花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

『何でござる』 『電柱でござる』

2012年11月22日 22時55分46秒 | 模型工作
木製橋(ティンバー・トレッスル)が、完成したと申しましたが、1つだけまだ欠けている物が有る事に気付きました。それは「殿中」いや「電柱」です。そこで今日は電柱作りをしました。



先ず、ホームセンターで買ってきた、直径6mmの工作材を所定の長さに切り、8本まとめてガムテープで止めました。そして電柱の横材が付く位置をヤスリで擦り、平にしました。この作業は、木工ボンドの接着面確保と、2本の横材の上方向から見た向きを一定にするのが狙いです。



次に横材を作りました。全て一定寸法にする為、荒切りした角材を18本纏めてガムテープで束ね、卓上丸鋸で両端を切り落としました。



後は簡単な冶具を作り、木工ボンドで接着してゆきました。簡単な冶具とはいえ、このお陰で、縦材と横材の直角度、横材同士の平行度などが簡単に確保できました。



出来上がった電柱がこれです。縦材に対し横材が一方に偏っていますが、これは電線を長い方に2本、短い方に1本、合計3本通す為です。(三相交流用)
まだ碍子の材料が見当たらないので、取り付けていませんが、適当な材料が見つかれば後で追加したいと思います。



この写真は同じ寸法の物を大量に作る為に、私が使っている手法です。今回も横材を18本纏めて作りました。
この件について以前ご紹介したら、私の寸足らずか? 誤解されている方が居られるようなので、もう一度説明しておきます。先ず荒切りした材料をガムテープで束ね、卓上丸鋸で両端を切り落とします。よって直角な端末の同じ長さの物が一度に出来ます。
以上ですが、この時大事なのは必ず添え木をして切る事です。そうすることで、バリやささくれも無く、綺麗な端末が得られます。今回も端末の仕上げはしなくて済みました。