水晶岳へ
当初は雲の平山荘から三俣蓮華を経由して
双六小屋にいくだけの予定だったのだが
地図をみてたらなんか行けそうだね
という事で
急遽決まった水晶岳行き
夜のあいだに少し雪も降ったらしく
木道にはうっすらと白いものが
その上にところどころ
獣の足跡が
キツネかな?
朝食を食べて
6時半前には山荘出発
雲が一面に垂れ込めて
天気としてはあまりよくない
早く晴れてほしいと思いつつ歩く
キャンプ場の水場で水を補給したが
これがタイムロスになったかも
雲の平山荘は雨水なので水も有料なのだが
ここはお金を払ってでも水を山荘で調達するべきだったかも
水場までの木道は傾斜しているところもあって
滑って困った
やがて祖父岳へ
そんなに特徴のある山ではないが
実は
雲の平とは祖父岳そのものだというはなしもあり
行きはともかく
帰りには水晶岳下の分岐から
雲の平山荘から祖父岳と朝に登ってきたところがすべて見えて
感動的だった
祖父岳山頂で
雲の平山荘で同宿だったおじさんと一緒になった
おじさんはそのまま三俣山荘経由で双六小屋に行くという
さて
祖父岳を通って下っていくと
道が二つに別れた
あれ?
地図には一本しか道がないんだけど
左かな
でも右にも行けるように見えるけど
結局、左に決めて歩き続けた
いちおう登山道なのだが
下る下る
突然ロープの垂れ下がった崖みたいな道になったり
地図でみるともっとなだらかだし
第一、祖父岳よりも高い山に向かっているのに
延々下り続ける登山道に
正直不安になった
しばらくしたら水の流れる音もしてきて
もしかして道間違えたかなと
ところが途中にひとつも標識がなく
あと少しいっても目指す分岐にたどり着かなかったら
引き返すしかないかな
とちょっと青くなりながら歩いた
でやっと道が登りになって
目指す分岐にたどり着いた
ここまででも結構時間がかかった
どうやら道はあっているようなので
ひとまず水晶小屋を目指す
道が登り始めると
風を遮るものがなくなって
冷たい風がもろに吹き付けてきた
寒い
岩肌や木々には真っ白く霜がついていて
ちょっとやばい
風がなければ全然へいきだけど
今回の装備だとこれ以上はちょっとやばいと思った
メリノウールのシャツにメリノの半袖を重ねて
さらに裏地つきのウインドブレーカー
その上に冬用のアウターを着ていたのだが
それでも風がきつかった
低体温症で遭難するかもと思った
大きなケルンが何本かあったので
風を避けながら水筒のお湯を飲んだ
ハイマツの影とかところどころ風のないところで休みつつ
傾斜はそんなにきつくないけど
寒さが厳しかった
やっとで水晶小屋
裏からこれも雲の平山荘で同宿だった人がひょっこり出てきて
(この人は早発ちしたので朝食にはいなかった)
小屋の土間を使わせてもらって休んでいた
とのこと
むむ
水晶小屋はすでに営業を終了していたのだ
でもまだ人はいて小屋閉めの作業をしているのだった
とりあえずトイレを借りて
小屋番さんに断って土間で休憩した
そしたら外国人の青年が入ってきて
やはり営業終了とは知らなかったみたいで
お昼をここで食べようと思ってたよう
小屋番さんから特別に? カップヌードルを売ってもらってた
それをみつつ
こちらは装備をととのえて
山頂に向かうために小屋を出発した
一瞬、野口五郎岳の方に行きそうになり
引き返して
小屋の前から水晶岳山頂方向へ
歩いていくといよいよ山頂とそれに連なる山が見えた
想像よりも険しい
雲はまだ全部晴れなくて
風も強かったが
予定の時間で戻ってこられるか微妙だった
ちょっとこれは怖いなと思った
何より時間が押していた
という訳で
今回は登頂は断念した
登りたかったけど
無理だと判断した
水晶小屋に戻り
また土間を借りてお弁当を食べた
雲の平山荘のお弁当はおむすびが二個
ちょっと固くてあと量が多かった
下山を始めると
アウターなしで登ってくる年配の男性とすれ違う
鼻水が出てたけど寒くないのかなと思った
やや行くとまた別の男性と
下山をはじめたら空が晴れてきた
雲をまとった槍ヶ岳が見えた
それから
登るときは全くわからなかったけど
今日自分が歩いてきた道が
雲が晴れて全部見渡せた
ああ、こうなっていたんだなあ
朝とは全く表情の違う山の景色だった
さっきの分岐まで戻り
黒部源流を通って三俣蓮華へ
長い長い下りとなった
(つっつく)
当初は雲の平山荘から三俣蓮華を経由して
双六小屋にいくだけの予定だったのだが
地図をみてたらなんか行けそうだね
という事で
急遽決まった水晶岳行き
夜のあいだに少し雪も降ったらしく
木道にはうっすらと白いものが
その上にところどころ
獣の足跡が
キツネかな?
