人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

歩く後ろ姿

2018年07月20日 | 日記

なんでもないことのようですが

人の歩く後ろ姿は

案外

その人柄を表現していると思いますね。

知人でやたらせっかちな人がいるのですが

その歩く後ろ姿はせっかちそのものです。

せかせか、せかせか、なんだか品のない感じで・・・

逆にある音楽関係の紳士を知っていますが

この人の歩く後ろ姿は

そりゃもうスマートですよ。

品があって颯爽としているのですが

それは後ろ姿のほうがはっきり見られるのですね。

つまり

歩く後ろ姿は本人には見えないけれど

それだけその人柄を正直に表しているのかもしれません。

正直にありのままーー

こわーい!

だってかく言う私自身が自分の歩く後ろ姿を

見ることができないのですから。

歩く後ろ姿の話でございます。

 

 


熱波

2018年07月19日 | 日記

学校の子供達が次々に「熱中症」で

倒れています。 

学校は従来通りの体育とか校外授業とかを

規則通りにやろうとしているのでしよう。

ところが日本はいま

酷暑などという言葉では言い表せない

非常事態になつていることを認識できていない

のでしょうか。

昔アメリカだったか「熱波」に襲われて

大勢亡くなったというニュースを見ました、

よその国は大変だなあ、と

思っていたら

日本がそうなりました。

そうです

ただの「暑い夏」ではないから

学校もそれを認識して行事予定だの決まりだのを

柔軟に変えなくては命にかかわります。

つまり西日本の豪雨災害と同様の災害に

襲われている、くらいの認識をもってほしいです。

つまり今は「避難」しているというくらいの認識。

空襲を避けて洞窟に隠れる、みたいな

「避難」が必要なんだと

学校の方々、規則に縛られず柔らかく考えてください。

 

 

 

 

 

 

 


老人と庭

2018年07月18日 | 日記

うっかり「老人と海」と書きそうになりました。

庭を持つ老人のことです。

たった一雨で雑草が背丈近く生える庭を持つ

私自身のことです。

大金持ちは庭師に任せておけばよろしいので

何の問題もありません。

多少余裕のある人は

ときどき庭師に入ってもらえばいいですね。

しかしもっと下レベル人はどうすりゃいいのでしょう

ぼうぼうの草を見ながらため息です。

とはいえ庭があることは

老後の暮らしの中の救いでもあるのです。

なにしろ「土」にじかに触れられるのは

人間の最高の幸せの一つに違いないのです。

タワーマンションの高いところに住んでいる人は

ほんとに気の毒だと思います。

ただですね、

庭のやっかいものの話でございます、

蔦、です。

老人が逝ってしまったあと、

庭を覆い尽くすのは「蔦」。

庭どころかついには家も覆い尽くしますから

そうならないように

庭を持つ老人は生前にきちんと

法的処理をして

庭の管理ができるようにしておかねば

大変ですよ。

たとえばすぐに売るようにしておくとか

ま、いろいろ。

とにかくこの雨で

すくすくと生えてくる雑草と伸びてきた蔦を見て

いろいろ考えてしまう老婆なのでした。

 

 

 

 

 

 


大学で体育?

2018年07月16日 | 日記

ある若者が嘆いていました

大学に入ってまで体育という授業が必修なんですよ

専門の勉強がしたいのに・・・

ある大学人がテレビで言ってました

教科は教員の都合で決めてる・・・

つまり体育の教員がいるから体育という授業がある

ま、それはないですね、戦後の学制改革で

旧制高校の教師を救うためにこんなことになつたのですから。

大学の何割かは確実に消滅すると言われていますが

近畿大学みたいにあるものに特化して

学生が増えているのをみると

今まで通りにのんべんだらりと文科省のいいなりになって

いたら

消滅するのでしょう。

生き残りたいなら

「大学」なんて名前を捨てて

一つの研究に特化してそこで世界水準になってごらんなさい、

そりゃ消滅どころではないと思いますが・・・

そして「文学部」「経済学部」などという

文系はもっともっと特化して凝縮させていくと

大学の「特色」によって選べるというものです。

例えば「放送」についてプロになりたいならK大学文学部

なんていうように。

「清々しい」が読めなくても

「特化」されている人材はたくさんいますから!


熱帯の国・日本

2018年07月15日 | 日記

暑さの表現もいろいろあって

猛暑、酷暑、炎暑などと言いますが

もう死にそうなので死暑という言葉を作っちゃいました。

そうです、もはや日本は

温帯ではなく熱帯になったのですね。

ずいぶん前からもう

「しとしと雨」「時雨」「春雨」「煙雨」

などなど雨についての細やかな表現が

できなくなりましたから

こういう言葉も絶えてゆくんでしょうね。

豪雨、檄雨、劇雨、そしてスコールなどという慣れない言葉に

取って代わられるでしょうね。

俳句をやっている人はどうするんでしょう。

そして災害のひどさはどうですか・・・

日本の半分がこのありさまです。

これからの日本は

熱帯としての対策を考えるべきですね。