甘い大気の深い森。
イノチ育む森。
さかりの冬を彩る、
若々しく青々とした常緑の葉。
ずっと青春。
(木蔦)ウコギ科キヅタ属。
常緑のようすから、別名フユヅタ。
日本(本州以南)、東アジアに分布。
花期、10~12月。花径1cmくらい。
実は翌年初夏に熟す。
10mくらいの長さになるが、樹冠まで覆うことはなく、
気根を出して這い登った樹を枯らすことはない。
ウコギ(五加木・漢名由来、意味不明)科の仲間。
ウド、タラノキ、コシアブラ、ヤツデ、
カクレミノ、観葉系のシェフレラ(カポック)も。
名の由来、ツタ(ブドウ科ツタ属)、伝うが訛って。
別科のツタと比べて木本的であることから。
ウコギ(五加木・五加皮)は、根皮を干した漢方薬、五加皮 (ごかひ)から。
アーカイブ。
9月中旬。
11月中旬。
11月下旬。
12月初め。
1月初め。
1月中旬。
仲間。アーカイブ。
カクレミノ
(隠蓑)ウコギ科カクレミノ属。
本州東北南部以南から沖縄に分布。
花期、7~8月。数ミリの両性花、雄花。
樹高、8mくらいに。
名の由来、
葉が隠蓑(付けると姿が消える架空の蓑)に似ていることから他。
しかし、若い樹にしか観られず、次第に普通の楕円形に変化。