プニュ・ムニュ・ポニョ

手術を回避するためには、
「ストイックな減量」と先生が表現されたもう１つの厳しい道を選ぶしかない。
つんちゃにとってはどちらも同じくらい辛いことだと思う。

今日は朝の出がけのガムはもらったものの、
昼間はおやつを我慢させた（と母は報告しているが・・・？）。
夕食の時は小粒納豆を1/３パック、ブロッコリー少々、茹でた砂肝を少々。

ワタシが帰宅すると、
先日トンポッチおばちゃんからもらったフードサンプルの１袋を
情けない顔で咥えて見上げた。
袋を食いちぎるという技を持ち合わせていないつんちゃには中身が出せないのだ。

母は「かわいそうな象の話」を連想させると言って憐れんでいる。
でも、体重が減らせなければ関節症は悪化するだけだ。我慢我慢。。。

関節症は脊椎動物全てが背負った病なのだ。
原因も特定されているわけではなく、
１次的（原発性）なものと２次的（ほかの病気や怪我が原因）で分けている。
つんちゃの場合、よくばりにも３つの素因を持っている。

１つは股関節形成不全。
２つは小さいころの事故。車にあたったけれど、骨折はしていなかったのだが。。。
３つめは体重オーバー。

１つめと２つめはどうしようもない4が、３つめだけは取り除けることなのだ。
少しでも楽になるように、つんちゃのジプシー物乞い作戦は無視するしかない。

ローマの地下鉄にはジプシーの子供が缶を振りながら
「かわいそうな貧しい私たちにどうかお恵みを～」
と言いながら幼い弟や妹（血縁でなくとも）をｓ連れて車両から車両へ移り歩くのだ。
最初はびっくりしたが、慣れるものである。
つんちゃのジプシー物乞い作戦にもそのうち慣れるだろうか・・・？
でも、ジプシーへの同情はないけど、
（たぶん彼らは「同情するなら金をくれ！」って言うと思うけどね。）
つんちゃには理由を説明してやれないから、哀れな顔を見るのがつらい。

今はプニュプニュスタイルだけど、
ポニョの足になって楽に歩けるようにしてあげたい。
お風呂上りにフローリング床では負担かと思ってマット「ムニュ」を敷いてみた。
例によって「初物」嫌いなつんちゃ、最初は避けたけど、
どうやらすわり心地はよろしいようだ。

つんちゃの関節がこれ以上壊れないように注意を払っていきたい。


かつお出汁で夜ごはんを食べることにしたら、文句も言わずに完食。

出汁の取り方は人間用とおなじ。


つん：いやぁ～～～まいった、まいった。なんかこの頃腹減るな～と思ってたら、やっぱり量を減らされてるんやった・・・。


つん：あ～～ステーキが飛んでるぅ～


新しいマットのお試し。


つん：ま、ええんちゃう？


つん：それよりうちはおやつ欲しいんやぁ～～～～