ピアノを弾こう🎹 国分寺市、小平市の《つぶらピアノ教室》

国分寺市北町のピアノ教室のご案内です。鷹の台駅より徒歩8分、創価小学校より徒歩3分です。

試験

2020-09-27 18:27:00 | ピアノ教室
何年ぶりでしょうか?
久しく味わっていない緊張感。

今日は先日受けた講座の試験がありました。
先日ブログに書いた、午前午後と各3時間を
zoomで受けたという講座の認定試験です。




コロナのおかげで、オンラインレッスンがより良いレッスンになるようにと情報を集め始めたことをきっかけに、広がっていきました。


オンラインレッスンへの移行は、個人のピアノ教室はいち早く取り入れたようで、ピアノの先生たちは、より良いレッスンを求めて模索していました。
もともとオンラインを取り入れていた人の発信を参考に、あれこれ模索して情報交換や、勉強会などオンライン上でのやりとりが盛んに行われています。

そんな中で出会った小さな子向けの教材。

最近は脳とピアノについての研究が盛んに行われていて、ピアノがとても良いということが言われています。
2、3歳のお子さんは発達の目覚ましい時期ですが
この時期のピアノレッスン開始は良いようです。

そんなことからか?2歳さんからのレッスンは大手でももう当たり前のようにあり、1歳さんまであるらしい…

幼児の発達に合わせた、リトミックが主流のようですが、ピアノをやってみたくて始めるなら、ピアノの導入から初級にスムーズにつながるものだと理想的です。

それにリトミックからピアノって、どう繋がっているのか、わかりにくい部分もあると思います。

プレピアノコースを新設してみようと思ったのは、
イベントの際、小さな子たちの表情が忘れられないからです。
赤ちゃんが、お母さんに手を取ってもらって
リズム遊びに参加した時の顔❣️
さーっと日が差したように、明るい笑顔に変わる
その表情の変化は感動しました。
赤ちゃんでも、音楽を楽しんでいて、
お母さんに見せてあげたかった。
お母さんは私の方に向けて赤ちゃんを抱いていて
お母さんからは見えないのです。
本当に見る見るうちに変わっていく表情は忘れられません。

そんなこともあって、赤ちゃんでもだれでも参加できる
イベントを開催してきました。
(小さい子用はピッコロさんとして、時間を短くして)

リトミックではなく、ピアノに直接つながる
プレピアノコース。
0歳の赤ちゃんはイベントに遊びにきてもらう形で良いと思いますが、最近の低年齢化した初めてのプレピアノレッスンとして、良い教材を探し、どんな言葉がけをするかなど専門的な知識も必要と思って調べていました。

それが、このコロナで日本のあちこちでピアノを教えていらっしゃる先生たちに出会い、
勉強させて頂いて、新たな出会いもありました。

それが「どれみフレンズ」の教材です。

これはこの年齢の子たちに本当に良くできた教材で、
普通の導入書でも触れてはいるけれど
さらりと最初に出てくるだけのことを
スモールステップで学んでいきます。

昔は、ピアノといえばバイエル、
もしくはメトードローズ。

読譜についても今のように丁寧に教えてもらった記憶もなく、なんとなく気がついたら読めるようになっていた、曖昧だったこともいつしか納得できてわかっていた、
そんな感じだったと思います。

でもこれは、幸運にもすんなり理解できた人。

ということなのでは?

と今は思っています。

私も含めてですが、長く続けて、ある程度弾けるようになった人は、みんなそんなタイプなのだと思います。
確かに楽しい時も、そうでない時もあって、乗り越えてきた、努力をして続けてきたことではあります。

では、続かずに途中でやめた人は?

根性がなかった?

私は、このなんとなくすんなり進めたひととは違うタイプだったのだと思っています。

それは音楽の才能とは違います。

本来音楽は本能から溢れ出て生まれていると思うからです。

だれでも楽器を弾ける。

ピアノは確かに求めればキリがなく、難しいけれど、演奏することは、本来だれでもできます。
肺活量も必要ないし、生まれつきの美声もいらない。

歌ならだれでも歌えるけど、ピアノは特別に長続きした人しか弾けない?

