Kizu-darakeのにっきC

みんなに笑顔が戻るといいな。がんばれ!東北(とおほぐ)!

作業風景その1 (トリッカーとセローの違い)

2007-05-01 23:39:44 | トリッカー

給油してる時に店員のおじさんが
「同じようなバイクがさっき通りましたね。」と言った。
ピンときた!
彼だ!

おっ、早いね、もう来てるんだ。
待ち合わせ場所の48号線大滝ドライブインに急ぐ。

いたいたっ、今回一緒に同行してくれるエボドリさんと黒いトリッカー。
一緒に仙台に向かう。

→トリッカーオフロード強化の改造履歴 (2009年3月掲載)

<その1>
まずはトリッカーとセロー250の違いから。
まぁタイヤサイズから外装からいろいろ違うわけですが同じフレームやエンジンを使った兄弟車。
(ダウンチューブの形状が若干違うらしい)
パーツの互換は容易に出来ると思っておりました。

10時前に到着、ちょうどパーツを提供してくれるオヤジさんが来てて部品を降ろしてた。
よろしく御願いします!
トレックフィールドの店長も出てきてまずは犬のお散歩に。
エボドリさんにはデジカメ撮影や通常トリッカーとの比較とか手伝ってもらい。
もう一人やってきてボルトとかいっぱい持ってきてくれて
フェンダーの装着加工、ホーンの位置変更などなどやってくれてほんとに
ただただお礼をするばかりでした。
皆さんありがとうございます。
この5人での作業です。
店に来て見ててくれた方々もいて楽しかったです。

今回はセローの足回りへの変更がメイン、フロントフェンダーの変更などなど。
テーマは
「お金をかけなくてもここまでやれる!今あるものを有効に使ってやってみましょう!」
ステーなどは手作りです。
細かい設定は後回し、走れるようにだけしてみるというものです。
で、このタイヤ使い切ったらトライアルタイヤを履かせられるように再度いじるいうのが目的。

で、この画像、まずは前輪。
トリッカーの19インチ
セロー250の21インチ
大きさが違います。

後輪です。
トリッカーの16インチ
セロー250の18インチ
今回スイングアームはトリッカーのものをそのまま使います。
入るのでしょうか?
(リヤスプロケット、トリッカー歯数45、セロー250が歯数48)

スイングアームの長さももちろん違います。
ちょこっと並べて見ただけでもトリッカーのが数センチ短いのがわかりました。
あのクルクルと回る機動力はこのあたりにも秘密があるのかもしれません。

サイドスタンドの長さも違います。
セロー250の方が1センチほど長いようです。
以外でした。
もっと長いと思ってましたが・・・

もちろんこれも交換します。

サイドスタンドのスプリングも違ってました。
セローのが太くてバネが強いです。
取り付けに苦労しました。
これは一人で作業しないほうがいいと思います。
バイク押さえてる人がいないと大変なことが起きそうです。
(下敷き・・・)

今回の難関の一つディスクローターの大きさの違い。
トリッカーよりセローのほうが大きかったのです。
後で気づき色々試すことになります。

ポンポンとまずは仮組み。
これはフロントフォークが「トリッカー」
スイングアームが「トリッカー」
タイヤ、ホイールが「セロー250」の」の状態。

ブレーキキャリパー、チェーンはつなげてない状態です。

仮組み、前タイヤ
知らない人が見ればこれが「トリッカーのノーマルだよ。」と言ったら信じてしまいそうです。

ここで気づく!
セローのディスクは大きくてトリッカーのブレーキキャリパーが装着できないことに。

セローとトリッカーのキャリパーは同じ部品でした。
どうやら違いはフォークアウターのキャリパー取り付け位置の形状が違うようです。

ということで・・・

まずは
フロントフォーク 「トリッカー」
タイヤ、ホイール 「セロー250」
ディスクローター 「トリッカー」
にしてブレーキキャリパーをセット。

後輪を担当してた店長もセロー純正チェーンをつなぎこっちは完成。

その時のチェーン調整カタツムリは8に設定。

アームとタイヤのクリアランスはこれぐらい確保!
チェーン調整もまだ引けるし。
入るものだね!!

トライアルタイヤは・・・
装着できるっぽいけど難しいかな。
ま、でも最終的にセロースイングアームがあるから大丈夫。

前スプロケはトリッカー用、「まだまだいける!」ということで現役続行!
「こまめに油挿しとけば長持ちして使えるよ」
うん、マメに注油はしてたからね。
油ダンゴが・・・

こんなものも作ってくれてた!
21インチ用ノーマルフェンダー

ステーで高さを補って21インチでも大丈夫!
えぇぇ、フェンダー買っちゃったのにこっちだとお金かからなかったな。

「こっちは壊れたりしたときの予備とか好みに応じて使い分けてね。」
大会に出てたトリッカーの方がこう
いう風にしてたそうです。
大会の録画見たら、あっなるほど!

こっちをつけるとノーマルトリッカーの外観壊さずに大径化。

ステンレスの板を切り、ドリルで穴を開けてアップフロントフェンダーの取り付けステーを作成中!
フォークブーツはセローの物をそのままトリッカーに移植。

まずは走れるようにしてみた。
試験運転開始!



「ちょっとオーナー、走ってきてみて!」
ドキドキドキドキ、おおお、大丈夫かな?

デジカメの電池が無くなったのでコンビにまで軽く試験走行。
広いとこでユーターン、いろいろ試してみる。
ポジションはシート高が上がった。それでも足底べったりつくぞ。
フロントが若干上がった感じ。
リアタイヤ支点にして上がったためハンドルが近く感じるしステップも数ミリだろうが前に感じる。
ポジションはどこもいじってないはずなのにゆったりめに感じる。

いい!

なんか自分のバイクじゃないみたい。
ポジションもだけどエンジンの感じも違うく感じる。
なんかねほんと違うバイクみたいだぞ。

流すスピードが気持ちいいぞ。
加速のよさは改造前のトリッカーだけどこっちの方が穏やかで自分にあってるな。
ダートの走破性よりロングツーリングが得意そうに生まれ変わった感じかな?
実際未舗装路へ乗り込んで見ないとなんともいえないけどね。

でもね、
フロント21インチにトリッカーのディスクローターが小さくてブレーキが甘い!
(追加更新:今思うとあたりが出てなかったからだろう。)

何でだ、トリッカーではそれなりに効いてたブレーキが効きが甘い。
帰ってきて報告、次の試作2号機に作りかえる。

<その2>へ

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コメント (8)
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