人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

失敗?

2016年11月18日 | ニュース

どの国にも先駆けて安倍総理が

トランプ氏に会った

自宅に招かれたのは最上の待遇

などと報道されて

安倍さん、やったね、外交上手

なんて

言ってる人もいれば

いや、あれは大失敗だ

すぐあとでオバマ氏に会うのに

どのツラ下げて会うんだ

オバマは今現在、れっきとしたアメリカ大統領

なのに早々とトランプに会うなんて

オバマ、あんたはもう死に体ですと

言ってるようなものだ

しかもトランプに会った安倍氏は

TPPのことも駐留米軍のことも

彼の当選前に過激に発言していたことを

そっくり告げられたに違いない

安倍氏の会見後の表情はこわばっていた

ではないか。

だれかが止めるべきだった

朝貢外交そのものだったと

批判する人もいて

何もわからない老婆は

いずれにしても

日本がしっかり自分の足で立っていられないのだと

改めて悲しい思いをしたのでした。

ナショナリズムが台頭する世界のただ中で

日本だけがお人好しで

「平和憲法」のおかげでここ70年

戦争がなかったと

信じ込んでいる人たちに

じゃあ、玄関に鍵もせず

夜も昼も

戸を開けっ放しにして

「わが家は平和主義です」と

張り紙しておいたらどうですかと

言いたいですね。

うん? これは安倍・トランプ会談とは

なんの関係もない話になっちゃいましたね。

 

 


花むら二つ

2016年11月18日 | 日記

庭に2種類の花むらがあり

一つは小菊でもう一つは西洋種の菊科のもの(?)で

名は失念・・・

(紫っぽい花で、どこでもよく見かける)

で、この二つの花むらが庭に今

満開で並んでいます。

写真の載せ方がイマイチわからないので

残念ですが・・・

日本に昔からある種(と確信しています)の小菊は倒れ伏しつつ

あちこちに散らばって

それでも健気に地面から

立ち上がろうとして咲いています

外来種のそれは

つん、つん、とただ真っすぐに立って

「倒れ伏す」抒情がない・・・

この二つを見比べるときいつも

「西洋文化」と「日本文化」の違いを

いやでも思い起こします、

西洋のあの宮殿の庭を思うと

まるで幾何学模様の花園で

私にはちっともいいとは思えない

そして日本の庭園は心字の池を巡る

ものあり

自然石の配置あり、つまり

自然そのものを擬した庭が・・・

そして小菊は地面に倒れつつも咲くという

健気な日本人の文化そのもの・・・

これに比べると外来菊の

なんと情緒に欠けたものよ

まったく「自然は征服されるべきもの」の

精神そのものを具現しております・・・

秋になると

菊の咲く庭で老婆は感慨にふける

のでありました。