このところつんちゃの足の具合が思わしくない。
右前肢の跛行に気づいたのはもうずいぶん以前のこと。
まだ2~3歳のころだっただろうか。
当時はナイトウォークで毎晩遠くまで歩いていた。
その帰り道、陸橋を下りかけたところで「あれ?」と思ったことを覚えている。
だが、その後もそれほど歩き方には影響なく
走り回り、よく歩き、たくさん泳いだ。
7歳を過ぎたあたりから、突然ナイトウォークの範囲を
つんちゃ球場のみに限るようになったのはつんちゃの意向だった。
歩きたくない、というのだ。
足を痛そうにして歩くようになったのはその頃から。
レーザーと鍼での治療を始めたのもそのためだった。
だが、痛みを緩和する治療にも限界がきているのかもしれない。
そこで、整形外科での治療を決断するに至った。
8日土曜日に訪れたのは鎌倉にある整形外科やリハビリ科を持つ病院。
院長先生は整形外科と眼科を見てくださるというので
白内障も心配だったつんちゃは両方診てもらった。
まず、白内障に関しては、
「少し白内障の症状が見られますが、ごく軽い程度で、
目が見えなくなるということなく一生を過ごせる状態です。」
との診断でホッとした。
足の方はかなり重症だった。
診断結果は「変形性関節症」
左右の前肢ともに発症しているという。
レントゲンには肘関節にもやもやとした白い影が写っていた。
内科治療としては、痛み止めの薬。サプリ。
外科治療としては、SHOという手術。他の手術法も1例。
という説明を受けた。
薬は痛みを和らげてはくれるが、関節への負担を減らしはしてくれない。、
体重を落としても軟骨の持ち分を使い果たしてしまった関節が悲鳴を上げてしまえば症状は悪くなるかもしれない。
つんちゃの肘は後ろに股関節形成不全という爆弾を抱え、ずっと頑張ってきた。
これ以上の負担を強いるわけにもいかない。
先生からの合併症のリスクの説明は2点。
1)手術によって骨を切断しスライドさせた箇所が「再骨折」を起こす。
2)感染症。
感染症については入院1週間と言われているので、不安要素としての説明はなかった。
再骨折については2~3か月の安静期間で骨が固定されるのでその間の運動をコントロールできればよいという。
SHOの手術に関して院長先生は
犬において前肢の人工関節が作られていない(股関節には有り)ため、
現在変形性関節症に対して施術できる100%の最高水準の整形外科手術であると説明された。
つんちゃの場合、両方の前肢が変形性関節症を起こしているのだが、
両方を一度に手術することはできないので、
より悪い方の右のみを行い、それで関節への負担を減らし、
日常生活を支障なく送れることを目指す。
もしかしたら、左にも症状が出るかもしれない。
もともと悪かった股関節に出るかもしれない。
でも、とにかく今の右足の痛みを軽減してやりたい。
走り回れるようになるというのは難しいと言われた。
でも、せめて日常の痛みがなく過ごせれば・・・。
そんなささやかな願いなのだ。
痛みがどれほどのものなのか、想像もつかないだけに辛い。
アンデルセン童話の人魚姫を思い浮かべた。
歩く度にナイフで刺されるような痛み。
そんな痛みってアンデルセンは経験したことあるのか?
あのお話は報われない思いで終わっているから、
つんちゃの足はアンデルセン人魚ではなく、
同じように魚から人間になってハッピーエンドとなった
「崖の上のポニョ」になってほしい。
「崖っぷちのつんちゃ」の治療が「崖の上のポニョ」の結末になりますように。
鎌倉の病院に程近いトンポッチおばちゃんの家に1泊してきた。
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つん:なんや、こいつ?
フミ姉:ささやくチキンスキンのチキン。
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つん:で、こいつはなんや?
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ドブ(ことクリ):デグーでチュ。
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つん:ねずみ、か。
ドブ(ことクリ):デグーだってば~!
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フミ姉:クリって名前を勝手に「ドブ(ねずみ)」って呼ぶなーーーっ
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つん:だって、そいつドブネズミにしか見えへんやん。。。
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つん:どう見たって、ドブ!
