新穂高へ下山
そういえば
双六小屋と言えば
遭対協の副隊長さんを思い出す
今年はいなかったようだが
双六小屋の朝食は8時くらいまでいつでもオッケーらしい
6時くらいに食べて出発
出掛けに雲の平山荘にいたおじさんと会った
本日の予定は新穂高まで
昨日いけなかった双六岳に登ってから下山する
という案もあったが
相方の足首が腫れていたので
(下山はいつも時間がかかる)
大事をとって下山のみとした
天気は
昨日これくらい晴れててくれれば
と思うくらいの晴天
サングラスの出番だ
少しずつ小さく遠くなる双六小屋を振り返りながら下山
途中、鏡平山荘でコーヒーブレーク
ツアーっぽい年配の男女の一団がちょうど休憩に上がってきていた
鏡平山荘では風上に席をとるべし
なんだかいつも煙草を吸っている人がいる
鏡平はまさに紅葉の真っ最中
前回と同じく池をバックに記念撮影をした
水面がやや波立っていて
鏡のようにとはいかなかったがきれいだった
そのまままた下り続ける
木が多くなり
登ってくる人も結構いた
沢を渡るところは
心配していたような増水はなかった
景色を楽しみつつゆっくりと下る
やがて山道はおわり自動車のとおれる林道になる
徐々に下界に近づく感じ
振り返ると下ってきた山々がはるか上に
またこれを登るのかと思うと大変だなあと言う気持ちになる
実際、双六小屋までの登りはなかなか大変だ
お腹すいてきたなかをわさび平小屋を目指す
前回見かけたやたら元気な年配の夫婦のことを思い出す
わさび平小屋ではネクターを飲んでおうどんを食べた
なんか汁気のあるものが食べたいと思ったので
トイレが新しくなっていた
そこからは新穂高ロープウェイまですぐ
無事の下山となった
バスの時間を確認してホテルで立ち寄り入浴し汗を流す
本日は奥飛騨温泉泊
ところが
乗る予定のバスにまさかの長蛇の列
どこかの外国人観光客のツアー? なのか
まさかの立ち乗り
降りますって英語で何て言えばいいんだ?
と思った
まあなんとかその日の宿に到着したのだった
(ひとまずおわり)
双六小屋まで
岩苔乗越から黒部源流を通り
三俣山荘経由で双六小屋へ
地図でみるとそんなにかからないように見えたのだが
長かった
小さな沢にそってずっと下る
途中、黒部源流の碑
しかしこれだけを見に再びここに来ることはないであろう
これだったら鷲羽岳経由のほうが良かったかなと思った
とにかく歩いてもあるいても
三俣山荘にたどり着かない
やっとたどり着いたときには
双六小屋をキャンセルして
三俣山荘に泊まろうかなと
本気で考えたが
そのとき既に15時くらいだったと思う
結局、双六小屋へ
途中、スマホの電波の通じるところがあったので
双六小屋に連絡
今、巻き道を登っていて
17時くらいには着きます
と、希望的観測を伝える
双六小屋の夕飯は17時だそうでギリギリ
しかし
またこれが歩けどもあるけども
双六小屋にたどり着かず
あれ、この前歩いたときはこんなに遠かったかなぁと
徐々に日も落ちてきたがそんな中でも双六から三俣蓮華に向かって歩いている人たちと
すれ違った
やっと双六小屋の赤い屋根が見えて
薄暗がりのなかたどり着いたのは
17時半だった
朝からトータルで11時間くらい行動していたことになる
チェックインをすると
夕食はもう終わっていたが
軽食(カレーとかうどんとか)は19時まで出せるとのことで
部屋に荷物を置いて着替えてから
生ビールとおでんとカレーライス
ちょっと多かった
談話室は前回は満員だったけど
今回は余裕があった
やはり台風のせいか
それでも思ったよりは人がいた
食事のあと
もうすっかり暗くなった小屋の前のベンチで
足にエアサロンパスを吹いた
すっかり山の必携品だな
曇っていて星は見えなかった
(つっつく)