~他人と比べるな、昨日の自分と比べよう~

昔話の自動車屋
松江市鹿島町 (有)田村モータース
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C24 セレナ 変速不良

2014年01月10日 | 修理整備全般

有名なセレナのCVTトラブルの保証延長が平成25年8月で切れてしまいました。

そして早速お客様から不具合のご連絡。

かなりのお金がかかることを覚悟して、午後から診断。

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あー、よかったー、と安心してよいのかどうか。とりあえずは小物パーツの交換で済みそうです。ステッピングモーターは9770円、ガスケット1600円、CVTオイル4000円、工賃17500円。

CVTアッセンブリーだとこの10倍といっても過言ではありません。

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ちなみに、下の図のように新旧の部品を比較すると、「A」の文字が。これが対策のしるしかどうかはわかりません。

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このCVTは、他にもレボセンサー、CVTコンピューター、と次に何が起こるかわからない部品を抱えています。とりあえず、お客様のご予定を最優先で最少日数で修理できました。

その他、本日はオイル交換1台、タイヤ交換2台、洗車4台、という感じでした。


1月9日 降ってきてます。

2014年01月10日 | 修理整備全般

昨年末の降雪以来、今年最初の本降りでした。

N様 マークX スタッドレスタイヤ交換 

中古のスタッドレスではやはり不安、ということで新しいタイヤをご用命いただきました。とくにFR車で奥様もよくお乗りになるとのことでしたので、すぐに車両をお預かりして作業させていただきました。夕方、積もってきたが、何とか間に合いました。

A様 マツダトリビュート車検ご用命いただきました。

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走行距離が10万キロを超え、下回りのサビが多少進行してきていますが、まだまだ現役です。

ちなみに、エアバッグ系故障コードがストアされておりました。

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警告表示されていないので、完全には診断していませんが、原因はベルトバックルの接触不良のようです。B1994は整備書では運転席サイドエアバッグモジュールの開故障と書いてありますが、リアルタイムデータでは抵抗値は正常でした。どちらかということ、シートベルトバックルスイッチをオンオフしたときの、スイッチ信号が変化しなかったことがおかしかったです。

N様 セレナ C24 バッテリー上がり

雪の降る中、作業しました。さむい!結論的には半ドア?かなと。待機電流も発電量も問題ありませんでしたが、パワースライドドアの動きがおかしいことがあった、ルームランプが消えないことがあった、ということで、しばらく様子を見ていただくことで了解いただきました。

H様 ムーブ オイル交換

H様 オッティ― ブレーキランプ球交換

その他、オイル交換/バッテリー交換。


1月8日 バッテリー上がり多いです

2014年01月10日 | 修理整備全般

M様 ミニキャブトラック車検ご用命いただきました。

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当社では、車検の際、およびメーカーからの改善対策、保証期間延長情報などのお客様へのご説明、故障診断機による故障コードのスキャン、など潜在的/将来的な意味での車両点検も無償で実施しております。

ミニキャブについては通常の定期点検項目に加え、メーカーから追加の指示項目が出ておりますので、全車両、漏れなく点検をさせていただいております。

E様 いすゞエルフバッテリー上がり対応

昨日までは全く問題なかったそうですが、やはりバッテリーは突然上がってしまいます。バッテリー液がほとんど入っていませんでした。購入時から交換したことがなかったそうですので、やはり定期的な交換をお奨めします。

この日、バッテリー交換で他3件出張してきました。


1月7日 冷え込みが和らいだような

2014年01月10日 | 修理整備全般

H様 ダイハツミラの車検をご用命いただきました。

A様 マツダタイタン PTOワイヤー交換

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調整は写真のジョイント部をカバーしているケースそのものを回してケーブルの長さを調整します。または、キャビン下のワイヤー固定部のナットで調整します。キャビン下のナットは相手側の作りが悪すぎ。慎重にやらないと完全に固定できない。


1月6日 本年もよろしくお願いします。

2014年01月10日 | 修理整備全般

2014年はよりよいお客様品質を目指して、社員一同一層努力していきます。今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