そうではなく、だれでも長続きできるレッスンが必要だと思うようになりました。

それには、この始まりの部分の導入期に
自然となんとなくすんなり行く人だけでなく、
モヤモヤを抱えたまま、すっきりしないせいで、なかなか他の知識と結びつかないことがないようにしたいのです。

音の高低。

これを特別に教えられた人は昔はいなかったと思います。

そのうちなんとなくわかった人ばかり。

これがあまりしっくりこなくて、モヤモヤと抱えている子がいます。

だって、生活の中では、上が高い、下が低い。
なのにピアノは右が高い。左が低い。

これが感覚として一致しない。

言葉ではわかるけれど、モヤモヤを抱えている。
そういうタイプは、鍵盤の位置もあまり把握できていない事が多いです。

他の教室から変わってきた中学生で、
どれみは読めるけれど、鍵盤のどこの位置の
「ど」なのかがわからない?気にしない?で読んでくる子がいました。

ここ、とっても重要です。
でも、どれみは読めるから、見過ごされてきた模様。言えば考えてみてできるけど、見た瞬間に把握できないのです。

譜読みひとつで、様々な弊害が出てしまう。

これは、導入期に問題があるのでは?

と疑問に思っていました。

導入書には書いてあります。
でもちょっとだけさらりと最初の方に出てくるだけ。
いずれなんとなくわかる、すんなり進める子には良いけれど、そうでなかった子は、のちのち苦しみます。
そしてどれみを読むことはできるからと、
自分が本当にわかっているとは言えない状態であることに気づくことなく、すんなりいった子の何倍も苦労して、いつしか疲れてやめてしまう。

それは努力を続けられなかったから。
と、自分のせいだと思い込んで。

昭和の根性論。

そうではなくて、誰もがしっかり理解して
本当の意味での読譜を身につけられたら
誰も挫折などしないかも。

練習しない、は読譜が大変だったから。
そこが楽にできるようになれば
楽しく続けられたのでは?
と思うのです。

ほかに興味のあることが忙しくてという理由なら別ですが…

私の生徒さんでとても感性の豊かな、音楽性の優れた生徒さんがいます。
その子は2歳からピアノを始めて、
5歳でうちの教室にやってきました。

どんなものをやっていたかを聞いたみると
沢山の導入書を種類を変えてたくさんやっています。
またその先生のオリジナルで、スケッチブックに書かれたその子に合わせた手作りの教材までありました。
とても手をかけて教えていらしたことが伺えます。

が、レッスンの最初に教える、高い低い。
そもそもここがわかっていなかった。
そして鍵盤と音の関係も即判断することもできない。
どれみ以外の音符が読めない。

内心驚きましたが、2歳からのレッスンは
音楽に触れること、体験することが
意味を持つ、ということはわかります。

でもね。と思ってしまいます。
せっかくやったのなら、初級にすんなり入れるような、ピアノにつながるレッスンになっていたら。。。


そんな色々な想いと、私が欲しかった導入期の見過ごされがちだけれど大切なものを、丁寧に進めていく教材に出会えたことで、新コースの開設を決めました。

どれみフレンズ。

どれみのキャラクターと一緒に
ピアノに結びつく幼児期のレッスンです。

講座はこのどれみフレンズの教材についてのものでした。

教本や教具を買って、自分なりにレッスンすることもできるようですが、せっかく幼児の特性を研究して作られた教材。
まずは自己流でなく、しっかり学んでみたいと思いました。

さて今日は認定試験。

模擬レッスンを二つしました。

オンラインだと余計に緊張するらしいのですが、
久しく試験というものを自身が受けることがなかったし、なんだかソワソワドキドキしていました。

レッスンの様子の録画を頂けるようなので、
それを見て自分のレッスンを客観的に見て
改善できるチャンスです。

この教材を作った先生が試験をされたのですが
終わった後、どこかでリトミックとかされていましたか?と聞かれました。

まさかまさかのお言葉。

ピアノは個人レッスンのみしかやったことはないので、
幼児の集団なんて難しそうなことは
私の力にはあまりあると思っていたからです。

何をすれば良いのかわかりやすい説明で、言葉がけが適切と言って頂けたのが驚きでした。

そこが1番の心配事だったので…

教える内容とか、やることは今までの経験がありますが、講座を受けたのも、そこが自信がなかったから。

これを励みに頑張ろう❣️

新コース開設のために、準備を進めていきます❣️

小さいお子さんのプレピアノコースについてはまたこちらでご案内をいたします。

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