心とほんとの会話屋さん

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習慣化して気付いたこと_机拭き

2017-05-30 19:52:35 | 高嶋さんへのメール
高嶋さん

 26年前、新入社員で入社した際、先輩社員から”職場の机拭き”と”コーヒー入れ”を頼まれました。
 その職場にいた1年間は、皆勤賞で対応したのですが、入社年数を重ね、職場を転々と移動するうちに自分の机拭きすらやらなくなっていました。

 5年ほど前、鍵山秀三郎さんの”凡事徹底”など、掃除の効用を本で読み直し、心機一転、自分の机拭きをし始めました。
 机拭きを再開して気付いたのは、効率的に机を拭くために、数々の工夫をしたくなるのです。
 机の上の状態は、いつも同じにしておく。つまり、整理整頓を強く意識するようになります。
 いつもと違う状態になっていると違和感を感じることができ、変化に敏感になるという効果もあるようです。

 机拭きの対象を、自分の机だけでなく、職場の共用机などに拡大することで、さらなる気付きがありました。
 それは、会社に到着してから、周囲の整理/整頓/清潔/清掃に加え、パソコン起動など始業体制を整えるために実施することを、全てを俯瞰して、一番効率的に実施する手順を工夫するというもの。
 パソコンを起動してから利用可能になるまでには、結構な時間がかかります。
 利用可能になるまでの時間をすき間時間と捉え、前日の振り返り日記を手帳に記入したり、使用後の雑巾清掃に充てたりすることで、生産性のない時間を排除するのです。

 先人・偉人たちが残している言葉の中には、掃除徹底のように、やろうと思ったらできることがたくさんあります。
 やろうと思ったらできることだったら、一度やってみればいいや!と感じたのは、会社の机拭きが最初のチャレンジだったように感じています。

 高嶋さんは、既に机拭きなどの習慣を体得されているとは思いますが、それらの習慣から何か気付きがあったのか、今度会った際に教えていただけると嬉しいです。

 ではでは。

まっつん