けん爺さんのつぶやき

日々の出来事を徒然に。

今日も予定はあるが・・・

2018-09-24 06:05:55 | 日記
今日も予定はあるが、片付けとかんといけん仕事もあるんで
午前中は事務所に出るつもりじゃ。
せにゃあいけん家の用事もあるんで、どこまで済ませる事ができるか?
夜は息子一家と食事に出かける予定もあり、孫たちは楽しみにしとる。

祭りの行事で欠席するおやじバンドのイベントで応援をお願いしとる人に、
今日、そのイベントに向けた最終練習をやると言うんで、
お礼を兼ねて、ちょっと顔を出しておきたい気持ちもある。

そこで応援の応援で来てくれる若い人に会ってみたい気持ちもある。
『出来るだけ多くの人と出会いたい』
いつの頃からそう思い始めたんじゃろう?
逆に『ワシに会うてみたい』という人もその頃から増えたんかもしれん。

やっぱり自分の気持ちが態度に表れるんかもしれん。
そ-ゆ-ワシにも嫌いな人、イヤな人はけっこう居るんよね?
じゃが、そんな時、ワシの事をよ~分かっとる女房殿、職場の事務員さんにたしなめられるのよ。
女房殿、事務員さんにも支えられて、今のワシがある事も、重々承知しとりますけえ(苦笑)。
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彼岸

2018-09-24 00:15:57 | 日記
今日は午前中は秋祭りの飾り付けで町内会を歩き、
午後からは息子一家と一緒に墓参ツア-に出かけた。

先ず、わが家の墓参りに近くの寺を訪ね、次に女房殿の実家の墓へと向かうた。
車で走って40分ほどかかるんで孫たちにとってはドライブ気分じゃ。

山あいの田んぼはすでに刈り入れが終わっとるところが多かったが、
山裾の田んぼは黄金色に稲穂も実り、きれいじゃね?
稲刈りの終わった田んぼはそれで、何かものさみし気な印象がええ。

昨日、女房殿は中学時代の同窓会があったんで、道中、その話が出た。
この年までとうとう結婚せずに田舎に居着いた人は
すでに両親も送って、広い家に一人住んでいるんで、寂しいと嘆いとったとの事。
将来を想うと不安で仕方ないとの事じゃ。

川土手に咲く彼岸花は鮮やかな色で人の目を引く。
彼岸花は流れてくる線香やロウソクの匂いに、何を感じるじゃろう?
ワシはご先祖様の魂が高い所へ上がられるよう念じた。
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旅-7

2018-09-23 03:27:06 | 旅行
今夜の宿さえ決まれば安心して、街やホテル、
そして何よりガイドブックからの情報を確認するため
自分の足で地図を頼りに歩いてみる。

サンフランシスコの街は坂道が多く、狭い土地にビッシリ隙間なく家やビルが建ち、
まるで広島の街を想像させる。街もそれほど広くなく歩いて行ける範囲にある。
外国の地を踏んで、バンク-バ-の空港に着いた時、とにかく広いと感じた。
これは広島が平野部が少なく、すぐ山になるんで、国内でも北海道なんかへ行っても
同様に感じたんじゃろうが、その時、まだ北海道にも行った経験がなかった。

それに比べ、なだらかな坂道にビッシリと張り付いた家やビルは親しみを感じた。
今でもサンフランシスコの街は大好きな街の一つである。

ホテルの近くのユニオンスクエア広場は観光バスの発着点や
サンフランシスコ名物のケ-ブルカ-の発着点でもあり、街の中心じゃったと記憶しとる。
ホテルの部屋で、持ち帰った現地で調達した日本語で書いてある地図などを見て
二人でどこを観光しようか相談した。

日本から行く前に計画しとった観光地はゴ-ルデンゲ-トブリッジと
フィッシャ-マンズワ-フ、アルカトラス島くらいじゃった。
フィッシャ-マンズワ-フを観光する日は女房殿は体調不良のため、
ワシ一人で歩いて坂道を越え行った。

帰りに屋台で売っとった大きな茹でロブスタ-をテイクアウトしてホテルで食べた。
女房殿一人をホテルの部屋に残して行ったんで、ワシの留守の間、部屋の掃除に来た
黒人のでかいおばさんに、どうしてええか分からんかったみたいで不安じゃったみたいじゃ。

実はこの時、女房殿は妊娠3ヶ月くらいで、つわりの症状が出とった。
もちろん日本に居る時にそれは分かって、事情を産婦人科の先生に言うたら
『身重の体で海外旅行なんてバカな事やめなさい』と叱られ、ベソかいて帰ってきた。

「そんな・・・今さら旅行を中止にする訳にはいかんで」
身重の女房殿だけ日本へ残し、ワシ一人で旅に出る方が女房殿は心細いと言うし・・・
悩んだ末、先生の言いつけを無視して旅を優先した。
今では無知じゃった自分を反省し、残念でも旅行を中止すると思うが・・・。

でもワシがホテルに戻った頃には、つわりの症状もやわらぎ、
二人で「美味い、旨い!」とロブスタ-にかぶりついたのは忘れられん。
つわりの症状が出たのはこの時だけで、1ヶ月間も一緒に旅をして
女房殿だけ観光してないのは、このフィッシャ-ズマンワ-フだけじゃった。
(後年の家族旅行で、ちゃんと再訪しました)
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旅-6

