金魚cafe

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超高速参勤交代これがラストかな

2014-08-03 15:09:18 | 佐々木蔵之介さん
幕末高校生のあと上映が超高速参勤交代で劇場が同じところいったん外にでて10分後にまた入場。座席が同じだったんで中で待たせてくれても良かったのになあと、そういうわけにもいきませんが。

19時15分からと遅い時間でしたがお客様は結構入っていました。

先に幕末高校生観たからというわけではないですが、予算は幕末のほうが多そうだなあと出演者も多いですし、大掛かりなシーンCGを駆使したところなどを考えますとそうかなあと。

でもこれだけのヒットを飛ばした超高速参勤交代は非常にコストパフォーマンスの高い作品ではないかと思います。

特別グッズもなくて寂しいなあと思いましたが売り上げは入場券とパンフレットのみ、それだけ入場者が多かった本当に観た人が多かったということですから雑誌の批評でみなさん高評価なのもそれが理由なんじゃないかなあと思います。

あと本当に番宣で蔵之介さん、出演者のみなさん頑張られたしそれも良い方向に向いたということですね。^^

これでホントに最後になるかもと思うとお名残惜しいですが、これぞ日本の娯楽時代劇という王道を行った映画だったと思います。
日本の時代劇の美味しいエッセンスがいっぱい詰まったこれは後々観ても面白い、そんな映画です。


いろんな時代劇がオマージュされていました。

ご覧になった方はあ~~~っこのシーン懐かしいと思われると思います。

ピンチの時に颯爽と現れる助っ人、湯長谷藩士のみなさんは7人の侍を思い浮かべます(おさるさんが菊千代ですから。^^)

そして幕府の隠密が「死して屍拾うもの無し。」というのは制作のテレ東さんの大江戸捜査網をオマージュされていたんじゃないでしょうか。

殿が押入れに隠れるところは「椿三十郎」の押入れ侍木村を思いだしました。

そんなほんわかした中にも武士としての気骨を感じるシーンもありでなぜ無理難題な5日で参勤せよということになったのか?

戦がなくなって平和な時代が続き、武士は武士の本分を忘れて金儲けや権力争いにと明け暮れ、それを活を入れようというあの暴れん坊将軍様の大きな計略ではなかったのか?

真の武士とはなにか?いざとなったら何事において駆けつける、湯長谷藩は真の武士たちでした。

まだこんな気骨のある武士たちがいるとわかって将軍サマもホッとされたでしょう。

今まで観た映画のDVDは買ったことがないのですが、発売されたら買って何度でも観ちゃいます。



幕末高校生

2014-08-03 00:12:20 | 映画
6月22日から上映されていた超高速参勤交代も1日1回の上映となりそれも夜の部。

う~~んもう一度は観たいしでも~~~。^^;

と思ってるところに幕末高校生が公開となり、丁度サービスデーとなったのでえ~~い2本観てしまおうと仕事が終わってから映画館に行きました。

幕末高校生は去年玉木さんが地元の大学祭にゲストで来られた時におっしゃっていたので観たいなあと思っておりました。

玉木さんの勝海舟は、目力のありイケメン、実際の勝海舟さんもお写真で拝見しますと目元の涼しい凛々しいイケメンではないかと思います。

私幕末で誰が好きと聞かれますと、みなさん坂本龍馬とか高杉晋作、もしくは新選組の面々、などあげられるでしょうね。

でも私は勝海舟さんが結構好きです。

幕府はもう無くなっちゃってみんなでアメリカみたいに選挙で大統領を選ぶような国にしちゃえばいいとか当時ではとんでもないこと言うわけですが、根っこは幕臣であり江戸っ子であるというところ。

ちょっと普通のサムライとは違いますね。

それにあの坂本龍馬の師でもあったわけですから。

ストーリーは現代の高校生3人とその担任教師がなぜか江戸城総攻撃される前の4日前にタイムスリップするというSFファンタジーです。

現代人がいきなりお江戸に放り出されたら服装からして何奴??メリケンか~~??怪しい奴めと捕まえられますね。

今の言語と江戸時代の言語って通じるのかしら?(通じてるという設定で)

たまたま偶然居合わせた勝海舟に助けられるわけです。

このストーリーは勝海舟という人に出会うことで成立するお話です。

私たちは未来からやってきました~という話をすんなり信じてくれそうな柔軟な考えのできる江戸時代の人ってまあ勝海舟、坂本龍馬ぐらいでしょうね。

実際未来のものに子供のように興味深々。
目をキラッキラさせてましたから。^^

西郷さんも度量の大きい人なんで受け入れてくれるかもですが。

彼女たちがタイムスリップしたとき江戸城無血開城という話はなくて自分たちがイムスリップしたせいなのか?歴史をきちんとしなければ未来に帰れなくなる~でなんとかしなくちゃと奔走するわけです。

助けてくれた勝海舟は歴史の教科書に載ってるようなデキル男ではなくどちらかというとのらりくらりで玉木さんが飄々と演じられています。

時代劇のお約束なんですが飄々とした人は実はかなり強い!!勝海舟(玉木さん)の殺陣のシーンは見ごたえありました。

歴史では勝海舟は人を斬ったことがない人なので斬らない殺陣は見事でした。

超高速参勤交代は松竹さん、幕末高校生は東映さんなのであの斬られ役一筋の福本清三さんも出演されてたのがわからなくてエンドロールでお名前を見つけてあ~~~っ殺陣のシーンもっとしっかり見ておくべきだった~~と後悔しております。(ノД`)・゜・。

そうそう幕末高校生と超高速参勤交代続けて2本観たのですが、柄本クンと石橋さんもでておられて引っ張りだこでいいなあ~~。

柄本パパも出ておられましたし、吉田羊さんが凛としていて粋なところのある海舟さんの奥方のたみさんを好演されてました。

勝海舟さんは大きな仕事をやってのけた教科書にも載るほどの方ですが、女性がお好きで奥さん以外にも彼女はいっぱい子供もいっぱいで最後は奥方は愛想をつかして死んだら一緒のお墓に入るのはいやとおっしゃったそうです。

そこも映画ではちゃんとやってました。^^

超高速参勤交代は福島のいわきをお江戸の無理難題から守るため、幕末高校生は薩長からお江戸を守るためと立場が逆なところが面白かったです。