テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



「発明者の名前そのものの楽器ってサックスくらいだよな」と
隣に座ってるテナーサックス吹きの若者に聞いてみた(テルミンもだ、と言いたかったのだった。敵は気付いていなかったので、はっきり教えてやった)。

「そうですね。あっ、スーザホンもありますよ。」
なるほど。ただ、スーザホンはチューバをマーチングバンド用に改造したものなので、ちょっと格落ちか。
サックスもリード楽器属という点では発明というより大改訂版という感じともいえる。

ところでサキソフォンとテルミンヴォクス(テルミンの声・・・ロシアでのこの楽器の呼び方)
サックスとテルミン
対応関係がなんか似ている。


若者から得た知識によると、うろ覚えだそうだがユーフォニウムともう1個アドルフ・サックスさんは発明しているそうである。


今週末は高円寺に行きましょう。
・フレンズオブテルミン東京サロン(どなたでも参加できます。)
当ブログ内告知記事はこちら

来週末は五反田(もしくは大崎)に行きましょう。
 移動コンサート 夜光虫  
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手を伸ばせば雲にも届きそうだと感じていたあの頃。
ふわふわ雲に乗りたいな、と思ってた。
わたあめみたいに雲をちぎってたべながら。







ふりかえれば・・・まろ    風
ホンモノはこちら


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シベリアからモスクワの科学者用の特殊収容所に送られて、無理やり研究をやらされていたようだ。(※1)
しかし、この、「無理やり」というのは第三者的な目でみて無理やりであって、テルミン博士はそう無理やりやらされている感はなかったのではないか、と思う。

なぜか、・・・なんとなくだ。

われとわが身を振り返れば、テルミン博士ほどの業績は全くないが、それなりに本業の仕事の成果は挙げている。
はたからみると、家族に追われ、住宅ローンに追われ、仕事に追われ、やりたくもない仕事を無理やりやらされているように見えるかもしれない。

しかし、本業の仕事も実に楽しいのである。苦しいことも多いが、やりがいのある仕事なのである。44歳のテルミン博士は何を思い、どんな気持ちで日々過ごしていたのか?、それを考えると、なにやら、彼はさほど何かを考えることなく、いやむしろ、極端に言えば、何も考えずに日々生きていたような気がしてきた。

でも、きっと、、クララのことはいつも思い出していたのだろうと思う。思いたい。(※2)


25日と26日はレフ・テルミンさんのクララへの愛を思いながら・・・
それより、私は私で何かを思い、誰かを思ってテルミンを奏でるべきか。(6/25、26のテルミン演奏については、当記事罫線下参照。)

(※1)・・・テルミン博士の数奇な生涯にご興味のある方はコチラの本をどうぞ。
(※2)・・・クララとテルミン博士の時空を超えた愛の物語については上の書籍のほか、是非こちらのドキュメンタリー映画をどうぞ。レンタル屋さんにもあると思います。

・映画テルミンについての当ブログの記事はこちら
・クララについての当ブログ記事はこちらや、こちらに。



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来るべきテルミン大学創立記念コンサート(下の罫線以下の案内参照)に向けて、三重奏をテルミン大学構内で練習していると、ときどきいろんな方たちがとおりすがりにお声をかけてくださる。

前々回のときはどこからか現れた着物姿のお嬢さんが佐藤さんに声をかけてすぐどっかへ消える。別のお嬢さんも「素敵ですねー」などと言ってすぐどこかへ。

昨日はまず、おばあちゃんにだっこされた生後10ヶ月の赤ちゃんの訪問を受けた。
おばあちゃんいわく、「なんだろうと思ったらテルミンだったのですねー。人が歌ってるのかと思ってました。」
つぶらな瞳をぱちくりさせている赤ちゃんに三重奏を聞かせてあげた。じゃなくて、聞いていただいた。
素敵な観客がいたせいで、その日の練習で一番いい演奏ができた。