2018-09-22 03:49:04 | 旅行
空港からダウンタウン行きのバスでサンフランシスコの街の中心、
ユニオンスクエアという広場で降ろされた。

サンフランシスコの街に着いたが、はてさてどこへ行ったもんか・・・。
先ずは今夜の泊まるところを探しておかんとホ-ムレス生活になる。
『1日3ドル旅行』の本にあった、外国ではいたるところにホテルがある。
という記述を信じ、早速あてもなくホテルを探す。

たしかにホテルと書いたビルはようけある。
小ぢんまりとした、いかにも安そうなホテルに入って訊いてみる。
太めのお母さんが出てきて、下手くそな英語で尋ねるワシの相手をしてくれた。

先ず値段を訊くと『安い!』と感じた。
太めのおばさんも優しそうな人で善人に見えたんで、ここに決め部屋を見せて貰うた。
エレベ-タ-で上階に案内されるんじゃが、手動式のエレベ-タ-に驚いた。

風呂付きのダブルの部屋を指定したんで、案内された部屋はその通りじゃった。
ここで先ず『ワシの拙い英語でも通じた!』と部屋を見るより
自分の英語が通じた喜びの方が嬉しかった。

部屋は価格の割には充分な広さと清潔さがあり、それ以上望むことはない。
あとは安全さえ担保できれば言うことはない、街のど真ん中の家族経営の小さな古いホテルじゃ。

アメリカではチップが必要とガイドブックに書いてあるが、大きなホテルのポ-タ-でもない。
太めのおばさんに、チップを渡すことなく、おばさんがフロントに帰ったあとで
早速、部屋のチェックをした。ちゃんとバスタブに湯は出るか?
シャワ-は使えるか? トイレは使えるか? ドアに鍵はかかるか?
すべてOK! こいつは運がええ! 早速、荷物を置いて近所の探索に出かけた。

街の歩道の角にはフリ-ペ-パ-の新聞や広告誌が置いてあり、日本語のフリ-ペ-パ-もあった。
それを1部持ち帰りあとでホテルに帰ってゆっくり見たが、すごく参考になった。
誰も案内してくれる者もいない初めての外国で目に付いた日本語のフリ-ペ-パ-、
不案内なサンフランシスコのガイドブックにもなる。
いろんなお土産屋さんや、飲食店、アパレル店、等々掲載されとる。
そんな店から広告費として集めたお金で発行しとるフリ-ペ-パ-、頼もしかったよ。

でも、まずは腹ごしらえじゃ。
レストランに入ったらチップは要るし、メニュ-を出されても分からんので
カフェみたいなところへ入って食べるのはホットドッグ、飲むのはコ-ヒ-、
それで良かった、まずは空腹感が満たされたら落ち着く。

テイクアウトの店で買って、ホテルに持ち帰り二人で食べるのもええ。
とにかく貧乏旅行をしにアメリカに来たんじゃ、その精神を忘れまい!
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旅-5

2018-09-21 01:54:32 | 旅行
その日はAさんの車で、ちょうど万博が開催されてたと記憶するバンク-バ-を案内され、
スタンレ-パ-クなどにも行き、その夜はAさんが手配してくれたホテルに泊まった。
夕食はAさんとご一緒させて貰いながら、Aさんはその時の日本の情報を訊いてこられた。
Aさんは日本の所得水準が上がっているのなら日本へ帰りたいと考えているようじゃった。

でもその時の日本の所得水準を話すと、まだまだ日本へは帰れないと嘆いておられた。
われわれ若い者が、こうやって海外に旅行に出かけるようになったのを見て
日本の所得水準も生活水準も、かなり上がってきたのでは? 
と感じておられたようじゃが、その時のカナダと比較すると、まだまだのようじゃった。

ワシはその頃カナダにはそれほど興味はなく、とにかくアメリカに入りたかった。
ガイドブックから得た情報で計画した旅程にはアメリカしかなかった。

翌日にはアメリカに入国するため、前日途方にくれたバンク-バ-空港に向かうた。
Aさんに教えていただいたバスに乗って空港まで行ったものと思う(記憶が曖昧?)。

バンク-バ-⇒サンフランシスコの航空券を購入して飛行機に乗り込んだ。
サンフランシスコに近づいて、機内で入国カ-ドをスチュワ-デスが配って回った。
この記帳が最初の難関じゃった。 すべて英語で書いてあるじゃんか!

日本からカナダに入る時も、機内で入国カ-ドが配られたが
この時は英語と日本語で表記してあるんで別に問題はなかった。
分からんところはスチュワ-デスに訊いたら教えてくれた。

じゃが、カナダからアメリカに入国するカ-ドには日本語表記はない、すべて英語じゃ。
それでも何とか分かるところは記入したが、adressの表記が3つもある。
○○adress to○△adressそして○□adress・・・ど-ゆ-事?
ワシとしては住所ゆ-たら日本の住所しか無いわけで、
何で3つも何とか住所があるのか理解できんかった。

そこでスチュワ-デスを呼んで、「ここ分からんけぇ、あんた書いてよ」
と中学生程度の英単語を並べお願いしたが、
「なに言うとるん、ここはあんたでないと書けんじゃん」 
と言われたんじゃと思う、突き返された。

今でこそ日本の住所とカナダでの住所(ホテルの)とアメリカで宿泊予定のホテルの住所
と分かるけど、その時は分かるハズもない。
ましてやアメリカでのホテルも予約しとらんので、書けるハズもない。

サンフランシスコの入国審査をどうすり抜けたのか覚えてないが
それでも何とか入国審査をパス、晴れて憧れのアメリカに入国する事ができた。
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