朝食を食べて
6時半前には山荘出発
雲が一面に垂れ込めて
天気としてはあまりよくない
早く晴れてほしいと思いつつ歩く
キャンプ場の水場で水を補給したが
これがタイムロスになったかも
雲の平山荘は雨水なので水も有料なのだが
ここはお金を払ってでも水を山荘で調達するべきだったかも
水場までの木道は傾斜しているところもあって
滑って困った
やがて祖父岳へ
そんなに特徴のある山ではないが
実は
雲の平とは祖父岳そのものだというはなしもあり
行きはともかく
帰りには水晶岳下の分岐から
雲の平山荘から祖父岳と朝に登ってきたところがすべて見えて
感動的だった
祖父岳山頂で
雲の平山荘で同宿だったおじさんと一緒になった
おじさんはそのまま三俣山荘経由で双六小屋に行くという
さて
祖父岳を通って下っていくと
道が二つに別れた
あれ?
地図には一本しか道がないんだけど
左かな
でも右にも行けるように見えるけど
結局、左に決めて歩き続けた
いちおう登山道なのだが
下る下る
突然ロープの垂れ下がった崖みたいな道になったり
地図でみるともっとなだらかだし
第一、祖父岳よりも高い山に向かっているのに
延々下り続ける登山道に
正直不安になった
しばらくしたら水の流れる音もしてきて
もしかして道間違えたかなと
ところが途中にひとつも標識がなく
あと少しいっても目指す分岐にたどり着かなかったら
引き返すしかないかな
とちょっと青くなりながら歩いた
でやっと道が登りになって
目指す分岐にたどり着いた
ここまででも結構時間がかかった
どうやら道はあっているようなので
ひとまず水晶小屋を目指す
道が登り始めると
風を遮るものがなくなって
冷たい風がもろに吹き付けてきた
寒い
岩肌や木々には真っ白く霜がついていて
ちょっとやばい
風がなければ全然へいきだけど
今回の装備だとこれ以上はちょっとやばいと思った
メリノウールのシャツにメリノの半袖を重ねて
さらに裏地つきのウインドブレーカー
その上に冬用のアウターを着ていたのだが
それでも風がきつかった
低体温症で遭難するかもと思った
大きなケルンが何本かあったので
風を避けながら水筒のお湯を飲んだ
ハイマツの影とかところどころ風のないところで休みつつ
傾斜はそんなにきつくないけど
寒さが厳しかった
やっとで水晶小屋
裏からこれも雲の平山荘で同宿だった人がひょっこり出てきて
(この人は早発ちしたので朝食にはいなかった)
小屋の土間を使わせてもらって休んでいた
とのこと
むむ
水晶小屋はすでに営業を終了していたのだ
でもまだ人はいて小屋閉めの作業をしているのだった
とりあえずトイレを借りて
小屋番さんに断って土間で休憩した
そしたら外国人の青年が入ってきて
やはり営業終了とは知らなかったみたいで
お昼をここで食べようと思ってたよう
小屋番さんから特別に? カップヌードルを売ってもらってた
それをみつつ
こちらは装備をととのえて
山頂に向かうために小屋を出発した
一瞬、野口五郎岳の方に行きそうになり
引き返して
小屋の前から水晶岳山頂方向へ
歩いていくといよいよ山頂とそれに連なる山が見えた
想像よりも険しい
雲はまだ全部晴れなくて
風も強かったが
予定の時間で戻ってこられるか微妙だった
ちょっとこれは怖いなと思った
何より時間が押していた
という訳で
今回は登頂は断念した
登りたかったけど
無理だと判断した
水晶小屋に戻り
また土間を借りてお弁当を食べた
雲の平山荘のお弁当はおむすびが二個
ちょっと固くてあと量が多かった
下山を始めると
アウターなしで登ってくる年配の男性とすれ違う
鼻水が出てたけど寒くないのかなと思った
やや行くとまた別の男性と
下山をはじめたら空が晴れてきた
雲をまとった槍ヶ岳が見えた
それから
登るときは全くわからなかったけど
今日自分が歩いてきた道が
雲が晴れて全部見渡せた
ああ、こうなっていたんだなあ
朝とは全く表情の違う山の景色だった
さっきの分岐まで戻り
黒部源流を通って三俣蓮華へ
長い長い下りとなった
(つっつく)
メスティン自体は普段も家の料理でよく使う
茹で玉子や少ないお味噌汁やパスタを茹でるとき
少ない水ですんですぐに沸騰するので重宝する
今回は久しぶりにご飯を炊いてみた
100均のアルコール燃料は未開封にも関わらず
スカスカになっていて火もつかなかったが
エスビットの方は開けっぱなしだったのに
普通によく燃えた
茹で玉子や少ないお味噌汁やパスタを茹でるとき
少ない水ですんですぐに沸騰するので重宝する
今回は久しぶりにご飯を炊いてみた
100均のアルコール燃料は未開封にも関わらず
スカスカになっていて火もつかなかったが
エスビットの方は開けっぱなしだったのに
普通によく燃えた