・・・赤ちゃん、おばあちゃんに抱かれたまま、なんだか足をじたばたさせていたような・・・。
ま、泣かれないだけよかったか。

そして、しばらくたって休憩中に、佐藤教授のご主人が。「いやー、お話きいていると、なんだか楽しそうですねー。」とやわらかい笑顔で話しかけてこられた。

あ、ホントのご主人じゃなくて、お正月の映画で佐藤さんのご主人役だった方でした。禁断のもち作りの夫を助け、ご主人亡き後は子供たちの面倒をみながら、禁断のもちを作り続ける佐藤さん、面白かったなー。


ふところの広い大学だ。いいかえれば、わけのわからない大学だ。そこが楽しいところだ。
練習終了を告げるように、1階の工学部からジリジリジリとベルの音が聞こえた。


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先日のテルミンレッスンで、曲中ある箇所について「もっとしなやかに」、というご指導。
これが、なかなか難しい。お家でリラーックスムードだとなんとなくいけてるような感じもするが、人前に立つとなかなか。それにボリューム感も出しながらかつ「しなやかに」となるともう頭もカラダも混乱状態。

テルミンの音色を動作が決めているという。動作にはカラダの緊張も含む。フォルテで目一杯弾きこむときには腕や手もある程度緊張させて固い音色を作り出すべき、と師匠もおっしゃる。

逆に弱音部分や、やわらかく弾くべきところでは腕や手をだらだらしない程度まで弛める。もちろん体全体からも力を抜くべきなのであろう。
テルミンはカラダの軸が動いてしまうと、音程が変わる(意図せざる音程変化)ので、演奏者は(というか、私の場合は)かなり必死でカラダを静止させようとしており、カラダの力を抜くということがとても難しい。以前よりは無駄な力は抜けてはきたものの、神経を集中すればするほど、体が固まってしまうことも多い。
しなやかに、ゆったりと、ふんわりと、、、で、なおかつ音程やその変化はしっかりと出したいものだが、矛盾した動きなので大変だ。


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最近、ニチェボー!(マトリョミン・アンサンブル)の練習やったり、はたまた7月からの講座のことを考えたり、マトリョミンばかりになってしまっているが、テルミンもやりたい。

竹内先生のレッスンには相変わらず通っているが、最近自宅での練習時間が少なくなりがちで、テルミンやりたい「気持ち」だけが空回りという状態であったが、テルミン大学教授のお声がけによりテルミン猛練習をせねばならないことになって、練習している。大変だけど嬉しく、ありがたい。

猛練習といっても平日は音を出す時間がないので、休日だけだ。ただ、その平日も練習している曲のMDを通勤電車で楽譜を広げて聞いている。音を覚えながら、ポジションを考えながら過ごしていたりすると、40分ほどの電車内の時間がすぐに過ぎていく。

テルミンにとってやさしい曲ではないと思う。しかも私の担当部分は主旋律ではない耳慣れない3rd Partだったりするので、楽譜を見ているだけではメロディーが頭に鳴り響かない私は、「どうしよう、どうしよう、オロオロ」ということになったりしている。

以前、教授が教室でこの曲をさらっていたとき、「うーん、また難しい曲をやってるなー」と完全にヒトゴトであったが、まさかそれをやらされる(もとい。やらせていただく)ことになろうとは!。
油断大敵。

が、本番までには美しく奏でられるようにしたい。「いや、します。(断言)



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移動コンサート 夜光虫 についての6月7日の当ブログ記事で、もったいぶって・・・「何かちょっとしたSurpriseがありそうな気配。実は私は知っているが、言わない。」

と書いていたが、既にテルミン大学のサイトにおける案内(こちら)の一番最後で、主催者の教授がバレバレにしておられた。

それは、テルミン3重奏であ~る。そこに私も混ぜてもらっているのである。
これは、とても嬉しいお招きで、教授による厳しい指導のムチに耐えてM的喜びを感じている今日この頃なのでア~ル。

2重奏はよくありますね。私もやりました。
4重奏、やの雪さんがやっておられるようです。
3重奏はどうでしょう?。
・・・「聞きに来てください。」テルミンの音が良く響くお部屋で、3台のテルミンの音がよく混ざり合ってるハズ。(ときどき不協和音?)


