初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

フラサバソウ   植物たちへの感謝をできるだけうつくしいことばで    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2025-01-28 00:03:33 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

つめたい魔法を解く

 

時の船が待つ

 

フラサバソウの草の海

 

 

キセキの星に

ともに生きる植物たちを呼ぶとき

どんな情景を思い浮かべるのか

その想像力が試される

 

(FRASAVA草)オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。

ヨーロッパ原産。明治初期に長崎県で初めて確認。

草丈10-30cmほどの越年草。

花径、3~4mm。花期は12~5月(一般的には4~5月)。

名の由来、日本で最初に発見した、

19世紀のフランスの植物学者フランシェとサバティエ

 (Franchet と Savatier)の名前を組み合わせた。

二人は共著で1879年に『日本植物目録』を出版。

同科・属の、最悪な標準和名を持つホシノヒトミがうらやむ、

とてもうつくしいなまえ。

オオバコ(大葉子)は、大きな葉の様子からの説。

ゴマノハグサ(胡麻の葉草)はカタチ。

クワガタソウ(鍬形草)は、扁平な果実のカタチと萼片が、

兜と角状の飾り、鍬形に似てることから。

 

 

アーカイブ

11月下旬。

 

 

12月下旬。

 

 

 

1月初め。

 

1月中旬。

 

 

 

 

2月上旬。

房総半島の海岸で。

 

 

 

千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

 

 

2月中旬。

 

 

 

2月下旬。

コゴメホシノヒトミと。ショカ園。

 

 

 

3月上旬。

ホシノヒトミと。ショカ園。

 

 

3月下旬。

 

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名の、

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間。

 

ヒョウジュンとかで決まってるから、

仕方ない、

そのままでいいだなんて、

どこかの独裁者の国のようで、

オソロシイ。

たかが野の花のなまえという世界観が、

多くのヒトが違和感、嫌悪感を持つ、

ちいさくておおきな問題をいつまでも放っておく世界観が、

とてもオソロシイ。

 

遠い時代だから許容されたのでしょうか。

名付けてしまったヒトのことも、

ずっと傷つけているのに。

 

コゴメホシノヒトミ(小米星の瞳 ヴェロニカ シムバラリア)

標準名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

花径は、5mmくらい。

 

 

ホシノヒトミ(星の瞳)

標準名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

花径、1cm前後。

 

 

タチホシノヒトミ(立星の瞳・ヴェロニカ アルベンシィ)

ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、

ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。

標準名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。

犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。

コレハニホンゴデスカ?

 

 


ツバキ   迷わない、咲きオワリこそ、うつくしい        東京都江東区都立の森

2025-01-21 00:01:17 | 東京都江東区都立の森

 

 

迷わない

 

咲きオワリこそ

 

うつくしい

 

 

 

(椿)ツバキ科ツバキ属。常緑。

原産、日本固有、本州以西に分布。

花期、冬から春。

高さ20m近くに達する。

名の由来、艶葉木(つやばき)等

うつくしい葉を形容した説が有力。

 

ツバキ  アーカイブ

 

 

 

 

 

 

 

 

東京都伊豆大島

思い出の夏

 

 

 


トベラ   早春の、トビラ    千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2025-01-16 00:01:19 | 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

海の風が舞う

 

森に咲く赤い実が開く

 

早春の、トベラ

 

 

 

(扉) トベラ科トベラ属。常緑。

原産、日本(石川県・岩手県北限)、東アジア。

海岸近くに生育。

花期、4~6月。花径、1cm。

白から次第に淡黄に変化。 芳香。

初夏、センダンとの香りのデュエットが最高。

樹高。8mくらいに。 雌雄異株。

雌雄花の区別は厄介。

名の由来、2月の節分や大晦日に、この木の枝を扉にはさんで   

邪鬼を払う風習から、「とびらの木」と呼ばれ、訛ったもの。

 

 

栽培記録

2020/2/初め。悪魔の草刈り機から救い出した子。

目が合った気がして、場所も無いのにキリナイヤマイ(笑)。

常緑なのに一度葉が落ちて、

ただの棒が刺さった鉢になってしまった(笑)けど、

 

2020/5中旬。成長が始まった。

 

 

2020/11下旬。

 

2021/5初め。

 

 

2021/11下旬。

 

 

 

2023/1/8

 

 

育てて4年目。

2024/4下旬。鉢植えでまさかのツボミ♪

 

 

2024/4/末。初開花。素晴らしい香り。

 

 

 

2024/5初め。花のおわりも、ずっと香り続けて。

 

 

