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ストレスが溜まる仕組み。どうやって発散する?(情動発散)

2013-10-18 21:20:17 | おススメ本
 本日は、ストレスが溜まる仕組みと、私がどのようにストレスを発散しているのかをご紹介します。

 ストレスが溜まる仕組みを説明するためには、脳の構造を簡単に解説する必要があります。脳の構造を帯別すると、3つに分けることができます。
 脳の中心は、脳幹と呼ばれ、生命活動を支える部分。脳幹の機能には、心臓などの臓器を24時間365日動かし続け、ひたすら生命活動を維持するものです。
 脳幹を最初にカバーするのは、大脳辺縁系(別名:動物脳)と呼ばれ、本能(食欲/性欲/集団欲)を満足するための行動を求める機能です。お腹が空いたら食べたい!気に入った人がいたら抱きつきたい等の衝動にかられるものです。
 動物脳をカバーするのは、大脳新皮質(別名:理性脳)と呼ばれ、社会活動を営む上で必要なことを優先する機能です。たとえお腹が空いても、他人のものを勝手に食べてはいけないと抑制したり、相手の同意もなしに抱きつくことを控えるようなものです。

 ストレスというのは、動物脳でやりたい!と感じたことを、理性脳で抑圧することにより、動物脳に不快な感覚が発生することなのです。このストレス状態を継続すると、動物脳から発散すべき”やりたい!”というエネルギーが発散されないまま蓄積され、脳幹に向けて圧力がかかっていってしまいます。生命活動を司る脳幹に影響を与えるので、生命活動に支障が発生し、心身症や過労死などの悲惨な事象を招くこともあります。
 かくいうわたしも、ストレス発散がうまくできなかったため、うつ病を患ってしまったのですが。。。


 では、どのようにストレス発散をしたらいいでしょうか?
 ポイントは二つあります。まずは、ストレスが溜まっていることに気付くことです。そして、ストレスが溜まっていて”不快”な状態である脳を”快”な状態に変えることができる行動を知ることです。
 わたしの過去を振り返ると、ストレスが溜まっていることに気付こうとせず、そのまま突っ走っていました。ですので、”快”な状態に変える行動が何なのかを見つけることには目が向かなかったのです。たぶん、ストレスが溜まっていることを受け容れる”強さ”がなかったんでしょうね。

 現在は、ストレスが溜まっていることを正面から受け容れることができるので、その状態になったら、意識して”快”な状態になる行動(今は、読書やテニス、飲酒)をとるようにしています。この”快”になる行動は、人によって異なるので、周囲の声に惑わされることなく素直に見つけてみてください。その行動が見つかれば、ストレスマネジメントが上手になり、ストレス耐性を強くすることが出来るでしょう!


 さて明日は、お金の法則についてご紹介予定です。

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