おっと、テルミン大学生には学割適用との発表がっ!(こちら)

テルミン大学生で席が一杯にならないうちにお申込を。
ん?、テルミン大学生って何百人くらいいたっけ?。


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再来週の日曜(6/19)夜に高円寺の「円盤」で行われる「Friends of Theremin 東京サロン」に、マトリョミン・アンサンブル「ニチェボー!」が登場します。

思いのほかお時間をいただけるようなので、ピアノ伴奏で3曲、そして賃貸人格さんの手になるキュートでキャッチーな、言い換えればナウでヤングでチープ感あふれる(???)スバラシイ多重録音音源による伴奏で1曲の合計4曲をお届けする予定。
6人(6体)でやれそう。曲は市販の楽譜によるものだが、少しは工夫して演奏するつもり(と言ってしまったので、メンバーの皆さんよろしく)。

当日の演奏予定メンバーのご紹介
(マトリョミン)相田康一郎、伊藤麻紀、織戸義隆、佐藤沙恵賃貸人格、中村由紀
(ピアノ)橋本裕子

「あの円盤のスペースにそんなに大勢並べるのか!?」「テルミンよりは相互に干渉しにくいマトリョミンとはいえ、それは無謀では!?」との声にさあ、どうするニチェボー!。乞うご期待。


(以下、フレンズオブテルミンの「めるまがエーテルニュースNo.113」より転載)

東京でのサロンです。内容が決まりました。 
 ┃ ┃  レクチャーありライブありで、う~ん盛りだくさんっ!
  ▽   

 「Friends of Theremin 東京サロン」

 今回は、「テルミン奏者の為のエフェクター講座」、
 「マトリョミン徹底解剖」などのワークショップに加え、
 ボッサ&テルミンの共演、何体ものマトリョミンが一斉に唄いだす
 マトリョミン・アンサンブルなど演奏も盛りだくさん!

 【日時】6月19日(日)開場6:30PM、開演7:00PM
 【場所】高円寺 円盤 
     TEL : 03-5306-2937
 【料金】¥1,000(1ドリンク込み) 
 ★予約前売はありません。当日入場のみです。

 【ゲスト】
 ●cinnabom(ちなぼん:sugar plantのボーカル、正山千夏のソロユニット)
 (チナボンブログ はこちら
 ●ニチェボー!(マトリョミン・アンサンブル)

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昨日放送されたテレビロシア語会話だが、撮影前にメイクさんにメイクしてもらいました(ウフッ)。
ま、メイクといっても3分くらいでおしまい。ドーランちょっと塗って、眉毛ちょっと書いて、(メイクさん)「このくらいでいいでしょうか?」・・・(私)「いやー、どうなんでしょう。私にはわからないんですけど・・・」と、会話を交わした。

(私)「あのー、ちょっとひげが濃いんですけど・・・」  (メイクさん)「じゃ、これで・・・チョイチョイ・・・」 ひげが無くなった。

女子お二人はもうちょっとメイクに時間をかけてもらってたみたい。師匠も少し念入りに、主役だし。

アシスタントの役回りのオクサーナさんはチッチャイ赤ちゃん連れで楽屋入り。他の出演者から「オクサーナさん」と呼ばれているのを聞いて、私は最初「おくさーま(奥様)」さんといわれているのかと思ってた(笑)。

道化(?)役のミーシャさんはエンジニアらしからぬはしゃぎぶりで、マトリョミンをとても面白がって、スタジオでディレクターから「ミーシャ、うるさいよ」といわれても、マトリョミンいじりをやめないで、別の部屋に移動してまで遊んでた。ロシア科学者のDNAが騒ぐのだろうか。

