昔、新幹線の中で・・・
一人のかなり高齢とみられるおばあさん
が
娘、息子でしようか数人に
守られるようにして
横たわっていました。
やむを得ない移動だったのかもしれません、
私は近くの席にいたのですが
印象に残っているのは
娘、息子たちの姿。
ほんとに気づかわしそうに
おばあさんーというか母親をー
見守っていたのです。
兄妹?たちは互いに強く
結びついているようでした。
それは臥せる母のなせる力だったと思います。
ときとぎ思い出すのです
あのおばあさん、幸せだなあと。
見守っている優しい目がいくつもあるなんて。
きっと苦労して子供たちを育てたのだろうなあ。
貧しい中、苦労して育てると
たいていの子供は親に満全の愛を注ぐ
ような気がする。。。
ということは
戦後の苦労、みたいなことも知らず
さしてどん底生活もせず
普通のサラリーマン家庭で育ったら
子は親に対してそれほど強烈な思いを
抱かないのではないかしら?
なこたーない?
自分のことを考えても
息子たちがどれほどの思いでいるのかは
神のみぞ知る・・・