月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

ものまねのはなし

2016年05月04日 16時34分03秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


今日お参りさせていただいたお宅は、大型連休で遠方からもファミリーで帰省されていて、とっても賑やかでした

小学1年生から70代の方まで総勢20人以上おられました

昨夜はゲームをしたりお話ししたり、お布団をたくさん敷いて眠ったりと、楽しく過ごされたとのこと

今日はその全員が、阿弥陀さまの方を向いてお座りになられ、浄土三部経を読誦し、法話も聞いてくださいました

子どもさんが多かったので、阿弥陀さまのお姿の意味をお話しさせていただきました

ご縁が終わるとすぐに子どもたちはまた遊びに戻ります

わーわー、キャーキャー、ワハハハ

その楽しそうな子どもたちの声の中に

「なんまんだぶつ、なんまんだぶつ」

あれっ?可愛いお念仏…

しかも私の称え方とそっくり!

そうです、1年生のM君が私のものまねをしてくれているのです

繰返し、何度も♪

なんまんだぶつ、なんまんだぶつ

なんまんだぶつ、なんまんだぶつ

阿弥陀さまのお仕事はたいしたものですね~

M君の声を通して、私にお念仏を聞かせてくださるのですから

なんまんだぶつ(^人^)

ありがとうございました


『エンデのいたずらっ子の本』
ミヒャエル・エンデ文
ロルフ・レティヒ絵
岩波書店