つんちゃにもお土産

四国八十八カ所お遍路の旅は、
つんちゃ機動部隊と共に巡ってきた。
前泊後泊合わせて２週間。
その間、つんちゃの愛車「走月」はお留守番だった。

八十八カ所霊場の中には、車一台がやっと通れる山道が何カ所もあり、
ベテランのプロドライバーですら緊張するという場所もあった。
少しでもハンドル操作を誤れば立ち往生してしまうような道。

実際、私たちが通ったときに、上から落ちた直後の車を見た。
ガードレールもない山道が、一方通行でもないのだ。
お遍路の人気は高く、連休ともなれば大勢が登り下りする道。
素人が車で行けるようなところではない。
「ど」がつく素人のワタシなど、自分の力では到底行ける場所ではない。

歩きお遍路では男性の足で約４０日、女性で約５０日かかるという。
そして、歩き遍路では６割近くの人が結願までに至らず途中でやめてしまうという。
時間・お金・体力・気力、総合力が問われる長い長い1400kmの道のり。
菅直人氏は二十四番札所まで歩いたそうだ。
結願まではまだまだ遠かったけれど、それでも、きつい山越えはちゃんとクリアされたそうで、エライ！

実際にお遍路をしてみて、
時間もお金も体力も、総合的にみると
初心者として選んだ大型タクシーで周る方法が最良だったと思える。

雨ばかりだった１２日間。
でも、ベストシーズンにはない、空いているお寺巡りができたと思えば、いいではないか。
台風・雷。秋雨前線による土砂降り。
靴の乾かし方も教えてもらったし、あんなに靴の中がびしょびしょになる状況下で歩くことなんて
あまりないだろうし。
何といっても、参拝という同じ目的を持った人たちと一緒に、楽しく周れたことが
気持ちを軽くしてくれた。
ひとりで周るとなると、きっと悲壮感が漂っていたと思われる。

走月も「お留守番でよかった～」と思っていることだろう。
そして、旅にはつんちゃの本陣を連れ歩くわけにはいかないので、機動部隊が出動したのだが、
走月へのお土産があるなら、
お留守番の「本陣つんちゃ」にもお土産を、と目に留まったのがコレ。

つんちゃによく似たワンコがモデルを務めていたので思わず買ってしまった。
さすが"うどん県"、ドッグフードにも讃岐うどん。


そして、四国でも「～～の月」。
東北地方で「萩の月」がヒットしたせいなのか、「～～の月」というお菓子は全国あちこちにある。
こうなれば、旅先の「月」銘菓をコレクションしますかね～。


上記のお菓子を買った和菓子屋さんに出ていたお月見クッキーも、スルーできなかった。