心とほんとの会話屋さん

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リーダーシップとは

2013-09-25 21:09:46 | 本のネタ
 一昨日予定した”リーダーシップ”についてご紹介いたします。


 リーダーシップについては、様々な本でいろんな定義がしてあるので、何が正解かは決めきれないと思います。いろんな本やセミナーで学んだ知識をもとに、自分自身で定義すると次のようになります。
 ”リーダーシップ”とは、ある局面において、向かうべき方向を示し、関連するメンバが一致団結しその方向に向かうべくベクトル合わせをすることができ、成果を創出できること。


 このリーダーシップを発揮する方法にも、いろんな方法があり、役職・権力を使ったり、金銭的・人事的エサを使ってメンバを動かそうとする低次元な方法から、人間的魅力を醸し出すことや圧倒的知識・知恵で関連メンバをモチベートしていく高次元な方法まで多様に存在します。
 リーダーシップを発揮される側の立場で想像してみれば、どういうリーダーについていきたいかは明白で、高次元なリーダーシップを発揮する人ですね。まぁ、一部Mっ気が強い人は、権力でコントロールして欲しいと望むのかも知れませんが、、、

 ただ、自分のお子さんや会社の部下に対しての振る舞いを振り返ると、高次元なリーダーシップが発揮できているか自信が持てない人も多いのではないでしょうか?これは、子どもや部下に対しては”躾・育成”という大義名分があることと、身塚な存在なので指導していることを分かってくれているはずという”甘え”が原因になっているのです。
 少し冷静になって欲しいのですが、自分がされて嬉しくない振る舞いをされて、果たして子どもや部下は希望通りの感情を抱き、行動を自主的に変えることができるのでしょうか?! 自分にはできないけど、子どもや部下は、私の思う通りに振舞ってね!という身勝手(=甘え)な考え以外の何ものでもないことにお気付きになれましたか?


 では、高次元のリーダーシップを実践するために必要になるのはどういうことなのか考えてみたところ、自分に対するリーダーとして、自分がなってみる。ということに尽きます。つまり、自分が従いたいと思うリーダーの振る舞いを子どもや部下に対して実践するのです。知恵で求心力・影響力を出したいと考えるのであれば、圧倒的な知恵を身に付ける努力を自分(子供や部下)に見せる。人間的魅力で惹きつけ、影響力を出したいのであれば、自分自身が人間的魅力を感じるような人として振る舞い、子どもや部下に接する。
 ただ、精神論でやっていくのには限界があるし、影響力を出せたかどうかは、相手(子どもや部下)が判断することなので、最初に相手に宣言して自分を追い込み、相手からフィードバックをもらうというのが望ましいですね。


 あなたの周囲のリーダーを観察して、どういうリーダーシップを発揮していて、参考になること/反面教師になることを見つけてみてください。是非、参考になることは行動に移していきましょう!

 明日は、親への感謝の伝え方をご紹介予定です。