる変化をもたらす。

日々の丸腰、針一本持たない、
みんなでやってみるってどうでしょう~!?

あ~、あと選挙に行こう!
平和を語るなら、選挙に清き一票を!





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