アーカイブ

5月上旬~中旬。初夏の香り。野鳥の楽園。

 

 

 

 

東京都江東区恩賜の森

 

8月下旬。野鳥の楽園。

アオツヅラフジとのからみ。この絵がショカ園にほしいけど、スペースが無理かなぁ・・。

アオツヅラフジ アーカイブ

(青葛藤)ツヅラフジ科アオツヅラフジ属。

日本各地から東アジアに分布。

花期は7~8月。花径3mmくらい。

 

 

 

 

10月下旬。野鳥の楽園。

 

11月中旬。

 

 

 

 

 

 

11月下旬。

 

 

1月初め。

 

1月下旬。

 

 

2月上旬。

 

 


ヨシ    雪の風、草の海     東京都江東区

2025-01-08 00:01:55 | 東京都江東区

 

 

雪の風に乗って

 

広大な湿地の

 

草の海を渡っていく

 

 

北北西の

 

ふるさとのようすをしらせるように

 

 

(葦芦、蘆、葭)イネ科ヨシ属。多年草。

平安時代まではアシの呼称が一般的で、

以降、悪しを連想する名から変更された説。

しかし、信憑性は薄い、と。

浅い水辺に生えるアサが訛ってアシの説も。

世界中の温帯から熱帯の湿地帯に分布。

花期、8~9月。 草丈、6mくらいに。

芦原(あしはら)は、自然の浄化作用の重要な場所。

野生動物と環境保護に重要な植物群落。

材としての利用は、葦簀(よしず)や茅葺屋根材としても。

「人間は考える葦(あし)である」 17世紀、フランス人パスカル。

大自然のなかではヒトは弱者、しかし考えることができる強者でもある。

というような解釈でしょうか。

古より世界中でヒトとの深い関わり。

 

 

アーカイブ

1月初め。

ヨシの群生から一段上がった湿地に、

水に浸かったら生きられないオギ。

うつくしい色のハーモニー。

 

 

 

1月中旬。

千葉県市川市の深い森

 

 

 

 

千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

 

 

1月下旬。

 

 

6月中旬。

東京江東区恩賜の森、恒例の芦刈。

 

10月初め。

 

 

11月上旬。千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

 

12月中旬。

千葉県市川市の深い森

 

 

ショカ ヒト科ミンハナホシノヒトミ属。

 

 

仲間 アーカイブ

オギ

 

(荻) イネ科ススキ属。多年草。

原産地、日本(全国)、東アジアに分布。

花期、9~10月。草丈、3mくらいに。

ススキ(1~2mくらい)より大きく、根の性質から、

株立ち(1本の茎の根元から茎が複数立ち上がる)しない。

芒(のぎ)の色合いが白い。

低湿地環境に群生。

茅葺屋根の材料に。荻野・荻原等の地名や名字に。

名の由来、風になびく様子が霊魂を招くようだと、おぐ(招)が訛った説。

 


ノバラ    アイトヘイワ      千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2025-01-01 00:01:30 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

あけましておめでとうございます

 

アイトヘイワ

 

祈りを込めて

 

ずっと、ずっと

日々

花、草木を愛せる

平和な国であり続けますように

 

 

育てている草木の枝で書きます。

宛名も全て手書きで、

一人一人を思いながら。

ノバラと、アンジェラ、ゼラニウム、デコラゴムノキ、ローズマリー・・

原種のもつ清楚なカタチ

ちょっと切ない ほのかな香り

うつくしいなまえ

うつくしいにほんご

 

幼い日

遠い記憶

 

(野薔薇)バラ科バラ属。

別名、ノイバラ(野茨)。

日本、朝鮮半島に分布。

日本の野ばらの代表的な種。

花期、5~6月。花径、2cmくらい。

芳香のある白、淡紅色。高さ2mくらいに。

2万種以上と推測される園芸種、

200種といわれる原種、

そして、8つと言われるバラの基本原種のひとつ。

日本のノイバラ・ノバラ(野茨・野薔薇)、テリハノイバラ(照葉野茨)、

ハマナス(浜茄子)の3種も西洋に渡り、交配の重要な基本種に。

バラ、名の由来、刺のある小さな花木を意味するイバラ(茨)が転訛。

 

アーカイブ アイトヘイワ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーカイブ

5月初め。

 

 

ちょっと切ない香り。

 

 

 

 

5月中旬。

2014/12/10みん花、最初から変わらないプロフ写真。

仄かなピンクに頬染めたような表情。

子供のころ初めての挿し木。

大好きな花、僕の原点。

 

 

 

 

 

野鳥の楽園。