もしもしウインドー

僕の前に道は無い
僕の後に道は続く、、、
さ迷い歩む、
未来の窓もしもしウインドー

豆一族

2011-11-30 07:00:45 | Weblog

春夏秋冬歩き通す

私の足跡に

豆一族が塒を構え出す

丁度あの日の出窓の視線

空気のような奴が

歩く私の邪魔をする

゛おいそんなに歩くなよ゛

゛外は雪

冬眠の時期だ゛

゛ぐっすり眠りたいのに。。。。。゛

゛未だ眠らせてくれ゛

私の足裏に暮らしている

豆一族の声を無視をして

どんどん歩いた一年だったが

冬の入り口で邪魔になり

゜ポエムで豆退治に出かける事にした(^-^)

 

<魚の目>

 

雑草のような宿根草が

足裏で

頑固にはびこみ

私の歩行を邪魔にする

゛どっこいしょっと、、、、、゛

玄関にどんと座ってこれから豆退治

その大きさは

我が家の庭で育てた豆より

旨そうだ

ごっくんと生つばを飲む

右に一粒

左に二粒

知らず知らず内に

陽影の身を育んでいた

 

先ずは瓜で引っ掻き

呑気に眠っている豆を

くすぐり怒らせた

丁度昨日のボタンの掛け違いの

平和な親爺

怒る怒る

角も槍も出して来た

其の手の向きをくるりと変えて

難も無く

チョキンと切り落としてやった

 

根を張り網羅していた奴らも同じ同志

生きる事は大変なんだ

足裏の

豆一族の暮らしに関心する

 

 

 


手の触れ合い

2011-11-29 07:01:49 | Weblog

 

幸を求め

 

゛母さんが夜なべして

娘や孫に編んだ手袋゛

その手も何時しか、、、、

瓜にいっぱい土をはびこませ

夏になれば草むしり

冬来たれば道を開け

家の廻りの雪掻きをする手に変わって来る

 

冷たい手をストーブで温めていると

こんな事が思い巡らせて来ました

 幸せの手

<手>

 

雪掻きでひと息付いた手

冷たくてストーブに炙りながら

師走の空は忙しく

ゆっくりと見た事の無い己の手に指の年輪

老いを感じる

 

しなやかな青柳

風に逆撫でる指もいつしか

夫の表札の裏で

何んでもこなせる男勝りの

態度のでかさに変わっていた

あの頃の弱々しかった

遊び心を意識した鋭角の爪は

丸くすり減り

指にも生活が見え

頑固で節高な

強かさを主張している

 

今朝の手の具合は、、、、

何処も痛く無い

一つ屋根の温度差

冷たさだけを感じながら

両手を広げ

ストーブに翳している

 

さあ雪掻きが終わり

この手から

炊事洗濯繕い物

その他余り有る家事

この手が求め出す

 育み

 

 

 

 

 

 

 

 

 


寒い一日を過ごすのに

2011-11-28 07:25:58 | Weblog

寒い寒いと呟いても何も見えて来ない

バネで返す具材は無いかと

辺りを見廻し

ふと思い出したあの陽の微笑みを、、、、、

 (あの陽は冷凍にストックして置いたのよ)

(何か文句あ~る(^-^))

 

 

 

冷凍にして置いたトマト

湯の中に通すと

くるりと向きを変え

好物のレシピーはナポリタンスパゲティー

 レシピー

夏の陽を皿に盛り

心の隙間を埋めてみた

美味しいビューティフルサンディー

 

 


玩具箱

2011-11-26 06:58:33 | Weblog

゛いないいない゛バア~、、、、

雪窓の向こう側を覗いてみれば

孫の置き去りにした玩具箱(^-^)

 

蓋を開くと、、、、

あの日の情景が思いだされます

もう直に

師走の空でトナカイさんが橇を引く

子の成長で手の届かなくなった

遠い遠い向こう側

新雪を踏んで

今年もやがてクリスマスが訪れる

 

11月最後の土曜日

メルヘンチックな雪窓は

新しい冬の道程を

雪の妖精

雪掻きの炎を焚いて合図をしています

 

 

 

