金魚cafe

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猫侍season2(最終回)

2015-06-21 12:42:21 | ドラマ
私の住んでる西の方で蔵之介さん朝から電波ジャックするのかと思うほど朝からTVに出まくっていたのですか、まだ全部観れてないのでそちらはまだ置いといて~~。

もう最終回なんだか早いなあと。

前回仕官せねば離縁と、お姑のタエさまに言われ家族(玉さまも)のため薩摩藩の参勤交代に行くことになった久太郎。

玉さまはタエ様とお留守番。

そんなところに新垣藩の怪しい侍が長屋に忍び込んできて玉さまを攫っていっっちゃいました。

いくたタエさまが腕に覚えアリとはいえバリバリの侍2人はちょっと相手にするのはしんどかったかもしれません。

玉さまのピンチに小助さん走る。(いい人だ~~。菊乃さんとお幸せに。^^)

そのころ玉さまは新垣藩のお姫様の前に。

これからは「玉之丞ではなく紋次郎じゃ。」と。

いままで「玉之丞」「玉ちゃん」とか呼ばれていたのに今更「紋次郎」なんて。

玉さまカチンときたのかお姫様にプイっと。

連れてこられたやり方がやり方だし、名前は変えられるしで、ふっかふかのお座布団で高価なお皿に鯛のお頭付きの猫飯、デザート付でも嫌なものか嫌なのです。

こちらにも選ぶ権利はあるぞ~~とハンストする玉さま。

鯛のお頭付きよりも久太郎とめざしを分け合って食べる方が幸せなのです。

いくら可愛くでも自分になついてくれない玉さまにお姫様は玉さまに対する愛情は冷めているのですが、手放さないのは意地なのか。

このドラマの私が思ってる勝手なお約束。
悪い人は出てきません。

皆猫ちゃんが好きなのです。

小助さん出発前の久太郎に事情を説明。

玉さまのピンチに走る久太郎。

無事救いだせるのか?仕官の道は?

まだ最終回放送されていないところもございます。

ご覧になってください。

9月に映画も公開されます。

秋にまた玉さまにお会いしたいと思っております。


一乗寺近辺散策

2015-06-18 00:42:54 | 日記
春秋座の公演までまだ時間がありましたので詩仙堂まで行ってきました。



途中で宮本武蔵が吉岡道場の門弟と決闘をした跡を見ました。


閑静な住宅街で詩仙堂まで緩やかな坂が続いています。


緑に覆われた道を歩くとひんやりとしていました。

撮影は禁止なのですが中から見たお庭は自然のままで玉砂利は箒で綺麗に模様ができていていつまでも座って眺めていたかったです。

鹿威しのコーンという音だけで別世界にいるようでした。


こちらは撮影OKのところです。
今は紫陽花がきれいです。


生垣からいい香りがするなあと思ったらくちなしの花で生垣が作られていました。


詩仙堂のお隣に宮本武蔵にゆかりのある八大神社があり、こちらもお参りしてきました。

入口には萬屋錦之助さんの主演の映画のポスターや写真が飾ってありました。



詩仙堂の近くの和風ティラミスで有名なお店でちょっと一休み。

かなり歩いたので食べちゃっていいかなあと和菓子とコーヒー。^^

左からわらび水晶、紫陽花、麩饅頭。
わらび水晶はわらび餅をこしあんで包んだもの、紫陽花は桜餅をくずで包んだもの、麩饅頭はよもぎ味の生麩でこしあんを包んでいます。

あんは上品な甘さで、コーヒーも和菓子に合うようにちょっと薄めですっきりしたお味。

麩饅頭は京都に来たら買うのですが、お店によって生麩のモチモチ感が違っていたりとあちこちで食べ比べるのも楽しいかもしれません。




市川猿之助春秋座歌舞伎舞踊公演

2015-06-15 23:23:30 | 芝居
京都造形芸術大学に猿之助さんの公演を観に行ってきました。




この前来た時は気づかなかったのですが池があってオブジェが設置されています。

早めに着いたので近辺を散策したり、キャンパスをあちこち見て回ったりしまして、校内の屋上に上がりますと京都市内が見渡せて景色が良かったです。^^


大学内のカフェでクリームたっぷりの抹茶フラペチーノを頂きました。^^

まず演目解説で市川段一郎さんが歌舞伎とは?と説明されました。

5月に歌舞伎鑑賞教室に行きましたときと同じような感じでしたが、実際に段一郎さんが演じられたのでわかりやすくてお話も上手な方でした。

最初の「独楽」は猿翁十種の内という澤瀉屋に伝わるお家芸だそうです。

独楽売りが独楽についての口上を語りながら踊るという楽しいものです。

最初は独楽の曲芸をしているような踊りから自分自身が独楽となりくるくると軽やかに回り踊るのです。

私はあまり詳しくはないのですが日本の舞踊でフバレエやィギュアスケートのスピンのようにくるくる回るというのはあるのでしょうか?