T様 プリウス HID クレーム対応

バラスト不良により完全に点灯しなくなりました。保証期間中だったので、すぐに無償にて交換させていただきました。

A様 ファミリア 始動不能診断

燃料吐出なく、フューエルポンプかと思いましたが、カムセンサーの可能性もあるため、確実な原因追究をすべく現在モニタリング中です。

T様 ミニキャブU62T ブレーキ異音

原因はダイハツ用ホイールを強引に装着されていたため、ハブセンターがはまっていませんでした。

A様 パレット 車内異音

半年以上前から後ろの方からコトコト音がする、ということでした。原因はマフラーパイプの変形と思われます。どうも、マフラー出口やバンパー周辺が変形/傷跡があり、なんらかのタイミングでぶつけられたものでした。それでマフラーが熱変形した際にきしみ音が出たようです。応急対策で修理完了。

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その他、年明けということもあり、バッテリー上がりが多発し、お客様宅へ何軒か出張作業しました。


オデッセイ セルモーター

2014年01月02日 | 修理整備全般

 RB1です。バッテリー換えたのにセルの回りがゆっくりすぎる。ということでした。

オルタネーター点検、暗電流点検、すべてOKでしたので、セルモーターそのものを疑って作業を始めました。

このエンジンの場合、インマニの下にセルがあるので、基本工賃が通常より高めになります。そこで、一般的なやりかたであるリビルト交換か、オーバーホールかの選択となります。

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物自体はミツバ製で、どうせ交換するならリビルトデンソー品がよさそうではありますが、お客様の長い目で見た今後の使い方をお客様と相談させていただき、オーバーホールにて対応させていただきました。

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ブラシ2組中、一組が働いていなかったので、ブラシの交換、およびコンミテーターのオーバーホールにて修理しました。


スカイライン オイル漏れ

2014年01月02日 | 修理整備全般

V36系のオイル漏れトラブルって、あまり情報がないような感じがします。

今回のケースではお客様と相談しながら、低価格でできるところをやって、時間をかけながら様子を見ながら、ということになりました。

まず、明らかなのは定番のオイルプレッシャースイッチ、オイル温度センサー。

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車検整備でお預かり中だったので、時間に余裕もありオイルパン(一番下側のみ)脱着/シール剤塗布もやりました。ほんとはラダーブロック側もしたかったのですが、大掛かりになりそうだったのでやめました。

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あと気になるのは、オルタネーター上側からも垂れてきた跡が見えること。

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一旦、ここまでの作業で残りの作業は保留とさせていただき、モニターしていきます。(部品/オイル代別 7700円)


セレナ 1500rpmでの振動

2014年01月02日 | 修理整備全般

C24系はCVTに不具合があって、変速不良や走行不能などの症状が出るようです。実際、保障期間延長されており、現在はすでに保証が利かなくなっています。

入庫車両も該当車台番号だったため、これもCVTがアウトか、と思いましたが、結果的には別原因でセーフでした。

結論的には「2番コイル&プラグ不良」。しかもプラグホールからのオイル漏れが起因していたっぽい感じです。

入庫してすぐ、CVTステッパーモーター系のDTCが入っていないかを読みましたが、

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「ちょっとなにいってるか分からない」ので、CVTは意外とOKじゃないの?と判断。

でも症状としては、ちょうど1500rpmぐらいの極低負荷走行時、激しい振動が発生。そのバンドを外れると、症状はすぐ消えます。回転と負荷・・・決まった条件で不具合が出る→変速系を疑う→でもDTCなし。余計に変速系のCVTメカ的な部分を疑う。しかも保障延長が出ている。

半ばあきらめましたが、初心に帰り、プラグ点検。見事に2番気筒のコイルがオイルベトベトのまずい状態になっていました。

とりあえず、オイルを拭いてプラグを交換して、試運転。直りました。

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最終的にはヘッドカバーをはずして、オイル漏れ対策&イグニッションコイルも交換。

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(左から2番目のプラグホールがさびている)