バレリーナの長田佳世さんはテレビの感じどおりの素敵な方だった。にっこり笑顔で接していただいて、やわらかい気持ちになれた。

金田一先生も控え室での本読みの合間にヒマしていた私の話し相手など気さくにしていただいた。どこの馬の骨ともわからぬ私の話を実に真剣に聞き入る先生の姿勢に感心した。

出演者の皆さんはテレビ画面で見る雰囲気そのままの方たちでとても素敵だった。

いやしかしテレビの影響は大きい。昨日の当ブログへのアクセス数は平常のほぼ2倍の259IPアクセス(711ページビュー)(アクセスIP数ランキングはgooの234,057ブログ中372位)で、検索ワード「マトリョミン」やその関連で70を超えていた。久々のヒット!。
よい誕生日記念にもなった。たくさんのお祝いコメントもありがたかった。あらためまして「皆様ありがとうございました。」

テルミン、マトリョミンを見逃した方、録画しそこなった方は是非再放送をチェーック!
NHK教育 テレビロシア語会話
6/10金曜日の早朝5:30~5:55(再放送)

私が気付いた限りにおけるブロッガーの皆さんの反応は・・・
・すよんよんさんのブログ思いつくまま
・tamacさんのブログBOX HEAD ROOM
・me-changさんのポレポレ
・しるばまるさんの3日もてばいいWeblog
・すなっぷすてぃっくさんの日刊すなっぷすてぃっく
・テルオとマトコさんのテルオとマトコのテルミン入門記

もちろん趣味嗜好性の強い音、音楽ですから、万人に気に入っていただけることはありえません。このようなご感想もありました。
・マーシャさんの噴水2




そして本物のテルミン演奏を聞きたい方はこちら(夜光虫)に行きましょう。
私もちょっこっとテルミンの合奏に参加させていただいております。

昨日の告知記事中、予約、問い合わせ先のメールアドレスに誤りがありました(現在訂正済)。
正しくは yakouchu@theremin-unv.com (6/24まで)です。
失礼いたしました。訂正しておわびいたします。


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題して「夜光虫 移動コンサート
主催はオムトンテルミン大学

「移動」というのは部屋を移動することのようだ。
・・・・・・アトリエヘリコプターには3つの部屋があり、今回はその全部を使ってコンサートをするという試みです。テルミン大学はいつも教室として使用している和室、その隣の洋室でオムトンのコンサートをします。・・・・・・(コンサートのちらしより)

ん?、では3つ目の部屋は?。何かちょっとしたSurpriseがありそうな気配。
実は私は知っているが、言わない。だって、チラシにも書いてないんだもん。(知ってる人もばらさないで。)
「これは行っといたほうがよかったなー」、と後悔しないように、是非行きましょう。3回もあるし、どれかに行きましょう。


コンサートの中味はまず、テルミン大学創立記念コンサート、そしてオムトンコンサート。オムトンのホームページにも案内がされている。

最初の和室には・・・日本画家、林牧(オムトンジャケット画)による展示、装飾
オムトンコンサートでは・・・+ 帽子作家、五反田陽子の作品を着用
そのほか・・・山本由佳の絵画展示
もあり。

日程:6/25(土)15:00~、19:30~
    26(日)14:00~ (開場は開演30分前)
場所:アトリエヘリコプター(JR五反田または大崎より徒歩8分)
料金:2,000円(前売り、当日共)

道順はアトリエヘリコプターのホームページに大変詳しく記載されている。初心者には五反田からのほうがわかりやすい(と私は思う)。五反田のキャッツシアターまで行ければ、あとほんの少しのところにある。

予約、問い合わせはyakouchu@theremin-unv.com(6/24まで)
080-5698-9127(当日2日間のみ)


テルミン大学に関する当ブログ記事はこちら
オムトンに関する当ブログ記事はこちら

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