立っているだけでもバランスとるのが難しそうなポーズを猿之助さんは難なく踊られていました。

シュッと伸ばした背筋と指先がピンと伸ばしているところがきれいでそこに目がいってしまいます。

次の「双面水照月」「ふたおもてみずにてるつき」と読むのだそうです。

こちらは歌舞伎で「法界坊」という悪いお坊さんが出てくる芝居があるのですが、その「隅田川続佛」の一場面の舞踊です。

「法界坊」はEテレで劇場中継で観たことがあるのですが猿之助さんがその法界坊と可憐な女性の二役を踊られると説明がありましたのでどう演じるのだろうと興味深々でした。

簡単なストーリーですが、永楽屋のお組さんと恋仲の松若丸が訳あって隅田川まで逃避行します。実は松若丸には幼いときに親に決められた許婚野分姫という人がおりましてそのお姫様は法界坊に殺され、法界坊も松若丸の家来筋のおさくさんに撃たれて死んでいます。

松若丸と結ばれず殺された野分姫とお組さんへの横恋慕したままの法界坊、どちらも成仏できず怨霊となります。

お組さんは笑也さん(綺麗でした~~。)松若丸は門之助さん、おさくさんが笑三郎さん(粋なおかみさんでした。)

お組さんと松若丸さん手に手を取っておさくさんの舟にさあ乗ろうとしたときに、花道のスッポンからお組さんそっくりの姿の中身は法界坊と野分姫の合体した怨霊が現れます。

猿之助さんの女形を生で見るのは初めてでした。
綺麗でした~~~。

どっちが本物のお組さんかわからなくなったおさくさんと松若丸さん、自分たちとお組さんにしかわからないことを訪ねたりするのですが、2人とも鏡に映ったかのように息もぴったりに答えます。

判断しかねる2人に合体した怨霊のほうは野分姫になったり法界坊になったりとだんだんと本性をあらわしはじめます。

お組さんには法界坊の顔で、松若丸さんには野分姫の顔でとそして器はお組さんでと猿之助さん3役演じられていたんですね。

蔵之介さんのマクベスを観る前にすごいものを観たなあと。



今回の限定のお弁当、このすけくんにちなんで中身はおいなりさんでした。


松本清張時代劇ミステリー「山椒魚」

2015-06-14 22:44:28 | ドラマ
今日フリマの古書コーナーで松本清張センセーの「彩色江戸切絵図」が50円で売っていたので買ってきました。^^

保存状態もきれいで得した気持ちになりました。^^



山椒魚は食べられるのか??

昔、といっても何十年も前のことですが、食用に外国からオオサンショウウオを持ってきて養殖していたそうです。

京都では特別天然記念物でオオサンショウウオを保護しておりますが、外国のオオサンショウウオと交配してしまい、ハーフのオオサンショウウオができてしまいそれが困った問題だと京都水族館にオオサンショウウオを観に行ったとき知りました。

お江戸の時代もオオサンショウウオはめったに食べれないものと珍重されていたようです。

今回は殺人事件も盗みもありませんが、人間あまり欲をかかないほうがいいなあという教訓っぽいお話でした。

天明の頃江戸で疱瘡(はしか)が流行りました。

今の医学では予防接種もありますが当時は死亡率が高くて病除けのまじないのお札を貼ったりして神様にすがったりしていました。

そんなとき浅間さまの仙魚で疱瘡に効くと山椒魚を見せてお金をもらうという商売をする男源八、疱瘡が治るのであればなんでもいいと結構繁盛しています。

そんな商売疱瘡が収まれば成り立たないと思うのですがこういう人はまた違うことを考えて儲けようとするのでしょうね。

儲かっていくほどに態度も横柄になり、いらぬ恨みを買い、懲らしめられるわけですが、だます方もだまされる方もどっちもどっちかなあと。



源八に出会わなければ今頃箱根のきれいな渓流でのんびり暮らせていたものを出会ったばかりに、一番気の毒なのは山椒魚でした。

次回は7月に放送予定です。

BSJapanの松本清張時代劇ミステリーシリーズは一か月で2話なのですね。

来月の水先案内人の蔵之介さんの衣装が楽しみです。