老若男女喜びの日

クリスマスクリスマス

 

 

 


余韻、、、

2011-11-24 07:08:00 | Weblog

 

陽が昇る

初冬の空のウインドーの窓に

北風小僧がノックして来る

過ぎ去った日の余韻、、、、、

 あの日の余韻

忘れ物をしたのかな

今日はマイナスの気温が

気を使い0度を狭間にプラス6℃迄上がりました(^-^)

私の乱雑な机の上にも

 陽は燦々とお忍びでやって来ます

ポストにハガキ入れる音を聞き

玄関に届く宛先の空

余韻は無限大、、、、、

 

秋の入り陽のキリギリス

序文の長さをそしてそして繋ぐ余韻の奏で、、、、

 

雪が降って雪掻き棒の直ぐ側で、、、、、

雪の中から緑の青葉

あの日の余韻

目に眩しくてハッとする

 

のりおさんの日影に籠った6年間のイメージチェンジ

億の儲けの付けが

孤独な空の夢の拾い過ぎ

役者馬鹿と陽の目も笑う

未だ少し余韻の面影を見せている

地獄の耳にも

油断しチャ駄目よ

夫の 空財布あちこちに

目に余る

 

 

初冬の空に雪、、、、

吾れの頭にも白いものが降って来て

白毛が目立ち

もう~そろそろと促しの時期

 

青春の余韻が奏でだし

美容室へと雪路踏む

ショウトとカットにしてすっきりし帰宅

首が少し寒い(^-^)

 

 

 


今日は労感謝の日

2011-11-23 07:38:28 | Weblog

雪窓は内と外を意識して

気温の落差で

去って行った日々は

視界の中で歪んでいます

 

勤労の日々を喜びに変え

慰め合って生きて来た

あの日

私なりに記憶を辿ってみました

 

ルッ・ルルルー

 

歓喜

゛生への奏で゛

 

自然の吐息が

ルッ.ルルルー

海を超え山を超へ

谷川を渡り

森の奏でが

未だ眠っている

隣家の屋根々から

呼びかけの奏でに生まれ変わって来る

 

朝露に身を伏せている

青柳の蔓

徐々に背を伸ばし

棹に絡み陽を拝む頃

風が吹き雨が落ち陽が笑いだし

゛さあ一日の始まりだ゛

 

静かであったこの町

煙や汗の匂いに塗れせわしげに

雑踏の町に変わって行く

 

陽を踏む

長い勤労が終わる頃

一日を終えた

労いの帰りを待つ市役所の母の鐘

あの頃の帰宅の風が

私の耳元にも聞え出し

去って行った

あの日を待ってみる

 

リメンバーフォーユー

 

真っ赤に燃えた大きな夕陽に包まれた一日

名残り惜しげに記憶を辿りだす

明日へと繫ぐ幸せ

窓から手を振ってみた

 

 

 

 

因みに今日は旭川の玄関

新しく生まれ変わった駅の完成日です

喜びの゛生への奏で゛

風に乗ってこの日を祝福してくれるでしょう

 

始発駅は終着駅

あの頃の歌に駅の面影を置いて

褪せてしまった私の青春を繋いでみる

 

 

 

 

 

 

 

 

 


寒い寒い-5℃の日

2011-11-22 05:59:51 | Weblog

寒い寒いと、、、、

通りから寒風が吹いて来て

長い長い冬の峠の道程は今始まったばかり

希望も明かりもこの殺風景な無彩色の凍えの中に消えて行きそうだ

 寒い淋しいと野山も呟く

楽しみのクリスマスも苦しみに変わり

地獄の耳に耳を塞ぐ

老いの身とはこんな姿なのかと

虚しくなる

 

