心とほんとの会話屋さん

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ものごとの本質(=全体俯瞰)を見るために必要なこと

2017-05-02 20:59:34 | 本のネタ
 先日、友人からものごとの本質(=全体俯瞰)を見れるようになるには、どうしたらいいのか?という問いかけをもらいました。
 全体を俯瞰し、ものごとの構図を捉えるように心がけていますが、全体を俯瞰できているという自信が持てない状態だったので、この問いかけは非常に嬉しいものでした。

 どうしたら、全体を俯瞰することができるのかという万能策を知っているわけではないので、私がやっている方法をご紹介します。
 仕事でもプライベートでも、何かをやるときには、目的を文字にするのです。文字化する目的は、有名なレンガ職人の話で言いたいことと同じです。
 ある老人が3人のレンガ職人に『あなたは何をしているのですか?』と尋ねた際、一人目は『見れば分かるでしょ、レンガを積んでいるんです』と答えました。二人目は『レンガで壁を作っているんです』と。三人目は『歴史に残る大聖堂を作っているんです。この大聖堂に集まった人々は笑顔で会話しているんです』と。
 この話を耳にしたとき、同じ行為をしていても見ているものが違うと、モチベーションも大きく違うということを確信しました。どうせ同じ行為をするのであれば、誰だって楽しくできる方がいいに決まっています。
 ただ、楽しくするためには、三人目のレンガ職人のように視野を広げる知恵が必要になってくるのです。この知恵は一朝一夕で身につくものではないので、自分一人で磨き上げるのでなく、他人の知恵に触発される方法を模索しました。

 その結果、何かをする際には、その目的を文字化することを思いつきました。そして、自分より知恵がある人に、その目的を見てもらい、視野を広げるためのアドバイスをもらうのです。
 視野を広げるためのアドバイスのポイントについては、明日、ご紹介させていただきます。


 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございます。