花かづら鬼灯
風が連れだす
この袋に入る物?、、、、もう春を捲る準備の篝火でしょうね
暑に焼けた白いレースカーテンの向こう側から
亡き母のキューリを刻む俎板の音には
仄かな
あの日のバレットの中のみどり
水で薄めた爽やかな青さが
暑のエネルギーに変えて行く
日本列島未だ未だ暑は盛り
盆を狭間に
残暑は追って来る
野辺の渡りは
蝶から蛾へと
こんな事あんな事
キューリを刻む母の姿
キューリの青臭い仄かな匂い
俎板の音に響きわたる
布団の中で
色褪せた小学校最後の私の夏休み
宿題の工作の苦手な私は
茄子を使っての閃きに
展示された喜びは
この年になっても
未だあの日の夏休みの中に埋め尽くされている
私の色褪せた喜びの姿を
ふと思い出す(-_-)zzz
あの日の小さな欠片
ひと夏の経験(^-^)
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貴方への
ひと夏の経験
空高く群青の空から
今年も季を捲りだす
より