楽しんでいます

お茶の間からは冬の果物を夫のデーブルに置いて

人生の師走が近づくような

お爺さんのボンボン時計の音が否に大きく聞え出し

浮気心もお洒落心も

あの遠い空に置き忘れてしまった

枯齢臭の夫の側を少し離れて座り直す私の呟き

居間には

ラーメンもソーメンもインスタントラーメンも焼きそばも

お持て成しのコーヒー、紅茶、ココア、お茶

全て揃っているのにやはり寒さのせいか

虚しい、、、、

有彩色の重ね着をしてみるが肩ばかりが凝って

やはり齢には逆らえない

今日の命(さだめ)、明日の命

人生の終焉の嘆きばかりが

大きく聞え出す

ラーメン、ソーメン、インスタントラーメン

心は師走ばかりで

テラスの窓を彷徨っている


もしもしウインドーの窓も真っ白な雪

2011-11-21 05:20:18 | Weblog

 

降っては解けて

昨日迄の舗装路は

雪で真っ白に染まって行く

その虚しさを、、、、

新しいコートと新しいブーツを穴埋めにして

未だこれからの厳しい冬を迎える

日暦みを捲る強い心構えに成って行く

 玄関で待つ雪掻き道具

雪が積もって行く冬への狭間で

朝早々に

私の拙い即興の詩の出会い

 冬の玄柱はキラキラとして図り知れない未想の跡が

 

<雪窓から>

 

初冬の雪は春の入り口

三寒四温の雪と同じ

降っては綿菓子のように軟らかく

直ぐに大地の温もりで解けて行く

 

辺りはふかふかな白妙に包まれ真っ白に染まる頃

胡蝶の蕾の一つが割れ

冬娘(こ)は雪窓を意識して

殺風景な道程を雪掻き棒で案内し出す

 

カーンと凍えた夜半の窓辺

この静けさは、、、、

ひと冬潜る胡蝶のあやしの子守唄

あの空に一羽の鴎が飛んだ日を夢に抱きつつ

スリープスリープ

長い長い封韻された北国の暮らしに

昨日も今日も

こんこん、こんこんと

雪は大地を眠らせて

 冬の暮らしは彷徨う無彩色の靴後を残し

日暦みは明日へと言う炎に繋いで行く

 

 

 

 

 

 

 


雪がとうとうやって来ました

2011-11-15 06:43:14 | Weblog

 

新しい年に変わる為に

今年も雪が降って来る

 

昨日玄関前で

頬に触れた固い雪の結晶は

明日は雪に変わる暗示だったのか、、、、

 

静かな朝に

雪はこんこんと降って来る

疲れ汚れた舗装を

新しい年を迎える準備

雪の白さで消して行く

 

遅い冬の到来に 

昨日編んでいた毛玉が

玄関迄ころころ転がっていたのは

雪への招きだったのか(^-^)

 

朝から今日は吹雪空

雪国の暮らし始まったばかりだが

抱えた不安の暮らしを

ストーブの勢いが消して行く温もりの炎

 

 

 

 

 

 


23号今年の旭川市民文芸が届きました

2011-11-14 05:18:17 | Weblog

 

冬の入り口で

一日中

探し物をしだす

似たもの夫婦(^-^)

私も老いの道へと手探りをし出したのかな

脳梗塞の病夫を抱えた一つ屋根の暮らし、、、

困惑

そんな折に

市民文芸の本が届きました

 

ありがとうございます(^-^)

 

早速出稿した二点の内

本に記載されたのはどっちかな

ページを捲る

水田の中でほろりほろほろ泣いていた早苗もあやされながら

立派な作品に囲まれて

家庭の台所にに届いて来たのは

雪降る前の

゛早苗の仲間゛でした

 

先生級の文芸作品に目を通していると

遥か遠くの向こう側

冬の入り口で隠れていた

閃きの灯りが

私の机上で点りだす

これは日頃病夫を支える

机上の心の準備の明かりだろうか

体力を取るのに未だ少し休養を図りたい

高鳴る心を押さえて置いた

 

表紙の絵を見ていると、、、、

版画の切り絵から点って来る

七色のインクの未来への道程

はんなりと私のハートをギュッと握り返して来る

不思議なる束の間の光の出会い

夕陽に染まって行く記憶

リメンバーーフォ~ーユ~

 

過去を拾いつつ未来への閃きと感動が

羯諦羯諦元気をだして

私の効き目右側にも移行して

この世の可能性を含んだ道案内

゛さあ゛

私のメランコリーなる充電期間

この一冊の本の中から

煩悩の陽が発信されて来た