八月は蝉しぐれ
おかあさん
暑に甘えるように母の胸
特攻兵の声は山彦となる
゛特攻兵の゛おかあさん゛生きて参ります葉月に戻る山びこの声゛
里に向かって
゛お母さん゛と名残りを悔やむ心の中(-_-)zzz
私の耳は悲しくもやるせない
゛八月十五兵の埋もれぎ吾が心慎みて生きて戻りし゛
敗戦記念日が奇しくも私の誕生日である
線香の匂う静寂の中で
私は生きて参りました
箪笥の中は
紫の単衣着が似合う娘にと
親の願いで揃えてくれましたが
夕日を背に私も随分歳月を踏みました
日進月歩
親の願いは片身の狭い
陽の影の身となっております
我慢で耐えてきましたが
これが一つの時の移りでしょう( 一一)
゛二匹の鯉がジャンプして来る古る池や暑に燃へ立ちぬ水の音゛
夏は勢いを増す七月下旬
゛雨上がり落とした鍵の疑問符が青き空よりちらり見せ゛
疑問符を解く鍵、、、、身の潔白さ正される昨今
疑問符のマークは何故か鍵に見えて来る
無くした物の一つが
この世の生き所を無くし
影を親いてさだめのように近寄って来る
゛身を尽くしても、、、゛
そんな言葉がこの世に必要かも知れない
とんぼもキリギリスもこの世から離れ
遠ざかって行く
おかあさん
暑に甘えるように母の胸
特攻兵の声は山彦となる
゛特攻兵の゛おかあさん゛生きて参ります葉月に戻る山びこの声゛
里に向かって
゛お母さん゛と名残りを悔やむ心の中(-_-)zzz
私の耳は悲しくもやるせない
゛八月十五兵の埋もれぎ吾が心慎みて生きて戻りし゛
敗戦記念日が奇しくも私の誕生日である
線香の匂う静寂の中で
私は生きて参りました
箪笥の中は
紫の単衣着が似合う娘にと
親の願いで揃えてくれましたが
夕日を背に私も随分歳月を踏みました
日進月歩
親の願いは片身の狭い
陽の影の身となっております
我慢で耐えてきましたが
これが一つの時の移りでしょう( 一一)
゛二匹の鯉がジャンプして来る古る池や暑に燃へ立ちぬ水の音゛
夏は勢いを増す七月下旬
゛雨上がり落とした鍵の疑問符が青き空よりちらり見せ゛
疑問符を解く鍵、、、、身の潔白さ正される昨今
疑問符のマークは何故か鍵に見えて来る
無くした物の一つが
この世の生き所を無くし
影を親いてさだめのように近寄って来る
゛身を尽くしても、、、゛
そんな言葉がこの世に必要かも知れない
とんぼもキリギリスもこの世から離れ
遠ざかって行く
七月の涼しい風が窓を抜けて
暑は癒されて行く
より