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つん:ま、ニャンコじゃないから、ええけど。
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前肢と目のほかに、マラセチアの状態も診てもらって、
やはり内服薬と点耳薬が処方された。
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右前肢の跛行に気づいたのはもうずいぶん以前のこと。
まだ2~3歳のころだっただろうか。
当時はナイトウォークで毎晩遠くまで歩いていた。
その帰り道、陸橋を下りかけたところで「あれ?」と思ったことを覚えている。
だが、その後もそれほど歩き方には影響なく
走り回り、よく歩き、たくさん泳いだ。
7歳を過ぎたあたりから、突然ナイトウォークの範囲を
つんちゃ球場のみに限るようになったのはつんちゃの意向だった。
歩きたくない、というのだ。
足を痛そうにして歩くようになったのはその頃から。
レーザーと鍼での治療を始めたのもそのためだった。
だが、痛みを緩和する治療にも限界がきているのかもしれない。
そこで、整形外科での治療を決断するに至った。
8日土曜日に訪れたのは鎌倉にある整形外科やリハビリ科を持つ病院。
院長先生は整形外科と眼科を見てくださるというので
白内障も心配だったつんちゃは両方診てもらった。
まず、白内障に関しては、
「少し白内障の症状が見られますが、ごく軽い程度で、
目が見えなくなるということなく一生を過ごせる状態です。」
との診断でホッとした。
足の方はかなり重症だった。
診断結果は「変形性関節症」
左右の前肢ともに発症しているという。
レントゲンには肘関節にもやもやとした白い影が写っていた。
内科治療としては、痛み止めの薬。サプリ。
外科治療としては、SHOという手術。他の手術法も1例。
という説明を受けた。
薬は痛みを和らげてはくれるが、関節への負担を減らしはしてくれない。、
体重を落としても軟骨の持ち分を使い果たしてしまった関節が悲鳴を上げてしまえば症状は悪くなるかもしれない。
つんちゃの肘は後ろに股関節形成不全という爆弾を抱え、ずっと頑張ってきた。
これ以上の負担を強いるわけにもいかない。
先生からの合併症のリスクの説明は2点。
1)手術によって骨を切断しスライドさせた箇所が「再骨折」を起こす。
2)感染症。
感染症については入院1週間と言われているので、不安要素としての説明はなかった。
再骨折については2~3か月の安静期間で骨が固定されるのでその間の運動をコントロールできればよいという。
SHOの手術に関して院長先生は
犬において前肢の人工関節が作られていない(股関節には有り)ため、
現在変形性関節症に対して施術できる100%の最高水準の整形外科手術であると説明された。
つんちゃの場合、両方の前肢が変形性関節症を起こしているのだが、
両方を一度に手術することはできないので、
より悪い方の右のみを行い、それで関節への負担を減らし、
日常生活を支障なく送れることを目指す。
もしかしたら、左にも症状が出るかもしれない。
もともと悪かった股関節に出るかもしれない。
でも、とにかく今の右足の痛みを軽減してやりたい。
走り回れるようになるというのは難しいと言われた。
でも、せめて日常の痛みがなく過ごせれば・・・。
そんなささやかな願いなのだ。
痛みがどれほどのものなのか、想像もつかないだけに辛い。
アンデルセン童話の人魚姫を思い浮かべた。
歩く度にナイフで刺されるような痛み。
そんな痛みってアンデルセンは経験したことあるのか?
あのお話は報われない思いで終わっているから、
つんちゃの足はアンデルセン人魚ではなく、
同じように魚から人間になってハッピーエンドとなった
「崖の上のポニョ」になってほしい。
「崖っぷちのつんちゃ」の治療が「崖の上のポニョ」の結末になりますように。
鎌倉の病院に程近いトンポッチおばちゃんの家に1泊してきた。
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つん:なんや、こいつ?
フミ姉:ささやくチキンスキンのチキン。
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ドブ(ことクリ):デグーだってば~!
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つん:どう見たって、ドブ!
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つん:ま、ニャンコじゃないから、ええけど。
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前肢と目のほかに、マラセチアの状態も診てもらって、
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