VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
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毛ものがたり

2013-08-27 | Weblog
学生時代に超怖かったのが「シェイクスピア講読」のK先生。
いつも当てられないよう息をひそめていたものだ。
だいたい予習もしないで授業に出るなんて、
およそ先生には理解ができないのだろう。
学生の不勉強を叩き直すべく、
しつこく質問を浴びせるので、この授業を苦手とする人は多かった。

でも、古典講読なくして卒業はない。
しかたなく出ていた授業で身に付くものなどなにもない。
全く覚えていないシェイクスピア本だが、
1つだけ残ったのが「チャンスの神様には前髪しかない」という台詞。

当時ほぼ全滅状態だったK先生のオグシは、前髪もなかったけど、
先生は自嘲の笑みを浮かべながら、
「だから通り過ぎたらチャンスはつかめなくなるんですね。」と言った。
ここは笑いを取っているのだろうか?
普段、めちゃくちゃ怖かったので、みんなも笑いを控えていたけど、
先生は爆笑の方が気が楽だったのだろうか?
今も、謎である。


もちろん、髪の毛は
前もあれば後ろもある(人にはある、ない人にはないけど)。

元々チャンスなんてそんなに巡り合わない性質なので、
前髪つかみ損ねてしまうワタシにも、
後ろ髪は引っ張られることがある。
休み明けのつんちゃの存在である。
長期の休みはもちろんのこと、
週明けに仕事に出かけるときも、
この世の終わりに、
この世の果てに捨てられた、
世界で最も不幸な”毛もの”、
、の顔をしている。

こんな顔~・・・。
毎度、後ろ髪が薄くなる思い。






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つっきーの木