雨水進入の癖でもあるのでしょうか?C24系のCVTくさい症状もやはり基本のプラグ点検から。


純正バックモニター&テレビアンテナ流用

2014年01月02日 | 修理整備全般

ステップワゴンRF3のカスタマイズ。純正6インチナビ、純正バックカメラ付き、ほかにもサンルーフ、パワースライドドアなどついたフル装備仕様車です。

純正ナビデータが古すぎるので、これを社外ナビに交換します。この際、アレンジが必要なのは、エアコン操作パネル購入と配線入れ替え、純正テレビアンテナ流用、純正バックカメラの追加配線、など。

これを、必要最小限の費用で、かつ、あれやこれや見た目の悪くなるものを取り付けず行うのが、今回のコンセプトです。

①社外ナビのテレビフィルムアンテナは高いので使わない。純正プリントアンテナを使う。

②GPSフィルムアンテナも高いので使わない。自作アンテナを使う。

③ナビ本体とリアカメラをつなぐVTR配線は高いし電源ラインも引っ張らないといけないので、使わなくなったLANケーブル1本のみを使う。

<エアコンパネル>

エアコンパネルは、同じオートエアコン仕様のオーディオレス車に採用されている丸いダイヤル式を別途買って来ます。配線の入れ替えはファイネスのサービスマニュアルを見て行います。その他、いろんなサイトで情報ゲットできます。

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<ナビ本体>

6インチナビ仕様は、本体サイズは普通の2DINタイプなので、ホンダ用の隙間埋めパネルとその埋めパネルの保持金具さえあれば、社外2DINと入れ替えできます。化粧パネルやベース金具ステーを買う必要なし。

<バックカメラ>

次にバックカメラです。右後ろスピーカー裏の純正TVチューナーから緑の7ピンカプラーをはずします。緑カプラーは7ピンですが、ひとつ空きなので、実質6本の線です。これを社外品の入力配線とつなぎます。今回はカロッツエリアMRZ99なので、その4ピン端子と接続します。

ということは必要なのは4本のみ。純正6本から必要な4本を選びます。

MRZ99のバックカメラ入力コネクターの識別は、

白→映像信号

黒→映像グランド

青→純正カメラ検知信号(アースさせると純正品と判定する)

赤→純正カメラ電源(8Vくらい)

なので、必要な純正緑7Pカプラーの配線は、

赤→映像信号

青→映像グランド

白→純正カメラ検知信号

茶→純正カメラ電源

残りの2本は捨て配線です。といっても映像信号を普通の配線でひいているので、シールドやカメラ電源のアースなど、本来は必要なものです。電源アース(黄)はその場で落とします。シールドについては、カメラからリアスピーカー裏までをシールドしているものなので、捨てられます。リアスピーカー裏からナビ本体までは、別途シールド線を用意しなければなりません。でもVTRシールドケーブルをわざわざ買うのも高いので、今回はLANケーブルを実験的に使います。

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手前に見えるのがLANケーブル先端を切り落としてピンをつけたもの。後ろがMRZ99のリアカメラ入力ケーブル。

LANケーブルは全部で8本のラインが通っていて、ツイストペアのシールド性も確保できます。ひとつのペアラインに映像プラスマイナスをつなぐ。残った線に電源などをつなぎます。これで1本のLANケーブルで長い距離の配線が完了です。

実際、映像を見てみると、ノイズのないクリアーなバックカメラ映像が出てきました。

<テレビアンテナ>

純正TVチューナーに4本の純正プリントアンテナケーブルが来ているので、ケーブルを抜いて、全てMRZ99のTVアンテナケーブルの接触端子に強引につなぎます。端子を接触させて、ロックタイで締め上げます。当時のアナログチューナー用のアンテナではありますが、UHF周波数帯が受信できるわけなので、そのままつなぎます。もちろん感度良好で受信できました。

<GPSアンテナ>

GPSアンテナ端子はホンダ純正と形状が違うので、やはりそのまま差し替えはできません。

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社外フィルムアンテナをまねて、アルミ箔テープを切り抜いて作ります。一辺51mmぐらいが感度が高いようです。

テレビアンテナケーブル4本とGPSアンテナケーブルをまとめて、純正TVチューナー付近に持ってきているので、一番近くのリアサイドウインド右に貼り付けます。
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