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ドラフト「怪」説2011「『即戦力』…そいつは食えるのか?」その5

2011-11-02 00:00:19 | 野球・ドラフト「怪」説
★オリックスバファローズ

1位(×高橋周平内野手・東海大甲府高→)
安達 了一 (あだち・りょういち)内野手 24歳
右投右打 178cm75kg
群馬・榛名高-上武大-東芝
今年の内野手の即戦力候補No.1といえば彼!打撃では初球からでも思い切りバットを振れる点が坂本勇人(巨人)とそっくりで、ツボにハマれば一発もあり、右打ちなどの小技も利くところが良い。守備では強肩と俊足を生かした守備範囲の広さが売り物だ。

2位
縞田 拓弥 (しまだ・たくや)内野手 25歳
右投右打 178cm76kg
福岡・東福岡高-日本大-JR東日本
強肩、俊足の持ち主で、その身体能力を生かした守備力の高さに定評がある。本職の遊撃手の他に二塁、三塁、外野も守れるが、本人はあくまで「遊撃手一本で勝負したい」と語る。打撃が課題とされてきたが、今秋の東京都企業大会では首位打者を獲得!

3位
佐藤 達也 (さとう・たつや)投手 25歳
右投右打 178cm77kg
埼玉・大宮武蔵野高-北海道東海大(現・東海大北海道)-Honda
150キロを超える直球を中心として打者に真っ向勝負を挑むタイプで、Hondaではクローザーを任されている。高めの直球で空振りを奪えるだけの球威はあるが、プロでも通用するためにはもう一つ、勝負球として使える低めへの変化球を磨きたいところか。

4位
海田 智行 (かいだ・ともゆき)投手 24歳
左投左打 179cm80kg
広島・加茂高-駒澤大-日本生命
スピードは出ない代わりに、カットボールやスライダーといった多彩な変化球とのコンビネーションで投げるスタイルは、大学の先輩にあたる高橋尚成(エンゼルス)に似たところがある。打たれ強い選手で、ランナーを出してもなかなかホームへは還さない。

5位
庄司 龍二 (しょうじ・りゅうじ)捕手 25歳
右投右打 176cm80kg
和歌山・箕島高-大阪体育大-ジェイプロジェクト
遠投120mの強肩で、二塁送球は1秒8前後と素速く、インサイドワークも高い評価を得ている。大学時代は2年春の日本選手権に出場し、強肩強打の大活躍でチーム初の日本一に貢献した。社会人では、会社が展開する居酒屋で働きながらプレーしている。

6位
堤 裕貴 (つつみ・ゆうき)内野手 18歳
右投左打 172cm70kg
佐賀・龍谷高
一番の売りは打撃で、ボールを乗せて運ぶような巧みなバットコントロールで広角にヒットを量産する。これにプロのパワーが身につけばなお面白い。守備では打球に対する一歩目の判断力が素晴らしく、セーフになりそうな打球もことごとくアウトにする。

7位
小島 脩平 (こじま・しゅうへい)内野手 24歳
右投左打 177cm75kg
群馬・桐生第一高-東洋大-住友金属鹿島
もっと高い順位での指名があってもおかしくなかった、社会人屈指の二塁手。打撃ではリストの使い方が上手く、直球はもちろん、変化球にもしぶとく食らいつく。50m5秒7の快足を生かした守備、走塁にも定評があり、即戦力候補として期待して良い。

8位
川端 崇義 (かわばた・たかよし)外野手 27歳
右投右打 176cm80kg
神奈川・東海大相模高-国際武道大-JR東日本
走攻守が高いレベルでまとまっており、毎年のようにドラフト指名候補に挙げられていた存在。打撃はパワーとうまさを兼ね備えており、ライトへも強い打球が飛ぶあたりは長野久義(巨人)とイメージがかぶる。年齢的にも、即戦力を期待したいところだ。

育成枠
1位
稲倉 大輝 (いなくら・だいき)外野手 18歳
右投右打 180cm85kg
熊本・熊本国府高
恵まれた体格が目を引く、熊本の高校球界屈指のスラッガー。高校ではそのパワーを買われ、1年秋から4番を務めた。通算本塁打は23本で、広いと言われる熊本・藤崎台県営野球場(両翼99.1m)で2本の場外本塁打を打って注目された。将来性は十分だ。

2位
柿原 翔樹 (かきはら・しょうき)内野手 18歳
右投右打 175cm75kg
熊本・鎮西高
稲倉に負けていない、こちらも熊本の高校球界屈指のスラッガー。大柄では無いが、リストを利かせたフルスイングで豪打を連発し、通算本塁打は36本を記録している。本職は三塁手だが、遊撃、外野もこなし、投手として140キロを記録したこともある。

解説
横浜が、本指名の9人中8人が高校生ということで注目されましたが、こちらはその真逆で、8人の本指名中7人が社会人という、これまた大胆な内容になりました。まぁ、オリックスは昔から社会人の指名を好むところがあるので、さほど驚くことではないかも知れません。
さて、その内容ですが、即戦力候補の内野手3人指名というのは驚きましたね。1位で高橋周平内野手(東海大甲府高)をクジで外してどう出るかと思ったら…!「そんなに今の内野陣が信用できないのか」と思ったのですが、確かに、レギュラーが故障で抜けたりした場合の控えが薄いんですね。この指名には岡田監督の強い意向があったそうです。なるほど。
個人的な注目は、8位指名の川端。社会人でドラフト指名が解禁になってから、毎年のように候補に挙げられていたのになぜかスルーされまくり。「おかしいなぁ」と思っていたのですが、ようやく日の目を見ました。1年目から大暴れしてもらいたいです…!


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