人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

田舎暮らし・・・

2018年08月26日 | 日記

 H市は有名な別荘地帯

そして「田舎暮らし」トップ人気の町だそうで・・・

けれども

水道代は高いし

別荘族と見ればボッタクリもあるし

ゴミ捨てはなかなかむずかしい。

車のある人は週に一度は捨てに行ける

けれど

高齢になって車もなければ

ゴミの捨てようがなく

一時間2000円もの便利屋さんに頼むしかない

ありさまのようで

田舎暮らしを推奨する自治体は

高齢者の一人暮らしを支えることが

できるかまでを見通した対策を立てるべきですね。

ーーと

別荘族の知人が言ってます。

景色はいいし

涼しいし

そりゃ快適ではあるけれど

「生活できるのか」という点では・・・

にしても

久しぶりに八ヶ岳の麓を行くと

まあ驚いた

別荘地帯が町と化して

森が消えていってます。

鬱蒼としていたはずの森のなかに

おとぎ話に出てくるような家とか

けばけばしい色彩で装飾された家とか

そんなもので

わが愛する八ヶ岳は

無残な姿になっていました・・・

 

 

 


イカ漁悲し

2018年08月25日 | ニュース

日本海のあの風景をご存知でしょうか。

イカ釣り船の灯り・・・

夜の日本海。

はるかな沖に並ぶ

赤々ときらめくイカ漁の灯り。

子供のときの忘れられぬ風景の一つ。

それが悲しいことに

北の漁船にやられっぱなしと聞いていて

日本の政府は何をしているのだと

歯ぎしりばかりしておりました。

自分の領海へ勝手に入り込まれて

何もできないなんて!

情けない日本!

そしてやられっぱなしのままでいいのかと

この怒り

どこへ持っていけばいいのかと、

思っていたら今日のニュース

やっとのことで日本も

重い重い腰をあげたみたい。

放水作戦で不法漁船を減らしたと。

「減らした」のであって「全滅」ではない

のですがーー

こんなこと

もっと早くからやってよ

複雑な思いです・・・


作りものの笑顔

2018年08月24日 | テレビ

昔、ある若者の笑顔を見たとき

気持ちが悪かった・・・

本当は笑っていないし

その場では笑う意味のないときもずっと笑顔を作っていて

奇妙な感じがしたのを今も覚えている。

彼は間もなく引きこもった挙句

亡くなったのだけれど

きっと苦しい笑顔をし続けて

社会のなかで生存しようと苦労していたのかもしれない。

知人が今度の総裁選に出るというI氏をテレビで見たとき

ふだん笑顔なんか見せないのに

このときは終始、笑顔だったという。

そしてその笑顔が不自然でとても

見てはいられなかったと。

その話を聞いてはしなくも

昔のあの若者の笑顔を思い出した。

お世辞の笑顔はいけません、

いつも自分の顔でいてくださいーー

と、言いかけてーー

今、読み直している司馬遼太郎「奇謀の人」を連想・・・

村田蔵六はいかなるときも

相手への忖度なしに仏頂面で

必要なことだけを天才的に成し遂げた

けれども

薩摩の憤慨を異様にかってしまい

暗殺されたーー

ことを思うと

I氏も不自然ながらにこにこしていたのでしょうか、

それとも

人気テレビ番組のために

忖度したあげく

終始、不自然な笑顔を作っていたのでしょうか。

にしても・・・

「私は正直者です」なんてあほらしい自己アピールする

政治家なんて

まったく信用できませんけど・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


東大幻想

2018年08月22日 | 日記

新しい年号は「日本書紀」からと

聞きまして

ちょっと笑えました。というのも・・・

ただいまちょうど

「逆説の日本史」(伊沢元彦)の「聖徳太子編」を読んでて

「日本書紀」が天武天皇のカムフラージュみたいな

ものであるといった

趣旨のことを面白く読み

同時に「東大の権威」には歴史学者の方々が

ひれ伏しているとあって

まさしくそれは

東大の偉い教授がGHQの作った憲法を

正当と認めた論が今もまかり通っている

というのを聞いて

同じだなあとつくづく

「東大の権威」のすごさを感じたのでした。

でもねぇ

それって

「幻想」だと思うのですね。

民間の学者、というか

「東大以外の学者」のいうことは

みな「俗論」として退けられちゃうのですね・・・

こんな「幻想」が日本を支配している間は

日本はまだまだ自立できないってことでしょうか。


自宅に鍵を・・・

2018年08月21日 | 日記

知人の話です。

彼の友人がしきりに「日本は軍事力を持つべきではない」と

主張し

九条は絶対必要だと力説したので

友人が「君って、自分ちの家の鍵をかけて寝ないの?」

と訊ねた、というのも

日本という家に鍵をかけてはいけないと

主張してるのと同じだからという理由で。

「実は、自分ちは鍵をかけて寝る」と

友人は言った。

「でも、九条も同じでしょ」

絶対に軍備はダメってのと

自分ちに鍵かけてはダメってのは

相似形でしょって

言ったそうです

が・・・

これとそれとは違うって言うのですが

老婆はこれを聞いて

まったく相似形だなあと思ったのでした。

そして夜はしっかり鍵をかけて防備して眠るのです・・・

だって

いくら「わが家には九条があります」って

叫んだとて

他国の強盗は大笑いして喜んで

やってくるに違いないのですもの。