あなたとお花と猫とエコと健康

日々思ったこと、見たことなどを書いています。

拾った財布 その後

2014-10-06 22:44:48 | 世相・政治他
財布を拾って交番に届けたいきさつは前に書きましたが
その後、どうなったか、です

運転免許証や健康保険証、銀行のキャッシュカードなど
必要な大事な品が入っていたので、
すぐに落とし主が現れるかと思いきや
一週間経っても何の音沙汰もなし
はて・・・?どうなっているんだろうか?
10日程経ってから、交番から電話が
「落とし主の◯◯さんが財布を取りに来ましたので
後ほどお礼の電話があると思います」

はいはい、今頃現れましたか・・・

それから何日経つのやら
落とし主の◯◯さんからは、何の連絡もありません
運転免許証から、落とし主の顔は知っています
まぁ、そこそこ誠実そうな顔かもしれませんが
はて、これから後、落とし主から連絡はあるでしょうか
ないでしょうか?

世知辛い世相を反映して、落としても見つからなかったり
拾ってもお礼の電話はないかもしれません
こういう場合「お礼の電話を望むなんて」という人は多いでしょう
いいんですよ、私みたいな人がいても
単に喜びの共有がしたいのかもしれませんし
私が落とした側なら、お礼を言いたいから
そういう理由です

でも、私の落としたバッグやキャッシュカード10枚と
メガネ(新品も含め)三個は戻っては来なかった
誰も警察に届けてくれなかったんです
私には必要なものばかりだったのに

クイズ、というか予想
これから落とし主から電話がある確率は何%でしょうか?
私の今の心境では30%位かな
もっと少ない可能性もあります
主人に聞いてみたら「ないんじゃない?」
つまり 予想は 「0%」でした
昭和を懐かしむ前に、
己の態度を顧みたらいい人もいるかと思いますが

東日本大震災が起きた時に「絆 絆」と歌うがごとく
喧伝された言葉ですが、その中に新聞に載った小さな記事
独り暮らしの人とか、年寄りとか、
「誰も助けてくれなかった」
「誰も心配してくれなかった」
そういう被災者の声が載っていました

綺麗事のいい人ぶりっ子はやめて下さい、と思います
お祭り騒ぎの絆よりも、本当の意味の誠実さは
そういうところにはございません、かも
しれません
コメント
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