戦前のような家族制度が
家族のあり方として最高だから
憲法を変えようって???
びっくり仰天。
戦前の家族制度は長男がしっかり
一家を守って
嫁として「家」に入った女性は一生
舅・姑に「仕え」ることを旨とし
とりわけ姑なんかは威張っていました
山代巴「荷車の歌」なんて映画にもなったけど
見てごらんなさい
凄まじいですよ。
ところで・・・・
今の時代、姑は威張るどころか
お嫁さんの前でちぢこまっていますよ。
何かアドバイスめいたものをしたら
「今はね、違うんです」とぴしゃり。
お嫁さんは情報を姑に求めることはなく
スマホから取ります。
そしてこうした女二人がいる「同居」は
老人にとってーというより老女にとってー
地獄となるのです・・・
例外もたくさんあるからすべてとは言いません
が
同居家族の老人のほうが
一人暮らしの老人より自殺が多いのが
今という時代
を雄弁に語っています。
家族制度を復活させれば
老人介護も「嫁」が背負ってくれるだろう
国家予算がちょっとばかり
楽になるかも・・・と
国の偉い男性たちはかるーく
考えたのかもしれませんね。
嫁も姑ももはや
戦前の「掟」などに縛られる
ことは不可能です。
そして一人暮らしの老人が
「一人生きて行く幸せ」を
みんな持てたらいいなあ
と
老婆は思ったのでした。