~他人と比べるな、昨日の自分と比べよう~

昔話の自動車屋
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プリウス ダイアガンによるブレーキエア抜き

2014年01月20日 | ダイアガン X-431(故障診断機)

I様 ZVW30 プリウスの車検のご用命いただきました。ありがとうございました。

A様 HA7 アクティートラックの車検ご用命いただきました。ありがとうございました。

M様 三菱EKワゴン 中古車ご成約いただきました。最終納車作業を行いました。

I様 キューブ 修理完了。洗車/ワックスがけをして納車準備しました。

Y様 マーチAZ12 フロントバンパー交換。

S様 ムーブL150S マフラー折損修理。接合部のパイプの状態から接合可能と判断し、溶接修理にて対応させていただきました。

Y様 ムーブL900S 営業時間終了と同時にお電話いただきました。ギリギリセーフで出張バッテリー交換。

一昨日、はやりのウイルスか胃腸炎かなんかで、げろを吐いてたうちの下のちびっこが3歳になりました。当時新車でご購入いただいたお客様のプリウスも、ついに車検の時期を迎えました。これから増えてきそうです。

ところで、車検時、ハイブリッド車で他の車と違う整備ポイントとしては、

・整備モードでブレーキテスターやヘッドライト、排ガス検査をすること。

・ブレーキエア抜き(フルード交換)を診断機かテスターで実施すること。

・一応、診断機をかけてハイブリッドシステム関連の故障コードがストアされていないか確認すること。

トヨタ車のブレーキエア抜きに関して、車種によりいろいろとやり方が細かい点で違っています。基本、非ハイブリッドECBでも基本的には同じですが、部品交換しないエア抜きは診断機でも整備モードでもできます。(マスターを替えたり、フルードが完全に切れた状態でのエア抜きは診断機がないとダメみたいです)

で、今回ダイアガンを使った場合のやり方を自社用にまとめてみます。トヨタ診断機と同じだけど、説明画面が違ってくるので、備忘録的に記録します。他と比べて使い勝手はどうかも検証です。

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ここから、ただのエア抜き(フルード交換)と、大がかりな整備と別れてくる。

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オートスキャンを選択。ここから先はダイアガンの画面プリント機能がないので、デジカメ画像。整備書ではフルード缶を立てたらペケ。その次、「レベルセンサーのコネクターを抜け」と指示有。トヨタ方式だと抜かなくてもよいが、指示通り抜く。

07 Ds08

ここから、実際にフルードを抜く作業。

下の画面になったら、右後輪のプラグにレンチをかけ、「ペダル踏んでー」の合図で踏みっぱなし。

レンチで緩めるとじゃーっと抜ける。

あまり長く抜き続けると、ポンプモーターを痛めるし、フルードの補充もしないといけないので、閉める。

必ず閉めてから「ペダル離してー」と言う。

補充する。

「ペダル踏んでー」→緩める→出す→閉める→「ペダル離してー」

補充する。

このサイクルが終わったら下画面の確定を押して次に進む。

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上の画面(右後ろ輪)の次の画面は、左後ろ、左前、右前。

前は普通に繰り返し踏み込む普通のやり方。

全輪終わると、アキュームレーターの減圧モード。指示通り待って、「確定」を押す。6サイクルあるが、特にブレーキ操作などは必要ない。待ってはボタンを押すだけ。

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マックスレベルを合わせる。

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IG OFFでコネクターをつなぐ、とあるが、IG OFF後ハイブリッドシステムが完全に落ちるまで待ってからつないだ方がよい。

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これで終了。

コネクター抜き差しのタイミングがずれると、

Pf5e

となる。クリアすれば消える。