テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



シベリアからモスクワの科学者用の特殊収容所に送られて、無理やり研究をやらされていたようだ。(※1)
しかし、この、「無理やり」というのは第三者的な目でみて無理やりであって、テルミン博士はそう無理やりやらされている感はなかったのではないか、と思う。

なぜか、・・・なんとなくだ。

われとわが身を振り返れば、テルミン博士ほどの業績は全くないが、それなりに本業の仕事の成果は挙げている。
はたからみると、家族に追われ、住宅ローンに追われ、仕事に追われ、やりたくもない仕事を無理やりやらされているように見えるかもしれない。

しかし、本業の仕事も実に楽しいのである。苦しいことも多いが、やりがいのある仕事なのである。44歳のテルミン博士は何を思い、どんな気持ちで日々過ごしていたのか?、それを考えると、なにやら、彼はさほど何かを考えることなく、いやむしろ、極端に言えば、何も考えずに日々生きていたような気がしてきた。

でも、きっと、、クララのことはいつも思い出していたのだろうと思う。思いたい。(※2)


25日と26日はレフ・テルミンさんのクララへの愛を思いながら・・・
それより、私は私で何かを思い、誰かを思ってテルミンを奏でるべきか。(6/25、26のテルミン演奏については、当記事罫線下参照。)

(※1)・・・テルミン博士の数奇な生涯にご興味のある方はコチラの本をどうぞ。
(※2)・・・クララとテルミン博士の時空を超えた愛の物語については上の書籍のほか、是非こちらのドキュメンタリー映画をどうぞ。レンタル屋さんにもあると思います。

・映画テルミンについての当ブログの記事はこちら
・クララについての当ブログ記事はこちらや、こちらに。



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ついでに、当ブログでの紹介記事はこちら


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