心とほんとの会話屋さん

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相手の要求レベルを超えるための工夫(相手の発言の真意を確認する)

2017-07-17 08:06:21 | 高嶋さんへのメール
高嶋さん

 相手の要求レベルを超えるための工夫として、お伝えできるものを整理する中で気づいたのは、相手の要求レベルを正しく把握することが大事だということです。
 相手と良好な関係を築き上げるために意識すべきことは、相手が使った言葉を使うとか、時間厳守などという『当たり前の徹底』。

 良好な関係を築くことができて初めて、相手の要求レベルを知り、その真意を把握することができるのです。
 想像以上に効果があるのは、相手が発言し終えた後、相手が話したことを確認することです。
 心理学では、アクティブリスニングと言われ、相手の発言を繰り返し、要点をまとめることをススメております。
 ビジネスシーンに当てはめると、議事録という手段で広く知られていることでしょう。

 なぜ、相手が話したことを確認することが効果的かというと、相手は自分が話しているとき、話し手の立場(発信側)になっています。
 その話を確認される際、相手は聞き手もしくは読み手の立場(受信側)に変わるのです。
 一つの話を発信側と受信側から捉えることで、相手は客観的にものごとを捉えるチャンスが芽生えるのです。

 ここからは相手の力量・レベルに依存するのですが、客観的になった相手は、自分の話に矛盾やムリがないか感じることができ、話の内容がシャープになる可能性が高まります。
 相手の力量・レベルに応じて、こちらの返し方を工夫することを通して、自分自身のコミュニケーションスキルを磨き上げるチャンスもあることを考えると、双方にとってメリットがある行為なのです。

 と、高嶋さん宛てに書いてみましたが、基本動作が徹底できている高嶋さんに対してのメッセージとしては当たり前過ぎて、気づきがないかも知れないと不安です。。。
 明日以降、基本動作の徹底の先にあるものをお伝えできるように工夫してみますね。
 お楽しに!

まっつん