テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



先日のテルミンレッスンで、曲中ある箇所について「もっとしなやかに」、というご指導。
これが、なかなか難しい。お家でリラーックスムードだとなんとなくいけてるような感じもするが、人前に立つとなかなか。それにボリューム感も出しながらかつ「しなやかに」となるともう頭もカラダも混乱状態。

テルミンの音色を動作が決めているという。動作にはカラダの緊張も含む。フォルテで目一杯弾きこむときには腕や手もある程度緊張させて固い音色を作り出すべき、と師匠もおっしゃる。

逆に弱音部分や、やわらかく弾くべきところでは腕や手をだらだらしない程度まで弛める。もちろん体全体からも力を抜くべきなのであろう。
テルミンはカラダの軸が動いてしまうと、音程が変わる(意図せざる音程変化)ので、演奏者は(というか、私の場合は)かなり必死でカラダを静止させようとしており、カラダの力を抜くということがとても難しい。以前よりは無駄な力は抜けてはきたものの、神経を集中すればするほど、体が固まってしまうことも多い。
しなやかに、ゆったりと、ふんわりと、、、で、なおかつ音程やその変化はしっかりと出したいものだが、矛盾した動きなので大変だ。


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