ブルーノ タウトの桂離宮を若いころ読み、何故かずっと頭に残っていた市松模様。
離宮の前庭を散歩していた時、行列をしている人達が目に入った。
係の人に尋ねると、当日でも参観できるとの事。
早速午後からの予約を取り、一旦引き返し食事を済ませた。
1グループ2・30人位で、先頭に案内する人が付き、
後尾には皇宮警察の警官が、カウンターを持って警護につく。
警護するのは、当然のことながら我々をではなく建物と庭園。
案内の人が、熱意のない声で淡々と400年程の歴史を物語ってくれる。
池のほとりを歩いて最初の建物、茶室があり風炉が切られ水屋がある。
次の間は違い棚があり、網代編みの引き戸が見える。
そして期待の市松模様。
質素な床間、大胆なデザインと色合い、見られてよかった。
最も襖や壁は、時折修復されているのだろうけど。
暖を取るための火袋、上部の袋戸棚は物を温めるために使用したと云う。
袋戸棚には、鳥の絵画が施されている。
通路には、石畳が施されている。
参観料、今は無償。
建物は、雨漏りや経年による傷みで、近い将来修復工事が計画中と聞く。