甘い大気の深い森。
イノチあふれる深い森。
アキノタムラソウ
(秋の田村草)シソ科アキギリ属。多年草。
日本全土に分布。
花期、7~11月。
草丈、80cmくらいに。
名の由来、タムラソウ(田村草・キク科タムラソウ属)は、
群生するようすを、軍隊を指すタムラ(屯・党)に例え訛った説。
アキギリ(秋桐)は、秋に咲く桐に似た花。
ノギク
シラヤマギク(白山菊)かな。
(野菊)キク科キク属
原産、中国で作出の説。200年以上前から栽培。8~9世紀に渡来。
野菊の定義は、野生の植物でキクに見えるものの総称とされている。
厳密には野生種はないとも。
交雑、変異が多く種の同定が困難なことが多い。
フユイチゴ
(冬苺)バラ科キイチゴ属。つる性常緑小低木。
新潟県、関東以西に分布。
花期、9~10月ころ。果実は冬に熟す。
マムシグサ
(蝮草)サトイモ科テンナンショウ属。多年草。
北海道から九州に分布。
花期、4~6月。秋に果実。雌雄異株。最初雄株で、成長すると雌株に変化。
草丈、1mくらいに。 全草が毒だが、球茎は薬用に。
名の由来、偽茎(ぎけい)の模様がマムシに似てることから。
属の、天南星(てんなんしょう)は漢方薬の名。
塊茎(かいけい)を南星という星のカタチに例えた、と。