夕暮れの海で

つんちゃはフミ姉にかまってもらいたそうに
顔を舐めてみたり、ウァウ！Grrrr・・・あぅっ！
などと言ってみたりしていたが、
最後は諦めて寝た。。。

そんなつんちゃはたったの１週間で香ばしい匂いがする。
やはり、シャンプーは明日まで待てないので、
夕方、海へ行くことにした。

今朝は遊びの当てが外れたせいか、
夕方はやる気満々で海へかっ飛んで入った。
次第に夕闇が迫り、ここらで最後にするか～と投げた一投が失敗だった。

つんちゃは目標を見失い、どこまでもどこまでも沖へと泳ぎ続けた。
何度も声をかけ、位置を教えようとしたが、
つんちゃは気持ちが焦っているのか、
いつものように指示が届かないまま、
沖を探し回っている。

何度かワタシを確認するように浜辺を振り返るのだが、
ワタシが位置を教えるために投げる小石がハネを上げる前に、
旋回してしまうのだ。
浜辺に居合わせた4人の家族連れと1人の女性が心配して見守ってくれた。

闇が迫る暗い海をいつまでも探し続けるつんちゃが、
不憫になった。
もう、探さなくていいから、戻っておいで！
心の中でそう叫びながら名前を呼んでいると、
やっと諦めたのか、浜辺に向かって泳ぎ出した。
でも・・・ワタシが投げた小枝を見つけ、
「これでいい？」という風に持って帰ってきた。

つんちゃ～～～、いいよ。いいよ。
つんちゃが戻ってくれれば、いいんだよ。
「よくがんばったね。グッドグッドだよ」
そういいながら迎えると、
一緒に見守ってくれた浜辺の人達が声をかけてくれた。
「ああ、よかった。帰ってこれないのかと思って心配したのよ。」
「えらいね～～」

その方たちに「ご心配をおかけしました」と御礼を言って別れた後、
浜辺でまだ未練がましく海の方を見やっていると、
つんちゃが突然、何も投げていないのに海へ入っていった。
そして、海に浮かんでいた大きな大きな木の枝を、
一生懸命に引っ張って持ってきたのだ。
そして、ワタシのすぐ傍にじっと寄り添うように座って、
ワタシを見上げた表情に、胸が熱くなった。

ごめん。ごめんね、つんちゃ。
もう、いいよ。つんちゃが無事でいればいいんだから。

今度こそ、海を後にした。

この夏のキャンプでも1本、これと同じお気に入りのアクアトイを失くしたばかりだ。
沖縄に持って行った思い出の品でもあるし、
お友達わんこと一緒に遊んだ思い出も詰まっているのだ。
あ～～痛い。

でも、そんな心の中をつんちゃは読めるのだ。
また、同じのを買おうね、つんちゃ。
そして、それでまたいっぱい楽しい思い出を作ろうね。
大切なのは、思い出が沁み込んだおもちゃそのものではなく、
それが作り出すつんちゃの１コマ１コマなのだから。

今朝は久しぶりのニーニと。
なのに、なんだ？この距離は？


つん：今日も泳ぐねん


夕陽が海を染める中、まだ泳ぐつんちゃ。


岡本太郎の絵みたいな夕焼けの雲。


つん；芸術は爆発やねん


つん：うちのお気に入りやねん・・・。


失くしちゃったね、つんちゃ。ゴメンね。
教訓：　急流と暗い海でレトリーブごっこは止めよう


つん：そんなに気にすんなって


夜行性フミ姉が活動しはじめた。
つんちゃ、再び始動


遊びはいつも真剣勝負。手抜きなし！


つん：フミ姉、行儀わるいやん


つんちゃ、マジ見です



本日の”つんちゃワン”
　メイン＝牛サイコロステーキ用（206g)
　サイド＝野菜７種（かぼちゃ・セロリ・人参・じゃがいも・小松菜・キャベツ・えのき）
　その他＝雑穀・すり胡麻
　スープ＝味噌
　おやつ＝砂肝・ヨーグルト
　サプリ＝アースリスージＧ・カルシウム・ガーリックイースト